NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160515.html
お次は彫刻ゾーンにまずはパッと目に飛び込んでくる後ろ姿の彫刻。初期のミケランジェロ作「Young Archer」という作品ですどうやら未だにこれがミケランジェロの作品なのかどうかは論争があるようですが、とりあえずミケランジェロの作品として紹介されました。
ですが、その彫刻は我々におしりを向けて展示されていますガイドさん曰く「これは今の若い館長のアイデアで、この彫刻は後ろ姿が素晴らしいということで敢えて逆に展示してあります。なので背後がライトアップで照らされているのです」とのことうーん、なるほどーこういう風に館長次第で作品も色々味わいが変わってくるものなんですね勿論正面に廻れば、表側から見ることは可能です。
その他数点彫刻を見て、引き続き急ぎ足で絵画ゾーンへと向かいます
まずはクロード・モネの油絵から「ザーンダム」というオランダの風景画ですこれもガイドさんの解説によると「良く見ると河畔の木の下に女性が一人佇んでいるのがわかります。これはモネの奥さんと見られ、旦那が絵を描いている間、奥さんがずっと河畔で作品が出来上がるまで待っていたのだとわかります」とのこと。
特にモネの奥さんは長い闘病生活の末に32歳の若さで亡くなったのだとか。それ故、モネと奥さんの愛情が伝わる作品になっているようです。なるほどー、やっぱり専門家のこういう話を聞くと、また一層味わい深いものになりますね
↓急いで撮ったので若干ピンぼけ
その他、ラファエロの「Madonna and Child Enthroned with Saints」などを見たりして、また足早に次の作品へと移動しました(つづく)