KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

コロナワクチン期待感で浮き足立つ

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日経平均は本日大幅続伸。昨日のNYはバイオ医薬大手モデルナが開発したワクチンの有用性が認められたことで、全面高の展開に。特にここまでコロナ禍で打撃を受けるようなところが大きく買い戻されました。長期金利は0.72%まで上昇。VIX指数は29.3ポイントにまで低下。中小型株指数のラッセル2000は6.1%の上昇。半導体指数のSOX指数も4.8%の上昇。

それらを受けた日経平均も朝方から大きく買いが先行。ただ間も無く戻り高値を更新して買い一巡となると、その後は戻り待ちの売りに押し戻される展開に。昨日巨額赤字決算を発表したソフトバンクG(9984)が一転売られると、一段と上げ幅を縮める動きになりました。後場寄りで一段安となったものの、そこからは買い戻しの動きが出ています。売買高は13時半時点で10億株台と低調。


投資判断は「やや買い」。ファーウェイに対する禁輸措置強化が発表され、中国もAppleシスコシステムズなどのアメリカ企業を「信頼できない実体リスト」に加える用意があるなどと応じ、また米中関係は悪化してきています。ただ先般トランプ大統領が「断交」まで口に出しても株価に大きな売り圧力にならなかったことから現状「またか」程度に楽観的に受け止められているようです。

そういう意味では株価は「強過ぎる」と言えるかも知れません。悪い経済指標に加え、JCペニーを始め有名百貨店やシェール企業が相次ぎ破綻、あるいはTesla社長のイーロン・マスク氏が「Teslaの株価が高過ぎる」と発言してもお構いなし。加えて個人的に気になったニュースは「アメリカで株式売出が増えている」という報道。逆に言えばそれでもアメリカ株がしっかりしている点は強く、これから一体何が起これば株価は下がるのか。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-15/QACK6SDWRGG601

一方、個人的にこれはプラスと感じたのは、マスターカードが「5月から利用状況が改善している」とのこと。この個人消費の復調期待感がGDPの下支えになってくるとも思います。もし本当に回復するのであれば、足元の低金利環境下と加わって爆発的な消費が起きる・・・と考えるは、まだ早いでしょうけれど。

久しぶりに為替について言及すると、ユーロドルは1ユーロ=1.08ドル弱のラインが今年の下値抵抗線になっているのがわかります。特に5月以降はその傾向が強く、これを下回るようだとユーロの一段安となりそうです。そしてこれはドルインデックスチャートと逆相関にあり、ドルインデックスは100ポイント強の水準が上値抵抗線になっています。というより、100ポイントを超えると何らかの力で押し返されているような感じです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

先般トランプ大統領はマイナス金利プレッシャーをFRBにかけていましたが、先日の講演でパウエル議長がマイナス金利に対して否定的な見解を示すと、一転「強いドルが望ましい」などと言っており、ちょっと真意がつかみ取れません。ただもし本当にトランプ大統領が強いドルを嗜好するならば、100ポイント水準を明確に切り上げていくことになります。

ちなみに為替の短期筋はどう見ているかというと、ユーロ買いドル売りポジションを高めています。ですから圧力的には反対売買によるユーロ売りドル買い圧力が強いといえ、何らかヨーロッパで不安定な話(感染拡大など)が出てくると、節目を突破してくることになりそうです。
https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

本質的にはドルが強い方が、株式市場にとってはプラスです。日本にとってはドル円の円安要因になりますし、アメリカ国民の購買力の高まりや、基軸通貨としている国も安定します。ただ今の水準でも十分強いので、更に強くなると新興国通貨安が加速し、それはそれでまた色々と問題もあります。あくまで現在の環境に対して、どの水準が居心地が良いかという問題です。

先々週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1,206億円の売り越し。先物も704億円の売り越しで、連休明けの二日間だけで株価も上昇した週なのですが、結構売られました。結果、現物・先物合わせて13週連続の売り越しは16年3月以来と見られますが、果たしてどこで止まるのやら。

また先々週末ベースの裁定売り残は687億円増えて2.4兆円。裁定買い残も195億円増えて5191億円ということで、差し引きで前週より492億円増加の1.8兆円の売り越しとなっています。この歴史的な高水準が続いている辺りは、引き続き好需給の環境ではあると思います。あとは金利が上昇し、それに伴って裁定解消の買い戻しが出る機会を待つのみ。

本日はドイツでZEW景況感指数の発表があります。アナリストなどの見通しを示すものですが、ドイツも経済活動緩和を受けて先行き見通しは幾分明るくなっているはずですが、どの程度明るさが増すかに注目度合いが集まります。前月の28.2に対して、予想は30.0となっています。アメリカは大きなイベントは無いものの、決算は小売最大手のウォルマート

明日20日(水)は機械受注の発表があります。また訪日外国人観光客数の発表がありますが、前月同様ほとんど無いでしょうね。アメリカではFOMC議事録の発表があります。マイナス金利の話はまあ出ていないでしょう。あとWTI原油先物限月交替になりますが、限月交替と言えば前月はマイナス価格になったタイミングです。ただ今回は既にETFなどから直近限月のものは外されているので、やはりあまり影響は無いでしょうね。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズは前日急伸した反動も出ましたが、何とかプラス圏をキープしており強い動きを継続しています。上昇率ランキング上位を見てもいかにも新興市場という感じの勢いの良いものが目立っており、引き続きコロナ禍の影響を受け辛いところが強みです。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は続伸。SIXPADの宣伝塔にパッキャオに続いてボクシング世界三団体統一世界王者、井上尚弥選手とのパートナーシップ契約を結んだことが材料視され、昨日は大幅高になりました。実は同社が安値から1.5倍化したのは今回が初めて。マザーズ高の背景もあり、何十度目かの正直でいよいよ流れが変わったのかも知れません。


サニックス(4651)は反発。決算後の長い上ひげを受けて昨日は大幅安。本日はさすがに地合の良さから小反発となっていますが、弱い動きになっています。うーん、あの決算でここまで売られる筋合いは無いと思いますから、押し目は積極的に拾っていきたいところです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。