KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日反発。昨日のNYは中古住宅販売仮契約指数が99.6と前月比で44.3%の過去最高の上昇となったことで安心感が拡がり、3指数揃って堅調。運航停止となっている737MAXの試験飛行が開始されたボーイングが14%超の急騰となりダウを押し上げました。一方、年金資金などのリバランスが意識され、ここまで強かったNASDAQ株やバイオ株が相対的に弱く。


それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。一気に昨日の高値を上回ると、その後は22400円を回復の動き。中国のPMIがそれぞれ予想を上回ったことも安心感に繋がりました。ただ中国株が始まるとやや上値が重くなる展開に。後場前場安値に並ぶ場面がありましたが、そこで売り一巡感が出て再度22400円を回復。売買高は14時時点で7億株台と低調。


投資判断は「やや買い」。まず毎週恒例のFRBのバランスシートの確認ですが、6/22時点でまた減少。やはり感染拡大云々という悪材料もありますが、元々FRBのバランスシート拡大によって支えられていた市場ですから、それが減少すれば売られるというだけの感じもあります。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

ただ全般的に落ち着いている方と言えます。例えばドイツのワイヤーカード破綻は、フィンテック企業初の大型破綻に。元々フィンテックやIT企業は設備投資費用が製造業に比べて相対的に低く済み、破綻リスクは小さかったはずです。それが破綻したとなると、雰囲気が悪ければ、いつぞやのライブドアショックに繋がるような、IT企業全体に対する疑義の目に変わってもおかしくありませんでした。

特にNASDAQが過去最高値を更新し、1万ポイントという節目も突破したタイミング。もっとNASDAQがドドッと売られても良い気もします。なお金曜はFacebookが10%近い急落となりましたが、これは日用品大手のユニリーバヘイトスピーチ対応が出来ていないという理由からFacebookTwitterへの広告出稿を取りやめると報じられたことが原因になっています。

ワイヤーカードの話は、(そもそもNASDAQ銘柄でも無いですが)あくまで個別問題として通過しつつあります。シカゴ短期筋のユーロ買いポジションはまた6/23時点で増えており、もし今回の件が大事ならば、もっとユーロ売りがドドっと進んでもおかしくありませんでした。まあドイツ銀行も危ない危ないと言われ続けているのにしぶとく生き残っているのですから、それに比べれば規模的にもマシではありますが。
https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

一方、アメリカの金融機関のストレステストは無事終了しました。ただそのストレステストの結果を受けて、配当や自社株買いに制限となったわけですから、当然金融機関の財務体質が盤石なわけではありません。

個人的には今一番気にしているのは原油市況です。参考程度の話ですがベイカーヒューズの発表する掘削リグ稼働数は前週比1基しか減っていません。一応原油在庫量は過去最高を更新しているので原油価格が上がっても掘削しようという気にならないのでしょうけれど、もう供給量を減らすことで価格を安定させようという流れは終わっている(つまり需要が伸び無いとこれ以上はどうしようもない)とも言えます。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

今週のスケジュールとしては、本日はイギリスがEU離脱後の移行期間を延長する期限でもありますが、こちらはもう申請しないとイギリス側が言っているので、それで織り込み済みと思います。アメリカではパウエル議長の下院委員会での証言があります。また輸送大手フェデックスの決算。コロナ禍でもECの活発化はプラスですが、BtoBが弱そうなので、決算がどうなるか。

1日(水)は日銀短観。各数字が悪くなるのは当然として、どの程度の範囲で収まるのか、また設備投資は?想定レートは?というところが注目されます。他にも路線価の発表もあります。本来は年初の時点の土地の価格を参考に決まるのですが、特に今回はコロナ禍の影響を加味して減額修正を検討と伝わっており、その辺りが不動産株へどう影響するか。

中国では財新の製造業PMI。アメリカではISM製造業指数の発表があります。前月の43.1→49.0と回復が見込まれるものの好不況の分かれ目である50は下回るとの予想。また石油の週間在庫統計の発表があります。各州の経済再開が遅れる中で4週連続の過去最高更新となるかどうかに注目です。

2日(木)はイレギュラーですがアメリカの雇用統計があります。前回は予想外の絶好調でトランプ大統領も大喜びでしたが、今回はさすがにそうはいかないのではないでしょうか。前回分の修正も気になります。雇用環境に関しては事前予想なんて全くアテにならないことが前月露呈しましたから、昔ほど大きく気にされないのではないかと思います。そもそも先月も好調な結果を受けても結局S&Pやダウは雇用統計を受けた翌月曜がピークで、その後下落を続けました。



新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。年金資金の巨額なリバランスが意識され、アメリカではNASDAQが相対的に弱く。その流れで日本はマザーズが半年末のリバランス売りに遭い、昼には先物が一時サーキットブレイクとなる急落になりました。ただその後は落ち着きを取り戻しています。日経JASDAQ平均は6月末の連騰記録続伸に向け順調で、総合的に需給は良好です。


ポートフォリオ銘柄】
フマキラー(4998)は大幅高。ヒヤヒヤしながらも、結局無事2000円の目標達成となり卒業となりました。昨日アース製薬(4985)が中間決算の大幅上方修正を発表。出尽くしとならなかったところに連れ高となりました。目標達成となったからといってここから下がるかどうかはわかりません。あとは材料次第ですね。


日本KFCHD(9873)は反落。昨日は突然の急騰となり3000円回復の動きになりましたが、その反動が出た形です。昨日の急騰は週末に四季報を熟読した個人投資家の買いか、あるいは日本マクドナルドHD(2702)が権利落ちとなったので、優待取りが鞍替えしてきたのかも知れません。とにかく超割安の成長株であるのは事実です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。