KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

見えない事と見える事

先日ニュースでも報道されていたのですが、サイバーダイン社の「HAL」というロボットスーツが量産体制に入ったということです。言葉だけで見ると近未来的な感じですが、見た目も近未来的です(;^_^A

↓サイバーダイン社のHP
http://www.cyberdyne.jp/

これは別に趣味の世界で出来上がったものではなく、リハビリや重労働作業用のスーツとして開発されたものです。それにしてもサイバーな感じですよね。そもそも「サイバーダイン社」という名前が映画「ターミネーター」でターミネーターを作った会社と同じらしいです(ターミネーターの方は厳密にはサイバーダインシステムズ社らしいのですが)。AIBOASIMOから始まったロボット新時代はいよいよ中興の時代に移りそうな予感がします。

確かにうちの父のように筋肉が細って動けなくなった人のリハビリには最適ですね。でもいくら位するんでしょ?やっぱ1000万は超えるのかな?でもリハビリを受ける当人は恥ずかしがって着用しないような気もします(;^_^A若い人になら似合うんでしょうが、老人にはちょっとねー・・・かつて「CYBORGじいちゃんG」という漫画が「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」の作者小畑健氏(先日銃刀法違反で捕まっちゃいましたが)によって描かれ、その名の通りサイボーグのじいさんのお話だったのですが、それを彷彿とさせられます。

それにしても「人間が想像しうる未来は必ず実現できる」と言われているように、様々な製品が実現していってます。ネットや携帯電話はその顕著な一例ですし、リニアモーターカーや先日のニュースでは透明人間になれるマントも大部分仕上がってきたと言います。すごいですねー(××)

でも透明人間ができると犯罪が急増するでしょうから、そのマントは適切に管理されないといけません。防犯装置にサーモグラフィーも使われるようになるでしょう。一人で部屋にいるつもりが、いつの間にやら隣に人が座っていたとか起こり得、さながら幽霊のような存在になりかねません( ̄Д ̄;;

そして究極の発明はタイムマシンでしょうが、これは未だ実現しそうにありません。ただこれも発明されると世界はどちらかというと大混乱するでしょうね。その設定にも因るのですが、例えば未来過去に行けるのか見るだけなのか、未来を変える事ができるのか、タイムマシンは誰かが独占するのか、万人が使えるのか・・・。まずタイムマシンを独占しようという動きが国家レベルで起きるでしょうね。完成間近になるとスパイにより研究成果を妨害or盗む動きが出てくるでしょう。タイムマシンがあれば金融取引でいくらでも稼げるわけですから、その時点で富の独占、世界経済の崩壊が起こるわけで。

うーん、となるとタイムマシンを持った国に世界が支配され、暗黒の時代が訪れそうです。むむむむむ。そう考えるとタイムマシンはできない方が良いみたいですね(;^_^A

さて、それでも未来を覗いてみたい日経平均は本日反発。NYダウの最高値更新と寄り前の外資系証券の注文動向が大幅買い越しだった事を受けて堅調な推移を見せています。ただその割には弱い上昇とも言えそうです。投資判断は引き続き「買い」。昨日は16900円をつける場面も見せ、上昇の勢いは未だ衰えずといったところ。力強い上向きのチャートが続いています。

新興市場も「買い」。一連の主力銘柄の下方修正を通過して落ち着いた展開。各指標共75日線との攻防が未だ続いており、根負けしなければ上抜けて非常に強い展開になると思われますし、今回は根負けしないと思います。USEN(4842)も予想に反して強いチャートを形成しました。かつての新興市場らしさが戻ってきたという見方もできるかと思います。ただUSENに関しては引き続き懐疑的です。

ソネットエンターテイメント(3789)は反落。昨日266000円をつけ、この水準4回目のトライ。ここ最近はボックス圏の動きとなっていますが、度重なる上方修正により今回こそ抜けるかというところ。ストキャス的には良好。ちなみに今更影響はないでしょうが、本日子会社DeNA(2432)の決算発表日。

バンナムHD(7832)は続伸で年初来高値更新。その後は達成感からやや値を下げていますが、まだまだ上昇過程。まずは2000円達成を目指す向きへ。

ソフトバンク(9984)は続落。一昨日の「予想外」料金プラン発表で昨日寄りこそ大きく買われましたが引けにかけては売りに押されマイナス。今日もその流れが続いているようです。私はこの「予想外」料金プラン発表に関して「攻めの姿勢が見れて良かったけれど、結局大人のソフトバンクにはなってないんじゃないか」という見方です。

ユーザー側の立場で言えばちょっとソフトバンクに乗り換えてみようかなという気にはなりました。ただ実家と「家族割り」で使っているので家族会議で決めないといけないんですけど。結局はナンバーポータビリティーの足かせは「囲い込み」にあるんですよね。他の家族を説得できるだけの材料がないとなかなか変更とはいきません。今回のソフトバンクは一応その材料を価格という形で提示してきており、非常にわかりやすく説得力はそこそこあると思います。ただ固定電話のマイライン獲得合戦と同様、今回のナンバーポータビリティーはそれ程シェアに大きな影響は与えないとも思います。

今回の価格破壊作戦はADSLの時程大きなインパクトがあるわけではないですが、一定の評価はしたいところです。ヤフー(4689)はあれから長い年月をかけて確かに最高益を更新して昨日もストップ高でした。そういう意味では今回の携帯事業も長期的には成功すると思います。ただやはり先の長い見通しですから目先の株価に素直に反応する形にはならなそうです。

ただテクニカル、需給面では良好。上昇トレンドは継続中で、昨日発表の信用倍率は引き続き低い水準で逆日歩は継続中。長期的には5000円も目指せると思っておりますが、現在の評価はまあ妥当なところだろうと思っています。

パルコ(8251)も続落。ただこちらもソフトバンク同様需給面では良好。信用倍率は0.14倍と更に改善しており、トレンドは少し怪しくなっていますが、基本的には需給面に支えられて上昇がまだ続くと思います。

メディシノバ(4875)は続伸で120円台回復。さすがに下げ過ぎであり、110円台は絶好の買い場。最近大株主の移動が激しく、今度は大手ヘッジファンドであるオズ・マネジメントが5%保有とのこと。思惑が思惑を呼ぶ展開となっております。完全に割り切った形での投資で。

以下、推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2860円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 1月20日再推奨 390000円→260000円 目標75万円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2000円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→614円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→9050円 目標10000円

バンナムHD(7832) 7月24日注目→8月9日推奨に格上げ 1640円→1919円 目標3000円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2615円 目標3000円

パルコ(8251) 9月21日注目 1394円→1480円 第一目標1700円 第二目標2000円

メディシノバ(4875) 9月27日注目 128円→121円 目標とりあえず140円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。