KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

てるてる家族 中編

結局てるてる亭に着いたのがジャスト14時。ビルの3階に入っているのですが、もう出囃子の太鼓が鳴っていました( ̄Д ̄;;エレベーターを降りるとスタッフの人達がお出迎え。
「既に始まっておりますので・・・」
と言いながら、真っ暗な場内を先導して案内してくれました。

場内はさすがプラチナチケットだけあって満員。その中にポツンと我々の席だけが空席となっていました。よりによって非常に良い席が取れており、前から3列目のど真ん中。なので非常に入り辛かったのですが、申し訳なさそうに間に入っていきました(・・;)

幸いまだ本当に始まったばかりでして、志の輔師匠のお弟子さんの落語の枕の部分でした(残念ながら名前は聞けなかったのですが(-。−;))。話は古典落語だったのですが、少し緊張されているのか少々しゃべり方が早口で、偉そうに批評すれば「もう少しやなー、勿体ないなー┐( ̄ヘ ̄)┌」という感じがしました(時間の制約等もあるのでしょうが)。

それでも勿論話自体は面白く、ところどころでドッとうけます。私も笑いながらふと横に目をやると、嫁は目の焦点が合ってない感じでボーッとしていました(-。−;)どうやらここまで走ってきた事で全力を使い果たし、酸欠気味で話を聞くどころではない様子。
「大丈夫?(-。−;)」
と小声で聞いてみましたが、黙って頷くばかり。それでも時間が経つにつれ、笑い声も出るようになったので、ホッと一安心。

二番手は四番弟子の立川メンソーレさん。なんちゅー名前やと思ったのですが、名前の通り沖縄出身の落語家さんだということでした。こちらも古典落語でお付き合い。

そしていよいよ真打ち登場の立川志の輔師匠。ゆっくりとした歩みで高座にやってきて座ると深々とお辞儀を一つ。少し枯れた声が小さく、今までの元気が取り柄のお弟子さん達とは雰囲気が異なります。大ボス登場という貫禄でいっぱいでした。(つづく)

さて、大ボスが登場してきつつある日経平均は本日続落。今晩の休場開けに出るアメリカ自動車2社の再建計画に対する警戒感から売りが先行。先物売りに押されて下値を徐々に切り下げる展開で、一方下値で目立った買い支えも感じられず。結局は年初来安値を更新する形となりました。

投資判断は「買い」。G7での中川財務大臣の失態から辞任にまで話が進み、一時92円まで売られる「日本売り」の円安が進みました。支持率も1桁台になった現内閣は、そこまで生き恥をさらして何をしたいのかという感じですが、この下げ続ける株価の大きな一因が停滞している日本の政局にあることは火を見るよりも明らか。これから世界が反発相場に転じた際に、日本も一緒に反発できるかどうかは、現段階では不透明な感じです。

ともあれテクニカル的には昨年11月の安値7406円が一つの節目になりそうです。しかしながらTOPIXの方はほとんど同日の安値に面合わせしている格好で、甚だ心許ない状況。今晩のNYがどうなるかにとにかく注目ですが、正直雰囲気はなかなか好転しないでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。日経ジャスダック平均にいたってはあの昨年10月10日の安値1023円に届こうかというところまできています。とにかく今は雰囲気が悪く、なかなかここから積極的に買いに向かえる勇者は少ないのではないかと思います。それでも戻りだしたら早そうですから、下げにぶらさがりながら少しずつ買いを入れるというのも悪い戦法ではないと思います。

ソフトクリエイト(3371)は小動き。来週から貸借銘柄に選定されるということで、流動性の向上が期待されます。ようやく空売りが入ってくる事になり、短期的には単純に需給は悪くなるかも知れませんが、長期的に見ると反発底入れが入りやすくなる環境が整うという事になります。大相場には売り方の買い戻しという動きが必須ですから、ようやく下地が調ってくるというところです。

ソフトバンク(9984)は反落。モルガンやSMBC等による投資判断引き上げにもかかわらず弱い動きに。ただテクニカル的には下値支持線として最近機能している75日線が目前ですから、この辺りで反転する可能性が強いです。一方でこの水準を下回ってしまうと、しばらく苦しい展開になってしまいます。今晩のアメリカが比較的落ち着く事を祈るのみ。

メディカルシステムネットワーク(4350)は続伸。自社株買い発表直後の株価まで戻ってきました。実際の買い需要も自社株買いなのかも知れませんが、85000円どころを抜ければ95000円までは真空地帯ですから、戻りも早いと思われます。

ダイハツ(7262)は続落。今晩のアメリカで自動車産業に対する何らかの材料が出る事になるため、とにかく今日のところは様子見の動きが強まりました。ただホンダ(7267)のハイブリッド車「インサイト」が発売発表から好調な滑り出しを見せて、計画の倍の1万台を早くも受注。このご時世でも安くて良い車には需要があるという事を示しています。一方のトヨタ(7203)もプリウスを対抗値下げ。日本の自動車業界は良い方向で新しい局面を迎えそうです。

みずほFG(8411)も続落。昨晩NY市場が休場だったこともあり、欧州の金融株安がモロに影響する格好。一時昨年11月以来の200円(当時は20万円)割れとなりました。アメリカの自動車産業に対する方向性がはっきり見えてこないと、なかなか買い辛い状況。ただメガバンクはこのご時世でも新卒採用をそれ程減らさないという社会的には明るい話題も出ており、これだけ景気が悪くても公的資金を要請しないメガバンクの相対的な強さが垣間見えるところでもあります。やはり邦銀は強気でいけるでしょう。

セブン銀行(8410)は反落。テクニカル的には28万円到達でようやく十字線を出してきました。この辺りが短期的な天井だという事を示しています。大丈夫だとは思いますが、もし反して30万円まで逆行高するようであれば、損切りとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→671円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→182100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1351円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→84700円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→701円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→200円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8350円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→101円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→405000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→63円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→755円 目標1000円

近畿日本ツーリスト(9726) 2月11日より 88円→89円 目標120円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 2月12日より 266600円→278000円 目標20万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。