KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ハービー・山口写真展へ 中編

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(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

7月の成績のうち主なものは
7/27 キヤノン(7751)       2535円→2790円   10.1%上昇
7/23 サンリオ(8136) 【売り】 2770円→2500円   9.7%下落
7/12 サイバーエージェント(4751) 208000円→234000円 12.5%上昇
7/5  ウエストHD(1407) 【売り】 1534円→1415円   8.8%下落
7/2  DeNA(2432)        2137円→2340円   9.5%上昇 

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相場が続く限りチャンスは無限大。
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前回のハービー山口氏の写真展の続きです。

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120827.html

一人の少女とバレーボールがこちらに向かってくるような一枚写真。それが氏が写真家を志すきっかけになった一枚だということです。

氏は昔から病気で、子供の頃は引きこもりがちな生活だったとか。大好きなブラスバンド部の活動も出来ず、友達もできず、鬱屈した日々を送っていたそうです。そんな氏に向けられる同級生や先生の目線は常に冷たい印象だったと。

ある時、氏が何気なく公園で遊んでいるのを見かけた少女に「1枚写真を撮らせて欲しい」とお願いし「いいよ」と快諾してもらったとのこと。その少女が遊んでいる瞬間を撮ろうとしたその時、ボールが思わぬ方向に飛んでいって、氏に当たりそうになった。

その瞬間に撮れた一枚。この少女は「あ、危ない!」と氏を気遣うような優しい目を見せてくれた。こんなに優しい目を今まで見たことがない。同時に、こんな見る人を優しい気持ちにさせる写真を撮って、どんどん皆に見てもらいたい。そういう気持ちが氏に写真家を志望させたきっかけになったそうです。

ちなみに、もう一度この少女のような瞳を撮りたいと思っているものの、未だに出会えていないそうです。叶うなら、もう一度だけでもあの瞳を撮りたい、とのこと。

氏の作品はほとんどの被写体が「人」です。そして、その表情は必ず笑顔・・・というわけではありません。本当に自然な、それは喜怒哀楽以外の無の表情だったり、何気ない日常の一枚を切り抜いた作品がズラリ。写真の中には格好を付けたりすることなく、「その時を生きている人間」の姿がありました。

それから、安保闘争の時代だったことから安保の際の写真や、近くの神社で行われた祭りの写真、学校の中で楽しく学生時代を過ごす生徒達の姿、沖縄返還の際の沖縄の写真・・・などなど、様々な作品が展示されていました。(つづく)


さて、自然体ではない日経平均は反発。前日のNYは出てきた景気指標が強弱感対立する内容で、薄商いの中高安マチマチ。それを受けた日経平均は、前日安かった反動もあって買いが先行。しかし、週末にバーナンキ議長のジャクソンホールでの講演を控えて、上値の重い展開が今日も続きました。

終日何とかプラス圏は維持できたものの、上げに迫力は無く。売買高は14億株台、売買代金は7000億円台と、引き続き低調。特に後述のシャープ(6753)1銘柄で出来高が2.4億株あり、出来高上位5銘柄で約30%を占める超偏重相場で、それ以外の銘柄は一層閑散という感じでした。


投資判断は「やや買い」。投資判断を引き上げてから今度はやや軟調な展開になって、前回「今週は9100円〜9200円での範囲で推移する」としましたが、いきなり割り込んでしまっています。薄商いの中でトリッキーな動きが続いている感じです。

特によくわからないのが、ドンドン拡大していくNT倍率。本日こそやや縮小したものの、昨日は12.1倍で高値更新。いい加減差を縮めてくるだろう、と思う投資家心理をあざ笑うかのように拡大傾向が続きます。

これは後講釈すれば、商いが薄いので流動性の高い大型株に買いが入りやすい結果だろうと思われます。先物などに資金が流れるため、特にその傾向が顕著。ですから、市場に商いが戻って正常化するまでは、この拡大傾向が続くのかも知れません。

一応、引き続き今週いっぱいの買いスタンスは維持します。ただ明日辺りから月末のドレッシング買いに対する期待もあるかも知れませんが、今月はきっちり陽線を付けてきているので、実際にはあまり入らないような感じがします。

今週は良いとして、週明け、つまり9月からの動きが気になります。私の中ではジャクソンホールの講演が終わっても目立った反応は無いと思っていますが(既にバーナンキさんの緩和姿勢は伝わっていること、また何の言及が無くても8月頭のように市場は無反応ではないか、というところ)、アノマリー的なもので言えば9月は3日新甫(3日が取引初日)なので、荒れる月になりそうです。

特に9月はイメージの悪い月。リーマンショックが起きたのも9月ですが、直近20年のデータでは6勝14敗という抜群の成績の悪い月です。

ただ、今年は8月は円高説、8月最終週高説、共にこのまま外れて終わりそうな感じなので、多分9月の嫌な流れもハズレるんじゃないかと思っています。そもそも直近7年では4勝3敗と、最近では何とも言えないデータですし。まあイベント通過前なので、この辺りはあくまで勘や期待に過ぎませんが。

もし不安ならばVIX指数連動型のETF(1552)ないし(1561)を仕込んでおくのもリスクヘッジ手段として有効でしょう。丁度VIX指数は小さくなっていますから、買いやすい水準です。ただ時間と共に減損していく性質のあるETFなので、地合が戻ったらすぐに売却するのを忘れずに。

アノマリー的なものを言えば、31日は満月。特に今月は「Blue Moon」と言われる満月が2回ある月です(2日、31日)。満月は人間の心理に影響を与え、その人間が売買する株式市場にもトレンド転換の影響を与えると言われたりします。

まあ実際に2日からトレンドが変わったのか、と言われるとそんな感じも無いですし、なんかこういうスピリチュアル的なものに頼りたくも無いですが、最近の値動きがトリッキーなので、妙に気になってしまいます。ただうちの嫁も満月の日は怒りっぽいので、人間の心理に無視できない(?)影響を与えるようです。むしろ私は株式市場以外に気を付けないといけないのかも知れません・・・。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。JASDAQなどは値上がり率ランキングを見ても


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は大幅反発で一時ストップ高。特に目立った材料は無いのですが、一応市場では「ダイキン(6367)のアメリカグッドマン買収という規模の大きいM&Aが、円高環境下で今後のM&A増加に対する期待に繋がる」と解説されています。

ただ個人的にはちょっと後付けの理由のような気もします。というのも、ここ最近同社は不思議と底堅く強い動きが続いていたので、しっかり下値で拾う筋の存在があり、売り枯れたところで何となく材料が出たので大幅高になった、という方がしっくりきます。相方の日本M&Aセンター(2127)はそこまで大きく買われていませんし。

また、同社の年初来高値は2/29でしたが、本日は丁度その半年後の信用期日に当たります。その需給面でのしこりのほぐれ方も、本日買い上げた要因。つまり、今日の上昇は個別要因が強かったのだと思います。

それで、今までのパターンであれば、下落トレンド下の急騰は、結局下落に繋がる、という形で、今までもずっと当ブログで解説してきて、残念ながら実際に下落が続いていました。今回もそのケースに該当すると言えばその通り。

ただ、今回はチャート的に注目すると、75日線が上昇に転じてきたことが買いに拍車をかけた一因と思われます。また200日線が上値を抑えた恰好ではありますが、その200日線も10ヶ月ぶりに上昇に転じてきました。年初来高値を付けた2月にも200日線を越える場面がありましたが、結局下落トレンドにあったため、押し戻されてしまいました。

ですから、今回の200日線越えの意味は大きいと思います。7月の戻り高値も越えられそうですから、一山越えた感じ。あとは週足の上値抵抗線が11年4月、7月、8月、今年3月の高値を結んだ上値抵抗線(今週で86000円辺り)を抜ければ、震災前から続いている長期下落トレンドから、ようやく脱せるのではないかと思います。

ちなみに、私はダイキンの今回の買収はもっと評価されて良い話だと思います。これでガラパゴス化していないダクト式の冷房を新興国にも売り込めるようになりますから、将来の成長性を考えると大きいでしょう。以前もグッドマン買収の話が持ち上がり、既に買収金額の大きさが嫌気されて株価は下落していましたから、今更売られるのも何か違和感を感じました。


NEC(6701)は大幅反発。鴻海への特許売却、ルネサス(6723)のKKRによる買収といった好材料が重なって、朝方から買われる動きとなりました。

ここまでは薄商いの中で横ばい圏から脱するきっかけがありませんでしたが、これでようやく上放れの動きが出ようというもの。ここが再度の上放れタイミングだと思います。


【注目銘柄】
シャープ(6753)は大幅続伸。先日より当欄で紹介していますが、有料メルマガで21日に取り上げ。当初目標を250円としていましたが、本日の上昇を見て11時に臨時メールを配信。

そこで「上値の目処は240円がせいぜい」としましたが、たまたま上手く後場に高値と合致しました。結果、取り上げ当初からの上昇率は30%を越えた大成功銘柄に。いやー、今回ばかりは買い売りの水準がほぼ完璧な仕上がりでした。自画自賛。

と言うわけで、取り上げ根拠を以下に記します。ただ、例によって文字数制限があるので、一部割愛させていただきます。

「液晶、携帯電話では国内首位の電機メーカー。ただ足下の業績は厳しく、主力の液晶テレビの販売不振などを背景に今期も連続赤字は避けられない情勢。結果過剰投資になってしまった各工場の減損が響き、また円高も追い打ち。8/2に出した決算では今期見通しを大幅に下方修正し、その後は既に規定路線だった鴻海による出資取りやめ懸念、各アナリストの格下げなどがあって、売りが止まらない流れになった。

ただ足下では地合の好転に合わせて材料にも一巡感が出始めている。反発のタイミングが近いと見て、下値で拾っていきたい。

テクニカル的には10年4月の高値以降、概ね40%の下落→20%〜30%リバウンドの流れが続いてきた。
10.4.27高値 1260円→10.11.1安値 748円(40.6%減)
11.2.17高値 959円→11.9.13安値 567円(40.9%減)
11.12.1高値 788円→12.3.26安値 467円(40.7%減)
12.3.29高値 619円→12.5.21安値 364円(41.2%減)
12.6.19高値 460円→12.7.26安値 248円(46.1%減)
12.8.2高値 280円→12.8.15安値 164円(41.4%減)

ただ、足下では下方修正や各報道などの思惑によって、このリズムが攪乱された格好。ただその分、戻りの反動は大きくなると思われる。200日線との乖離率は現状で65%にも達しているが、破綻したエルピーダでさえ、破綻前の最大で63%までだった。ここから一段と売り込まれる余地は小さいと見られる。

パラボリックは暗転、一目均衡表では三役暗転が続いているもののMACDは好転。ストキャスは安値で好転に向かいつつある。5日線やボリンジャーバンド-σを抜けてくると、少なくとも上値は随分軽くなってくるものと見られる。

需給面では約5年にわたって下落トレンドとなっているものの、足下の出来高は過去最高水準に膨れあがっており、売りの一巡感が見えてきた。短期的にも8/3の出来高に匹敵する出来高を金曜にこなしてきており、一巡感が見られる。

信用残高は差し引き2000万株の買い残。ただし決算以後急速に売り残も増えてきており、日証金の先週の推移では更に差が縮んできているものと思われる。また日々の出来高に比べても大した水準ではなくなってきている格好」

一応本日の日証金ではまた空売りが増えていますが、もう少し引っ張ってから売りの視点で見ていくべき段階と思います。


インフォテリア(3853)は続伸。昨日も大幅高を見せましたが、こちらは26日の有料メルマガにおいて「170円程度までいったら買っても良い」としました。チャートのみの割り切り銘柄でしたから、あまり積極的には奨めませんでしたが、こちらもなかなか良いタイミングで取り上げられたと思います。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
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最近はまた成績が良くなってきたので、お問い合わせも多数いただいております。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。