KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

三島物語 その9

広島話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20130715.html

3日目。岩惣をチェックアウトした我々は、宮島からおさらば鹿に見送られながら朝にフェリーに乗って広島本土へと戻ります

で、3日目の目的地は江田島。旧海軍兵学校跡は現在海上自衛隊幹部候補生学校になっているのですが、実は私の母校でもあります。もうここを出てから早いもので10年以上経過していますが。と言うわけで、今回広島に行ったついでに14年ぶりに訪ねてみたいと思っていました。それで嫁の友達で自衛隊好き女子がいるので、ここからは彼女も誘って3人の旅。私がガイド役です。

広島駅で彼女と待ち合わせると、広電で宇品港へと向かいます。そしてまずビックリしたのが、宇品港が滅茶苦茶キレイになっていたことおー、何か国際線のターミナルみたいになってるやないかー私が最初にやってきた14年前は地方の小さな駅みたいなターミナルでしたが、前の道路もキレイに広く整備されています

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そこからフェリーに30分くらい乗って切串港に到着江田島は牡蠣の養殖が盛んなので、港には牡蠣の処理場がずらっと並んでいます。フェリーからもたくさんの「牡蠣筏(カキを養殖するもの)」が見えました。

実は丁度訪れる数日前にその一画で悲惨な殺人事件が起きまして、全国ニュースになっていました。色々複雑な事情があったと思いますが、心の中で手を合わせてながら、我々は車で幹部候補生学校へと向かいました。

まあ折角なので当時の思い出を語りますと、14年前に私が初めて江田島に着いたのは幹部候補生学校着校予定日の前日の最終便で。ものすごく気が重かったので、子供じみた感じで一秒でも遅く行こう、と

で、23時頃に江田島に着きまして、港からはタクシーか何か拾えばいいだろう、と思っていたのですが、島をなめていました。23時頃にタクシーなんて港には一台も待っていません

途方に暮れかけた私でしたが、突然車が一台私の前に停まって「あんちゃん、明日着校予定の人やろ?後ろに乗ってけ」と言われ、見知らぬ地元の方にいきなり送ってもらえることに

まあ今考えると本当は色々警戒すべきなのかも知れませんけれど、当時は素直に「ありがとうございます」と渡りに船に感謝しました。やはり田舎の人は優しいものです

そんな江田島も当時は江田島町でしたが、今では合併して江田島市に昇格しています。しかしだからといって急激に発展したわけでもなく、港以外は今でもほとんど当時のまま。細かいところは当然色々と変化があって「懐かしいなー」とか「あそこが変わったな」とか感じましたが、14年前の若かりし頃の記憶が蘇ってくるのでした。(つづく)