KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

一時14000円割れの憂き目に

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本日の日経平均は続落。金曜のNYが小じっかりだったことから朝方こそ買われてスタートしましたが、まず新興市場がそれぞれ年初来安値を付けてくると、日経平均も次第にプラス圏を維持するのが難しい流れに。加えて中国株安も重なって為替が円高に振れ・・・と次第に悪循環となり、14時半には先物主導で14000円割れの流れに。その後は下値達成感から売り方の買い戻しも入り、何とか14000円は回復して引けました。

売買高は17億株台、売買代金は1.5兆円台とまた薄商いに。特に前引け段階では6400億円しかなく、かなりの低調ぶりで閑散に買い無しでした。


投資判断は「中立」。個人的には今日、明日くらいはしっかりすると思っていたのですが、前回「小型株市場の流れが日経平均にも波及してくる」と言及したように、マザーズ指数が相場の先行性を示すような格好になっています。個人投資家が好きな小型株が崩れると、相場全体のタガが外れたような形に。「今年は特に月曜は弱い」のアノマリーに抗えませんでした。

空売り比率は35.6%と相変わらず高いのですが、本日は買い戻しがほとんど入りませんでした。水曜に結果が出る日銀金融政策決定会合に向けた催促相場という感じになっています。

日経平均は先般示した三角持ち合いの下値支持線である14000円を死守できるかどうかの瀬戸際ですが、引け後はユーロが更に売られることで先物が既に14000円を割りこむ流れ。とにかくこの崩れ始めたユーロチャートが収まらないと戻りも厳しいのですが、これを転換するには国内側から日銀による何らかの緩和策が出るか、ユーロ側としては25日の欧州議会選挙を通過するか。それ以外にトレンドが変わるきっかけがありません。

一方、個別ではちゃんとそれぞれ決算を評価した売り買いが機能しており、全般的に商いは薄いですが好決算銘柄や材料株を買う正常な流れは死んでいない印象なので、まあまだ末期的な感じでは無いと見ています。なお、あすか製薬(4514)が値上がり2位になったのは例の事件からの連想か・・・と思ったりもしますが、ちゃんと決算に好反応を示した結果のようで一安心。


新興市場は「中立」。本日は両指数共に軟調。特にマザーズ指数は急落で年初来安値を更新しています。さすがにミクシィ(2121)一銘柄では相場を支えきれず、サイバーダイン(7779)やフィックスターズ(3687)と言った直近IPOがストップ安するなど、その他の銘柄は壊滅的な下落になっています。

明日はまた追証発生に伴う投げ売りなどが出てきそうですが、個人的な印象としてはまだまだ下げが甘いというような感じもします。本当に売りが出尽くすにはもっと激しい下げに見舞われないと一巡感は出ないでしょうね。そのオーバーシュートした際に拾える人が最終的には勝者になるものと見ています。


ポートフォリオ銘柄】
日本製紙(3863)は反発。本日は地合全体が軟調に推移する中で紙・パルプ業が値上がり率1位に。とは言っても目立って上昇していたのは同社と大王製紙(3880)くらいなものなのですが、揃って値上がり率上位にランクインしました。

特段買い材料は無いですが、円高メリット株であること、また空売り比率の高さから買い戻しの動きが強まりやすい状況にはありました。一応なんだかんだで5月の高値を付けてきたので、上昇中で突破しやすい75日線を今の内に抜き去っておいてもらいたいところ。


売り銘柄の光通信(9435)は続落。本日昼に決算を発表し、今期増収増益見込みと増配を発表。ただ今期見通しは四季報予想などを下回る内容だったので、出尽くし売りのきっかけになりました。この辺りは取り上げた時の想定通り。

ただ、後場は8000円を割りこんだ後、引けにかけて買い戻しの動き。結局8000円台を回復してきました。うーん、今まで期待感から散々買われてきた銘柄ですから、もっと反動安が出ても良いと思ったのですが。個人的にはまだ下落目線では見ている一方で、30日にはMSCIへの組入れもあるので、30日までには買い戻し決済を済ませておきたいところ。

ここからは買い戻し場面を探る時期で、明日もしプラスになる場面があれば買い戻しとします。もし下落が続くならもう少しホールドとします。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)も続落。朝方は堅調推移を見せていたものの、後場は地合に引きずられる形でマイナス圏に。そして引けでは商いが特に膨らみました。同社は日本版モメンタム株の代表とも言えるPERの高さであり、ちょっとここから買いを入れる動機付けに乏しいと思われます。

チャート的には5月いっぱい一目均衡表の雲が薄いので、5月がトレンド転換のチャンスでしたが、月初の段階から月次が良くてもトレンド転換に失敗した形。これでは日経平均の下落継続もやむなしという印象です。足元目標株価3万円を目指す動きになっているものと思われます。


【注目銘柄】
トクヤマ(4043)は続落。こちらは前回も当欄で紹介しましたが、7日に配信の有料メルマガで売りで取り上げ。本日は地合の悪さにも助けられて年初来安値を更新してきました。引き続き需給が悪いですから、このまま下落傾向が続いていくものと見ています。目標株価はまだまだ下の水準に。また目標達成の場面が到来しましたら、当欄にて取り上げ根拠などを掲載致します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。