KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

雨のち晴れ

私の住んでいる富山県というところは、書いて字の如く山に富んでいます当然人口のほとんどが住んでいるのは全然平野ですが、県境などはグルッと山に囲まれ、遠くに山々がよく見渡せます一方は「天然の生け簀」とも言われる富山湾があり、霊峰立山の雪解け水が流れ込んで、良い魚の餌になり、美味しい魚がたくさんとれます漁師の友達がいる人が分けて貰った魚を分けて貰ったり

昨日は丁度天気が良かったので、立山がハッキリ見える日和でした我が家からもチラッとは見えるんですが、たまたま父が10年以上お世話になった施設の傍の陸橋を通ると、視界の左端から右端まで雪冠の立山をパノラマで一望できましたそしてその雄大さに改めて圧倒されましたWhat a wonderful view

お陰様で私は最近チョコチョコ現地調査を兼ねて海外に行く機会が増えたのですが、当然観光もしてきますその際、やはり色々な自然の景色を楽しんでくるわけですが、そのどこにも負けず劣らずの景色

子供の頃から見慣れて当たり前だったので今まで何とも思いませんでしたが、海外に行ってふと自分の周りを見つめ直すと、普段こんなにも贅沢な景色を味わっていたんだと感動させられましたただ、その父が元居た施設の傍の陸橋からが絶景過ぎて、母は通る度に父のところに通った日々を思い出して切なくなるのだとか

最近はまた暖かくなってきたので、雪崩などが起きやすい時期にもなってきました。「雪崩で遭難」なんてニュースを聞くと、遠くから見えるこの景色の中で、今誰かが雪崩に巻き込まれたのかも知れない、などと思って妙な気分にもなったり当然見えるわけなんて無いのですが。そう考えると自然の大きさと、それに対する人間のちっぽけさを実感することができます

丁度半月ほど前にも快晴の日があったので、県内でも有数のビューポイントである雨晴海岸に行ってみました富山湾立山を同時に見られる絶景ということで、観光名所になっていますこれまで何度となく富山に遊びに来た人を案内しているのですが、雲がかかって山がちゃんと見えなかったり、なかなかベストタイミングで観ることができませんでした

その日は県内のほとんどの場所からキレイに見えたと思います。あとは山の下半分にどういった景色を合わせて見るかだけの違い。

海の傍を通ると車の窓からでも十分キレイに見えたのですが、駐車場に停めてじっくり観ようと思い、駐車場に向かいましたすると駐車場は既にいっぱいで、2台ほど車が並んでいました私もその後ろに付いて並んだのですが、私の後にもみるみる車の列が伸びていきましたナンバーを見ると県内外から集まっているようで、私同様この天気を見て絶好のチャンスと思いながらやってきたのでしょう。

しかし駐車場も簡単に空きませんそこにやっと一台空いた・・・と思ったら、出車用に空けておいた道路からスッと別の一台が滑り込んできて、今空いたところに停めてしまったのです

それを見て私は当然腹が立ちましたし、後ろの車もクラクションを鳴らして抗議します厚顔無恥に割り込んでまで景色を見て気持ち良いか?何かそう思うと、折角絶景を楽しんで良い気持ちになろうと思ってやってきたのに、むしろ心がギスギスしてしまうので、これ以上並んでいたら余計に腹が立ちそうでしたから、私は何とか列を抜け出して帰りました

まあ私は県内でも近場の方なのでいつでも見られますから、普段見られない人が少しでも多く見られればいいや、と気持ちを切り替えて落ち着きました。そして帰りの車窓で立山を眺めながら、改めて人間のちっぽけさに思いを馳せました

ちなみに写真や映像で見ても全く伝わらないと思うので写真は撮りませんでしたが、以下は観光協会のHP。ライブカメラもあります
http://www3.nsknet.or.jp/~amaharasi/