KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

東京封鎖は回避も、日本の優位性薄れる

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日経平均は本日反落。昨日のNYは緊急経済対策合意観測を受けてダウは一ヶ月ぶりの続伸。ただボーイング原油関連2社が大きく買われる一方でウォルマートが下落するなど、単なるこれまでの巻き戻しに過ぎない形に。また、引け30分で800ドル下落するなど、引き続き不安定な値動きです。一方でNASDAQは小反落となり、VIX指数は64ポイントまで上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。東京での感染拡大やムーディーズの格付けを不服として取り下げたソフトバンクG(9984)が売られ日経平均を押し下げました。その後為替も円高方向に進み売りに押されましたが、中国株がスタートしたところで底打ち。株も合わせて底打ちする流れになりました。ただファーストリテイリング(9983)の下落率が10%を超すなど指数の重石に。

後場は日銀ETF買いが入ったと見られ、TOPIX前場高値を上回る流れに。NT倍率の低下にかけた取引が活発化しています。売買高は13時半時点で11億株台とそこそこ。


投資判断は「やや買い」。振り返ってみると日本で新型コロナウィルスに神経質になったのは2月月初からですが、日経平均20日まで特に大きな反応はありませんでした。TOPIXの方は確かに6日を高値に下落していましたが、20日までの2週間の下落率は3%程度でした。

今回の新型コロナウィルスの日本でのタイムラインに重ね合わせてみると、5日にダイヤモンドプリンセスで10人感染が確認され、実質国内で初めての集団感染となりました。その後は国内でも少しずつ増えていき、死者も出て、20日には政府から「必要性のないイベントに関しては再検討してくれ」と言われた程度。この間のTOPIXの下落が7連敗も挟みましたけれど3%程度というわけで、日本国内の感染拡大による混乱は実はそこまで嫌気されていなかったわけです。

その間アメリカ株はむしろ高値更新波動。その後、イタリアや韓国、中東で感染が拡大し、中国も全人代の延期を正式決定。アメリカでも感染経路不明の患者が出て、WHOがようやく「パンデミックの可能性がある」として下落が一気に加速。

そしてマスクやトイレットペーパーをきちんと供給すると伝えても在庫が瞬間蒸発する令和版オイルショックも発生(原油価格はドンドン下がっていますが)。まあこれは結局例え自分が供給網を信じても、現実的に棚から商品がなくなっていくので、仕方無く買っておかなければならないという悪循環も生じるのですが。

国民の不安や暴動などの原点は物資不足にあります。これはどこの国にも共通して言えることです。ですから、安倍内閣はいかに工場や物流、経済活動を止めないようにしながらも感染を抑えるという難題に直面しています。

ともあれ明らかに欧米にまで波及し、アジアの局地的な話でない、そしてアメリカも対岸の火事ではないとなった時点で世界的な株価暴落が発生したわけです。なので日本の経済がどうとか、中国の混乱がこうとかではなく、アメリカが気にするか否かのただ一点が重要だったわけです。そしてインフルエンザに隠れて新型コロナウィルスの「情報に対する免疫」がないアメリカ市場が大混乱し、世界が大混乱という流れです。

オバマ前大統領の再選を目指す大統領選挙の12年、当時オバマ大統領の再選は危ぶまれてました。ところが9月に襲ったハリケーンサンディへの対応が支持率の上昇に繋がり、オバマ大統領再選に繋がりました。今回トランプ大統領は元々が支持率で有利だっただけに、今回の災いは危機でしかないのですが、どう対応できるかどうかでこの先の流れが変わってきます。

私が15年冬にNYへ行った時にも誰もマスクなんてしていなかったように、感染症に対して欧米人は防御力が弱いです。だからインフルエンザが蔓延しますし、保険もなく病院にかからない低所得者層も多いので年間1.4万人も死亡しています。

これは不快に感じられる方がおられるかも知れませんので聞き流していただければ結構ですが、今回のウィルス騒動は物理的にどう考えても感染拡大を防ぐことができないので、最終的に我々のマインドが慣れるしかない、新型コロナウィルスも新たなインフルエンザみたいなものだと思って受け入れるしかないのだろうと思います。

繰り返し言っていますが、新薬開発には時間がかかりますし、根本的な解決は我々側ができる範囲で対策し、あとは通常生活に戻す他ありません。

そうしないと新型コロナウィルスにかかっていないのに殺される人が多数出てしまいます。実際中小企業は資金繰りに苦しみますし、変に新型コロナウィルスだと診断されたら集中治療室のベッドが埋まってしまい、場合によっては病院自体が閉鎖です。緊急に手術をしなければいけない別の患者の命を奪うことに繋がるかも知れません。ただでさえ政府が病床削減に動いている中で、医療制度崩壊に繋がります。

株価対策も勿論重要です。株価は政治家にとって目で見える成績表ですし、何より年金運用に直結します。資本主義社会で生きる側の人間には到底無関心でいられません。

ただ私の中で徹頭徹尾ある「混乱さえ終息すればバブルが来る」という考えは、益々確信に近い感じになっています。口にすればするほどドンキホーテじみてくるのですが、その気持ちがあるので日々の暴落や社会不安にも流されずに何とか意識を踏み止めています。

勝手に進んだ在庫調整、これまで抑圧されてパッと解き放たれる人々の消費意欲、そして遅れて効いてくる景気刺激策、世界的にジャブジャブの金余りとバブルに向けたパズルのピースは揃ってきています。このピンチさえ乗り切ればもう今更売ってくる人はおらず、強烈なビッグチャンスがやってくると思っています。今のトランプ大統領と安倍首相の友情(?)を「ロンヤス」になぞらえるならば、株式市場のバブルの歴史も繰り返すのかも知れません。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調マザーズは指数寄与度トップのメルカリ(4385)やアンジェス(4563)といった代表銘柄が買われる一方で、昨日急反騰したTKP(3479)やベルトラ(7048)といった旅行関連株が都知事の週末外出自粛要請を受けて売られる動きになっています。早く日常生活が戻れば、これらの銘柄も息を吹き返すのですが。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は続伸。同業のヤーマン(6630)が市場予想よりマシな決算と自社株買いを実施してから、春節の1月末水準まで値を戻す動き。またMTGは巣ごもりトレーニング関連としても再評価の気運が高まってきている感じです。特に高齢者の外出が難しくなる中で、テレビ通販の活況、その中で足の筋力維持ができるFoot fitは大ヒットの予感に繋がっています。


フマキラー(4998)も続伸。各移動平均線を上回ってきました。本日は東京での感染拡大を受けて感染初期に流行ったマスク関連株などが急騰しており、除菌剤やアレルシャットなどを扱う同社にも買いが集まっています。株価的にも1000円という節値が強烈に意識されていることが確認されたので、下値余地は乏しいと見られます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。