KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

欧米株安に引っ張られる

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続落。昨日のNYは新型コロナウィルスの感染拡大を受けてそれぞれ2%超の下落に。NASDAQは9営業日ぶりの反落となりました。VIX指数は33.8ポイントに上昇。アメリカの週間在庫統計において3週連続で過去最高となったWTI原油は38ドル割れ。長期金利は0.67%まで低下。ただドル円は107円台回復の動き。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり22300円割れとなりましたが、薄商いの中の方向感の無さもあって買い戻しの動きに。ただ10時以降は改めて売り戻される流れに。22200円を割り込む動きになりました。後場は日銀ETF買いが入ったと見られ下げ渋り。売買高は14時時点で9億株台と低調。


投資判断は「やや買い」に。本日はアメリカでは大手金融機関に対するストレステストの結果公表があります。基本的にFRBが資金ジャブジャブに供給して金融機関を保護しているうちは気にする必要は無いかも知れません。ただ小売やシェール開発業者など、各業種で幅広く破綻が拡がっている中で、果たしてどこまで余裕があると言えるのかは注目されそうです。

26日(金)は四季報発売日。また株主総会の集中日で全体の1/3に当たる747社が予定されているようです。今年は特にコロナの影響で集中する事態に。リモート株主総会も増えているので参加される方も多いかも知れません。ともあれアノマリー的に、株主総会の集中日は株価が上がりやすいというものがあります。アメリカでは5月個人所得・支出の発表があります。

投資判断引き上げの主眼は先般も指摘しましたが、やはり配当金の再投資需要です。これは例年かなり効果があり、アノマリー的にも6月月末から7/3までは株価が強含む基調があります。実は6月末にも、年末の「掉尾の一振」の半期バージョンがあり、結構強い動きになりやすいです(同時に年末同様に日経JASDAQ平均なども勝率が高いです)。機関投資家などの中間期の評価に向けたドレッシング買いなどが期待できる感じです。

もう少し先のスケジュールまで考えると、反面7/8、7/10にやはり毎年恒例のETF分配金捻出の売りが出て来ます。今年は7000億円規模と言われますが、これはこれで結構相場を冷やします。ですから、とりあえず今週は来週にかけて強い→来週強い→再来週弱い、という流れが想定されるので、引き続き22000円~23000円辺りの水準をスイスイと動く感じになりそうです。

チャート的には75日前の株価が3月月初の急落していく時期に当たり、つまりは75日線が上向く日柄になってきたので、大きな下支え材料と言えます。

アメリカでも個人投資家が活躍するように、日本でも個人投資家の資金が値動きの良い新興市場に強く作用しているのは先般より指摘されている通り。もっとも、アメリカの場合は案外フォードやGEといった古くさい銘柄も個人投資家の人気を集めていたりします。

雑感としては、トランプ大統領の支持率低下は気にはなります。休日に行われた選挙集会に空席が目立ったのは妨害工作があったからという主張はそれなりに信憑性があるようです。ただコロナ対策のまずさなどで純粋に調査機関による支持率は低下傾向が続いている様子。一応これも先般書きましたが、今のところ緩和マネーが強力過ぎて、トランプ大統領再選が危うくなっても、直ちに株式市場に嫌気される材料ではありません。

個人的に17年のトランプ大統領就任後のアメリカを見て思ったことは、どんなに大統領令をバンバン出しても、結局は議会で様々な政策が決定されるので、大統領が誰になるかよりも議席数の方が重要だということ。

勿論株式市場にとっては大統領が誰になるか、どういう政策や公約を実現しようとするかはとても重要です。ただ瞬間的にはトランプ発言などで上下しようとも、政権を担うスタッフが優秀か否かに意味があります(ただ繰り返しになりますが、株式市場にとっては大統領がどうなるかの方が強力な材料ではあります)。

ボルトン氏の暴露本や、前国防長官のマティス氏、もっと遡ればバノン氏など政権を去ると途端に悪口を言う辺り、相当トランプ大統領はリーダーとして求心力が無いということでしょう。本当に共和党はこのまま神輿を担いで11月の選挙に挑むのかどうか。

そう考えると、トランプ大統領が再選しないというシナリオもそろそろ考慮しなければならないのですが、もしそうだとしても、必ずしも株安に繋がらないとも思います。

一番の肝は結局企業側が利益を優先し、政府の言う事を聞かなくなるのでは無いかということ。トランプ大統領誕生時には「アメリカ国内に工場を作る」「ファーウェイとの取引は止める」などと言及していた企業のトップが「どうせトランプ大統領再選が無いならば、大統領に反して中国と取引を続ける方が得策ではないか」・・・となれば、企業の将来的な利益拡大期待に繋がります。

個人的には消去法的にバイデン大統領誕生となっても面白みや新鮮みが無いと思いますが、そこまで現在のトランプ路線を大きく変更させることはできないと思います。特にFRBは簡単にバランスシート縮小に方向転換できないでしょうし、結局新大統領がとやかく言っても議会がどう判断するかの方が重要というのは上述した通り。

ランニングメイトである副大統領候補は非常に気になりますが、黒人女性が有力とのことで株式市場に最も忌避されるウォーレン上院議員が副大統領になる可能性は今のところ小さいように思われます。ウォーレン氏でなければ株式市場は極端に嫌気するような感じも無いでしょう。また過去の経緯を見れば、実は民主党政権時代の方が株価が上がります。

なお、日本人としては安倍内閣の支持率低下も当然気になります。不謹慎な言い方になりますが、安倍さん的には北朝鮮にミサイルの一つでも撃ってもらいたいと思っているかも知れませんね(勿論日本に被害が無い程度の)。支持率の低下には外患が最も有効ですから。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。そーせいG(4565)やサンバイオ(4592)といったかつての主役級バイオ株にそれぞれ材料が出て急騰。マザーズ指数も一時プラス転換する場面がありましたが、全般的には売りに押される形になっています。ただ基本的には引き続き回転が効いておりIPOも再開。新興市場の方が熱い相場が続くと見られます。


ポートフォリオ銘柄】
日本KFCHD(9873)は続落。2800円を挟んでの横ばい推移が続きます。東京の新型コロナウィルス感染者数がまた増えてきましたが、ロックダウンが意識されてくると持ち帰りに強い同社の存在感が増してくると見られます。そうでなくても根強い人気があり、高い月次で第二の神戸物産(3038)、ワークマン(7564)のような相場展開に期待です。


フマキラー(4998)も続落。昨日は千葉港でヒアリ発生と伝わりましたが買いに繋がらず。本日は反動安となっています。うーん、25日線の攻防ですが、最近すっかり出来高も減ってしまって厳しい印象。もしここまでの安値や25日線を割り込む1812円を割ってくるようなら利食い終了とします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。