KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日反発。前日のNYはトランプ大統領が失業保険給付の上乗せに関する大統領令に署名したことなどを受けてダウやS&Pがしっかり。一方、GAFAM株が弱くNASDAQ軟調となりました。WTI原油がしっかりしていたことなどでエネルギー株が買われる展開。VIX指数は22.1ポイントと微減。ドル円は106円台で返ってきました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。その後も断続的な買いが入り上値追いの展開に。先週後半弱かった反動や、アメリカのバリュー株買いに反応する動き。中国株もしっかりしたスタートになったことから買い安心感が拡がりました。後場も一段高で前場高値を上回る動き。売買高は13時15分時点で10億株弱と、お盆休み相場の割には多め。


投資判断は「中立」。アメリカ株に関しては7月は結局3指数揃って堅調で、それぞれ高値圏をキープしました。決算発表もピークを過ぎましたが、それでも株価が腰折れることはなく。FOMCGDP、雇用統計と無難に通過してきているので、これ以上相場の攪乱要因も少ないように思われます。特に決算が出尽くしのきっかけにもならないNASDAQの勢いは凄まじいとしか言いようがありません。

以前は自社株買いがハイテク株を支えている、と言われていましたが、今は自社株買いが無くても高値圏に君臨しています。

アメリカでは更に成人一人に1200ドル支給もあり、労働者の7割がコロナ前よりも収入が高くなっているということで、むしろ個人消費はコロナが収まったら爆発するんじゃないかという気がします。

それだけ大盤振る舞いしても、アメリカの長期金利は0.6%弱と相変わらず低水準で推移しています。であれば財政的にもまだ拡大余地があるという言い方すらできます。そして大統領選挙を前に、両陣営共に景気の良いことを言いやすい環境であることも、不幸中の幸いでしょう。もっとも、金利が上がってきたら目も当てられなくなってしまうのですが・・・。

そもそも「業績悪化が目に見えているのに株を買うのはおかしい。だから国債を買う」・・・というのも大きなナンセンスだろうと思います。企業の業績が悪いなら、国の収支だって間違い無く悪くなるわけですから、将来的なデフォルトの可能性は大いに高いと言えます。

中央銀行がお金を刷って何とかしてくれる・・・というのなら、インフレ懸念が株高圧力にもなります。であれば株だって何とかなるでしょう。つまり双方共に結局は中央銀行に依存するという信頼関係の上に成立しています。

一応、足元は財政政策期待感が株高に繋がっているわけですが、財政政策一つですぐに元の水準にまで戻せるかというと、普通は何年も時間がかかります。その間にまた別の災厄が襲い・・・ということも十分あり得ますから、景気の復元力は本来限定的です。

その裏側でドル安が進んでいるのは気がかりでもあり、短期筋がユーロ買い仕掛けを続けている感じです。ドルインデックスは18年以来の低水準で、株に反比例するように7月は一貫して下げ続けました。それが商品市況などに影響を与え、特に逃避先として金やビットコインなどを持ち上げています。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

今のところドル安=リスクオンで考えられているので問題無いですが、あまりにも極端な動きが続きすぎると今度は懸念に変わっていくものです。世界的な景気が悪いのは重々承知な中で各国の強弱を示すのが為替のバランスと言え、今気にすべきはこのドルインデックスだろうと思います。

一方、国内でも最近の話題としては消費減税の話が出始め、菅官房長官が早速火消し。ただそうなってくると、いよいよ選挙が近いようにも思われます。お題目が消費減税を問う選挙、とできますから。そうなってくると減税期待感と選挙対策の株高施策が、市場のジメジメ感を吹き飛ばしてくれるかも知れません。ただその消費減税が一時的なものであれば再度戻した時に結局増税になるので、恒久的なものでなければ意味がありませんけれど。

ちなみにもし消費減税となれば、少なくとも日本では「金」の売り要因になります。金は売却する時に消費税還付ができる商品なので、減税した後に売ると自動的に消費減税分損になります。

先日日本証券新聞の記事を見ていて「なるほど」と思ったのは、景気の山谷の話。「政府が18年10月を景気のピークと認定」しましたが、過去の例に照らし合わせれば1年半で景気の谷はやってきている、とのこと。確かに過去の景気循環15回のうち、明確に遅れたのは昭和55年~58年の第9循環のみでした。
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/150724hiduke.html

となると、既に景気の谷は通過しており、現実的に考えると今年の3月が景気の谷だったと言えるのではないでしょうか(ただし認定されるのはずっとずっと先のお話)。株価がその天底にピタリと当てはまっている・・・とは言いませんが、過去見比べてみるとそれなりに連動性・先見性があります。

特に18年10月にペンス副大統領による対中宣戦布告があった時点がピークというのは、個人的には大いにうなずけます。そういう意味でももう3月安値を割ることは当分無いと言えるのかも知れません。

日銀ETF買いに関しても先般日本証券新聞に書いてありましたが「5月15日以降に前引けのTOPIX下落率が0.3%弱~0.5%未満の場合は、前日までTOPIXが続落だったら実施される」ということで、ETF買いのルールが緩和されているとのこと。これは下値の調整弁となりそうです。

8月は外国人投資家が売り越しの季節であり、円高シーズンでもあります。ですから例年弱いのですが、その両方がもし否定されるのであれば(外個人投資家はもう売り玉が無く、円高になっても株価は高い)、8月は思わぬ株高もあるかも知れません。


新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。先週マザーズを牽引していたメルカリ(4385)弁護士ドットコム(6027)がグロース株売りの流れを受けて売られる形。今週は新興市場の銘柄の決算が多いことも警戒感に繋がっている形です。一方、お盆休みで個人投資家が参戦しやすいことで、値動きの良いものには資金が入りやすい環境であるとも思います。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)ストップ高買い気配。先週末のまさかの上方修正決算を受けてサプライズ買いとなっています。ストップ高は上場来初ですが、ここまで売買代金が薄かっただけに、誰も期待していなかったところは値動きの軽さに繋がります。優待で新設されたfoot fitを選べば優待利回りは10%超というところも人気化に繋がっています。


はごろもフーズ(2831)も続伸で地味に連日の最高値更新。ボリンジャーバンド+3σに達する過熱感を背景に上値は追い辛い感じが出ているものの、薄商いの銘柄で信用買い残もたった1800株。売る理由がある人は少ない状況です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。