KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカの新築住宅販売は歴史的な下落率

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日経平均は昨日反落。前日のNYは感謝祭後の薄商いの中で3指数揃って小安く。新築住宅販売戸数は販売戸数も価格も市場予想を大きく下回った一方、コアインフレ率の下落が鈍いと指摘されたことで、金利見通しは強弱感。サイバーマンデーで後払いによる消費が旺盛だったことでAmazonは最高値更新。サウジのOPECに対する減産要請が伝わったもののWTI原油先物は75ドルに下落。


投資判断は「売り」。先週のアメリカ株は概ね1%前後の上昇で、先進国の中では一番強かった形。VIX指数はかなり下がって来ました。ただ人間の心理的にはここまでくると今度は逆に上がっていく心配も出てきます。まあ現段階でそれを指摘するのもおかしな話ではあるのですが、いずれにしてもかなりの低水準であることは留意しておくべきでしょう。

為替は先週はドル円はほぼ横ばい、ユーロドルは若干ユーロ高という形。大きな変化はありませんでした。

NVIDIAの株価は前回の決算に続き500ドルが鬼門に。2度の決算で明確に突破できなかったとなると、相当手強い壁ということになりそうです。

一方、突然出て来た話としては、日曜に予定されていたOPEC会議が延期。原油価格の下落に繋がっています。原油価格下落は勿論嬉しいことなのですが、一つはインフレ圧力の低下→FRBの利上げ長期化、一つは原油価格引き上げを狙って中東にもめ事が起きやすい懸念、一つはオイルマネーの株式市場からの流出・・・と、総合的にはマイナス要因が大きいように思います。実際、ここまでは原油高と株高が共存していたわけですし。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-22/S4J0JLDWX2PS01

一旦リバもありましたが、WTI原油先物は75ドル水準に戻ってきています。ドル安ですがアメリカでは在庫も拡大しており、景気減速懸念も重石。

ここで長期チャートを振り返ってみると、20年にマイナスとなってから昨年3月には130ドルまで上昇。マイナスは0として130ドルまでの半値は65ドルですが、今年の安値が大体その辺り。その半値の達成感から戻しつつあったのですが、130ドル高値と今年の安値の半値戻し水準が97ドルで、9月に大体達成して足元下落反転・・・という流れです。

下値には70ドル、65ドルといった抵抗線はあるのですが、ここを割り込むと50ドルくらいまではまず下値が見えない感じになりそうです。

日本株に関しては、外国人投資家もお休みモードに入ってしまうと、売買代金も減りエネルギーが減ります。上値を追えるのはGPIFなどのリバランスによる買いか売り方の買い戻しくらいしかありません。

中間配当金が振り込まれるシーズンであり、その再投資買いもあるでしょうけれど、じゃあ去年や一昨年にこの時期から株価が下がったのは何故か?ということになります。更にその前の20年も横ばいがせいぜいでした。

足元の日本株の上値を重くしているのが為替です。本日も円高が進んで148円前半まで円高が進みました。まだチャート的には長期円安トレンドが終わったわけではないものの、アメリカの状況と短期筋の円売りポジションの多さ、また皆が皆円安が続くというので、まずは年内くらい円高が続くのだろうなと思っています。

特に11月は日本の金利も低下傾向にあり、YCC早期解除の必要性も薄れてきているのに円高が止まりません。まさか岸田首相が先のAPECでの会合で「支持率低下が止まらないから、円高に強力してください」とイエレンさんに泣きついた・・・というのは無いでしょうけれど。単にドル安が進んでますしね。とにかく、ここは株の予想よりも確信的な感じがしています。

残り2週間に迫った12月限月のオプション建玉が一番多いのは32000円。ここまで下げるかどうかは別として、下値に引き寄せられやすい引力は持ち合わせています。

チャート的には25日線と75日線がゴールデンクロス。それは確かに下値を堅くするとは思います。ただ去年の11月もやはり25日線と75日線のゴールデンクロスがこの時期にあり、11/24の勤労感謝の日明けを戻り天井として結局下がっていきました。ですから諸々の需給要因で株価が下方に引き寄せられた場合は、これらの支持はあまり効果がなさそうです。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.0倍→4.4倍に低下。株価上昇の中で買い残が減り、売り残が増えました。ただまだ売り残と差し引きでも2.9兆円の買い残が残っており、重さは感じられます。

また先々週末時点の裁定買い残は8,141億円、売り残は247億円の差し引き7,894億円の買い長。前週に比べ1,279億円の増加。この辺りがまた相場の押し上げになっています。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。ただここまで急速に復調してきたので、とりあえずは自然な一服といえそうです。一方、まだ核となるテーマや銘柄が存在するわけでなく、ふんわりと「ここまで売られたグロース市場の買い戻し」という面が強いです。


ポートフォリオ銘柄】

巴川製紙所(3878)は昨日反発。地合の良さもありますが、決算後はじりじりと買い戻しの動きが出ています。ようやく200日線を終値ベースで回復。約4ヶ月ぶりです。足元で製紙株は大型株と中小型株で真逆の値動きをしていますが、この辺り業界再編期待感が高まっている証拠かも知れません。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日続伸。バルチック海運指数が先週末13%も急騰したことで、海運株が軒並み高。中東で貨物船の拿捕が相次いでいることによる運賃上昇も刺激になりました。ただチャート的には11/6~24の日足でアイランドリバーサルを形成。少なくとも一旦は下押し場面があると見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。