KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

売買代金は一層閑散

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日経平均は本日反落。前日のNYは追加景気刺激策の成立が難しくなったと見られ3指数揃って軟調。全面安症状となり、VIX指数も29.1ポイントまで上昇しました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただムニューシン財務長官とペロシ下院議長が電話協議し、20日も協議継続と伝わるとドル円が円安方向に振れて下げ幅を縮小。一時プラス圏に切り返す場面がありました。ただその後は達成感も拡がり再度下落。前引けのTOPIXが△0.39%に止まったことで、日銀ETF買いが見込めず後場は一段安に。売買代金は13時15分現在で1兆円ちょっとと低調。


投資判断は「中立」。先週のアメリカ株は月曜こそ高く始まり、NASDAQS&Pは最高値に接近する動きになりました。ただその後が続かず、週足としては高値圏で陰線を引いた形。それに歩調を合わせる形で日本も火曜を高値に、その後弱い動きになった週でした。

久しぶりにFRBのバランスシートを確認してみると、改めて最高値更新に向けて順調に伸びています。資金がジャブジャブに供給され、これがやはりアメリカ株高の原動力になっているのは間違い無いでしょう。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

逆に何故先週の株価は弱かったのだろう、と考えてみると、後付けであればいくらでも言えます。一番大きいのはコロナの感染が欧米でまた広がりを見せ「第三波」到来か、とされていること。アメリカよりも欧州下落の要因になっているようです。

ただコロナ後は景気云々で株価が動いているわけではなく、あくまで世界の中央銀行による無尽蔵の資金供給に因るところが大きいと言えるので、上述の説明と相反することになります。というわけで、個人的にはちょっと説得力に欠けます。

為替の方はユーロ売りドル高が進みました。これまで積み上がったユーロ買いポジションの巻き戻しが進んでいる形で、少しずつ少しずつ減っています。ただドルよりも強いのが円であり、結果ドルでもユーロでも円高が進んで重石になっています。

先週の為替市場で最も大きな変化は人民元の上昇でしょう。連休明けの人民元相場は中国人民銀行の元高抑制措置を受けて一旦上げ止まりましたが、改めて高値に向かっています。先週は中国が日本国債を記録的に大量に買い込んだという話もあり、アメリカ大統領選挙前に色々動いてきています(尖閣諸島周辺に中国船が40日超連続で姿を現しているのは、菅新政権の出方を見るだけでなく、アメリカ選挙前の揺さぶりでもあるでしょう)。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-14/QI6NFBT0AFB501

原油に関しては、ベイカーヒューズの掘削リグ稼働数がここにきて増加ペースが伸びてきました。これが伸びてきたからといって、早速産油量が増えるかどうかは別問題です。ただ連邦破産法が相次ぎ「死んだ」と見られたシェール業界が息を吹き返してきた点は、OPECなどにとっては嫌な傾向と言えます。先般OPECは「コロナ感染が拡大しても減産縮小(=増産)」と言ってきたのも、アメリカのこの動きを牽制するものだろうと思います。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

加えて足元のドル高基調もあって、原油は下げやすい圧力が続いています。WTI原油は今週限月交替がありますが、その後下落していく方向性を見ておくべきでしょう。

今週はスケジュール的にあまり大きなものはありません。

20日(火)は9月の首都圏マンション販売動向。先週末の報道では、実は「首都圏のマンション賃料2ヶ月連続上昇で過去最高」というものがあり、東京圏からの人口流出が指摘されている割にはそれなりに需要があるような感じもあります。9月末で住宅ローン減税が切れるのも駆け込み需要を呼びそうです。アメリカではNetflix半導体のテキサス・インスツルメンツなどの決算。

21日(水)はアメリカでベージュブックの発表。決算はTeslaやベライゾンなど。

22日(木)はアメリカで9月の中古住宅販売件数。また大統領候補のテレビ討論会があります。ここでトランプ大統領は巻き返しなるか。決算はIntelAT&T

23日(金)はアメリカで製造業PMIの発表があります。株価的には月初に出てくるISM製造業景況指数の方が重要視されますが、本質的にはこちらの方が重要とする人も居ます。

今週の日本株はしっかりの展開を想定します。ストキャスティックスにも割安感が出て来ましたし、引き続き2兆円割れの薄商いが継続するならば、23500円辺りに値を戻すようなボックス往来相場だと思います。

先週特徴的だったのはドル建て日経平均バブル崩壊後の四半世紀ぶりに最高値を付けてきたこと。日経500種平均も同時に最高値を付けてきましたし、マザーズ指数もやはり水曜が高値でした。他方、水曜に年初来安値を付けてきたのが先般も書きましたが三菱重工(7011)やニコン(7731)、ついでに青山商事(8219)といったオールドエコノミー系です。


新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。東証1部が閑散な中で、短期資金の退避場となっています。市場の流動性が高まっているので、外国人や大口投資家なども参戦しやすく、それがまた資金を呼んで・・・というような感じ。NASDAQの棒上げトレンドを見ると、マザーズもバブルかも知れませんがまだまだ行けるような感じはあります。


ポートフォリオ銘柄】
サニックス(4651)は小動き。本日も引き続き国内外で太陽光関連株が好調で、ウエストHD(1407)は大幅高、またインフラファンドも最高値更新が相次いでいます。であればやはり太陽光関連という面もあるサニックスはもっと注目を集めるべき。市場全体が薄商いで仕手株が流行りやすい下地が整ってきたことからも、そろそろピョコッと上がっても良いでしょう。


昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったJKHD(9896)は反落。ただ昨日引け後に大建工業(7905)や三和HD(5929)といった建材関連株が相次ぎ上方修正。やはりこの辺りの業界は好調なようです。この辺り強気に見ておいて間違いなさそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。