KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

あなたも持ち株会社の社長です。

アクセスカウンターを見てますと徐々に私のブログを見てくださっている方が増えているようで大変嬉しいです(●⌒∇⌒●)開始して一週間とちょっとですが、当初はこんなに皆に見て貰えるとは思いませんでした。ホントに身内にしか見て貰えないんではなかろうか・・・と覚悟していましたが、嬉しい誤算です。毎回見てくださっている方には感謝感謝ですm( _ _ )mペコリ

やはり書いているからには大勢の人に見てもらいたいですからね。しかも株は同じ投資スタイルを持っている人がいればいる程株価は上がり、皆で儲けることができる数少ないツールの一つですから、少なくともこのブログを読んでくださっている方は皆儲けて幸せになっていただければと思います。

さて連日お届けのシステム・テクノ(2345)は5日線の支持線も機能していないようですね。波乗りジョニーは調子に乗りすぎて溺れてしまっているようです。5日線を支持線として機能させるのであれば、少なくとも40万は割ってはいけません。チャーティストは美しいチャートの形を好みます。40万が安値であれば、その後上昇を続け、例えばストップ高までいったとしても、今日の5日線は402000円となります(計算してみてください)。となると、寄り付きの段階で40万をあっさり割り込んでしまった場合、チャートが汚くなり、支持線としては機能しないということになります。この銘柄のように、チャート妙味のみで上がってきた銘柄に関しては特にそれが当てはまります。

また昨日から板には50株単位で約定する気のない不自然な買い支えの株数が入ってきており、これが出てくる間には本格反騰は望めません。筋が持ち玉を処分するためだけに出してきているからです。本当にしこむつもりであれば、少しずつ気づかれないように買いを入れるはずだからです。

ただ目先は価格帯出来高で37万前後で一旦反発しそうです。しかしその反発力に過剰な期待はしない方が良いです。上手くいけば直近高値46万程度まで戻しますが、50万を超えるといったことはないと思います。正に「まだはもうなり、もうはまだなり」といった動きをしそうですね。

私の現在のお勧めは昨日から推奨中のUCS(8787)です。派手さこそないものの、堅調な動きが続いています。出来高は徐々に細っていってますが、それは新規上場の過剰な売買がなくなってきているからで、ここからは数週間程度しっかり持っていたい投資家の増加が見込まれます。

その場合、下値を徐々に切り上げて堅調な株価推移が予想されます。毎日数%程度の上昇で目先5000円を目指すのではないでしょうか。4000円を底値として安心した推移が期待できます。

そして、今日は新たに推奨銘柄を1つ追加です。今更何を・・・という声が聞こえてきそうですが、ズバリ、ソフトバンク(9984)です。

直近は5500円前後でモジモジしていたのですが、本日は昨日報告された大量株式取得情報にアメリカ投資顧問会社のキャピタルグループが出てきて、孫社長に次いで2位となったという材料で買われています。年初来高値5630円を抜いてきました。

5500円前後での価格帯出来高は支持線として有効に機能しそうです。そして、この株式のくせである「上がったら信用売りが、下がったら信用買いが増える」パターンで、上がれば上がる程売り方を巻き込んでスパイラル的に上昇を続けます。昨日の貸借倍率は0.66、先週末時点での信用倍率は1.35で、ともすれば来週には信用倍率1倍割、そしてその後に逆日歩もという展開も考えられます。

今日はイー・アクセス(9427)に「モバイル事業に関しての資本提携の会見が15時から」と伝わってイー・アクセスが急騰しています。これがライバルのソフトバンクにどう影響するかわからないですが、イー・アクセスの筆頭株主は日本テレコムで、日本テレコムはソフトバンク傘下ですから、少々強引ではありますが、ソフトバンクの孫会社と考えても良さそうな立場です。ですから、ソフトバンクに与える影響は他のライバル会社との競合よりも少なくできそうです。もしくはソフトバンク系列会社との提携かもしれませんから、そうなると逆に相乗効果で大きくプラスになりそうですね。まあ現時点でどうなるかは「神とイー・アクセスのみぞ知る」と言ったところでしょうか。

目標株価は現時点で6500円とします。現時点でというのは流動的だからですね。というのも、ご存じのようにソフトバンクは持ち株会社です。つまりソフトバンクの会社の価値というのは持ち株の価値とイコールにならないとおかしいわけです。

皆さんPBRという指標はよくご存じかと思いますが、ソフトバンクのPBRの分母になる数字はズバリ保有株式の時価総額で計算されるべきです(分子はソフトバンクの時価総額です)。ソフトバンクの保有株式の時価総額の目安は
下記のソフトバンクHPを参照してください。
www.softbank.co.jp/

ここの保有株式時価の項目を見ると、大まかな保有株式時価は本日時点で2兆2610億円だそうです。これを発行済み株数の3.5億株で割ってみてください。6460円という数字がはじき出されます。ここで「大まかな保有株式時価」というのは、このページの注釈にもあるように「商取引上の持合い等により保持している株式および、ソフトバンク・グループのベンチャーファンドを通じて保有している株式は含んでいない」からです。直近で目立っている所で言えばブロードバンドタワー(3776)とかは含んでいないということです。これは数え上げればきりがありません。

すなわち、株式保有時価は2兆どころの騒ぎではないということですね。ただし、勿論全株式を売却するとなると、マーケットインパクトが強すぎて時価通りの価格で売れるわけではありません。

またユーロ建ての転換社債を500億円ずつ、転換価格が概ね5500円、6000円、6500円と発行しています。これが転換されるとソフトバンク的には借金が減っていいですが、既存株主にとっては価値の希薄化が嫌気されます。ただし、早く転換できるものでも2007年から転換開始らしいので、しばらくは無視して良いと思います。

上記要因を加味しても「ソフトバンクのPBR」の1倍は6500円と見積もっても差し支えないようです。そしてソフトバンクの含み益は市場に連動して大きくなるため、6500円近辺まで株価が上昇した際に、再度含み益を計算したらより目標株価が高くなるでしょう。そこが目標株価が流動的な理由です。

株をやってる皆さんは自分が会社の社長だと仮定したら株式の利益、損失があなたの会社の純利益、純損失なわけです。つまりポートフォリオの価値の増減があなたの会社の営業損益なわけですね。今年の利益は前年比3倍増等とサプライズが出たら、皆あなたの株を買いに走るでしょう。

以下、推奨銘柄の動きです。

スルガコーポ(1880)8月22日推奨 3960円→3790円 目標第1目標5000円 第2目標6000円(注:現在3500円程度までの下落を睨んで3760円段階より新規買い凍結中)

コナミ(9766)8月23日推奨 2530円→2540円 目標 3000円
信用倍率はどんどん好転しています。

UCS(8787)8月30日推奨 4040円→4180円 目標 5000円