KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

よそはよそ、うちはうちでしょ!

いやー、アメリカのハリケーンはすさまじいですね。広大な土地のアメリカでさえあれだけの被害なのですから、住宅が密集している日本で起きた場合、救援のヘリや船は圧倒的に数不足でしょうね。

そして物資のない住民達の間では略奪行為も横行しているようです。しかし、生きるために必死なのは誰しもであり、皆守るべき大切なものが存在する以上、それを責めることはできないのかもしれません。

私の好きな漫画家の一人かわぐちかいじ氏が描く「太陽の黙示録」という漫画があります。これは日本が大地震により分断され、北日本と南日本に分かれ、北は中国に、南はアメリカに統治され、さしずめ朝鮮半島のような緊迫した状況になるといった話です。読んだことのない方は是非一度読んでみてください。

その話の中でやはり物資が不足しているために日本で略奪や横流しが横行するという部分がありますが、実際私もそのような立場になった場合、生きるために清廉潔白でいられるかどうか自信はありません。本当に大きな天災が起こらないことを祈るばかりです。

さて、まずは皆さんに謝らなければなりません。ごめんなさい(><)それはシステム・テクノ(2345)の急反発ですね。結果的に5日線が支持線として機能し、ここ3日間の日足は7/8〜7/12と全く同じような形になりました。昨日あんなに偉そうに書いたのに・・・(T△T)

37万前後で・・・と書いたのは昨日昼のお話でしたが、後場せっかく順調に38万まで落ちたにも関わらず、何でもう1万位下がらんねん!って感じですゞ( ̄∇ ̄;)37万の根拠はだいたい高値から10万程度落ちたところで拾えば少なくとも大きく下がることはないだろうといった感覚です。正直まだ調整は不十分だと思っていました。7/8〜7/12のチャートと似ているようで似ていない点が2つあって、一つは直近高値を更新できていないこと。二つ目は出来高が7月の3倍近くあることです。

実は直近高値を更新できていないから再トライしにいくという見方もあるのですが、そのためには7月の3倍以上出来高がある分余計に調整しないといけない、少なくとももう一日は調整に当てないといけないと思ったからです。

というわけでシステム・テクノに関してのコメントは終了にします。別にいぢけてしまったわけではないのですが、ちょっとここからの展開は5分5分ですからね。しかもボラティリティーの高い値動きになりそうです。つまり大勝ちするか大負けするかですね。チャート的には申し分なく、ストキャスティックも下落しながら日足は上昇していくという好循環になっています。

ただ、今日の出来高が711株というのが気になりますね。薄すぎるのです。寄り付き開始10分で勝負がつき、ストップ高になってしまいました。
私はこういう相場展開、つまり筋が強引に勝負に出た時は近づかないことにしています。そこには前回も書きましたが、分析が入る余地がない=ギャンブルになるからです。正に「筋書き通り」の展開になり、答えは筋のみぞ知る状態になるからです。

ひょっとしたら50万を超えを目指すかも知れないし、寄り天→急落となるかも知れません。そうであれば、私はより確実な銘柄の方に心血を注ぎたいと思います。

というわけで、システム・テクノで失敗した分はUCS(8787)の上昇で勘弁していただけるのではないでしょうか。こちらもストップ高です。

でも実は個人的にはちょっとがっかりです。というのはストップ高までして欲しくないからです。前のシステム・テクノの時も書きましたが、ストップ高というのは余計なしこりを作り、つまり相場の過熱に乗じた短期筋を巻き込み、上昇トレンドを短命なものにしてしまうからです。

個人投資家の皆さん、特に会社勤め等で相場が見られない方で、目先売るつもりのない方はよくストップ高水準で売り、ストップ安水準で買い注文を入れ出社されます。そして、帰ってきて、出来てたらラッキー、出来なかったらまたストップ水準で・・・ということになります。何故なら注文を出すだけタダですからね。

つまり、ストップ高になるということは、本来売るつもりじゃなかった株までも吸収してしまう、つまり余計な売り圧力まで吸収してしまい、そこに余計なエネルギーを費やしてしまうことにあります。

というわけで、UCSは明日の値動きが肝心です。明日の寄り付きが今日の終値より高く始まり、安値が今日の終値を割らなければ、引き続き強い上昇相場が見込まれます。寄り付きの時点で安かった場合は即売却をお勧めします。今日のストップ高水準の余計なエネルギー分が抵抗帯となりそうだからです。

この銘柄は新規上場で間もないですが、ちょっと派手さにかける銘柄ですから、すぐ出来高はしぼんでしまう可能性があります。その場合はダラダラ下げていってしまうおそれがあります。

でもこの銘柄に関してはなんだかんだでもう少し上昇すると思っています。残念ながら私は明日も午前中は仕事がありますので、リアルタイムの動きをお伝えすることができないですから、各自で相場の勢いを見て対処してください。ちなみに5000円を超えたら超強気ですね。でも目標株価は5000円にしていますから、4900円程度で一旦売却をお勧めします。4900円前後でかなりの売り板が待ちかまえていると思いますので、それが崩れてから買い直しで十分だと思います。

そして、今日の注目銘柄は以前もチラッと紹介したジー・モード(2333)です。チャート的に良い感じになってきました。

ただ、推奨ではなく注目銘柄としたのは、これは完全に筋がいじっている相場だからです。ですので、板の厚さを見て一喜一憂し、つられて売却したり買い付けしたりするのは避けてください。ちょっと上級者用ですが、変に板が見れると動揺してしまいそうなので、意外に仕事している人向けかもしれないですね。というわけで推奨銘柄より自信はないですが、上がるとは思っています。私も少しながら買いました。

ただ、ここの筋は意外に素直なようです。一日の値動きではふるい落としを仕掛けてくるのですが、数週間程度の値動きであるなら、着実な上昇トレンドを描いてきそうです。

気掛かりだった信用買い残も徐々に減ってきています。そして価格帯出来高が徐々に薄い部分に入ってきています。週足も見てやってください。綺麗な足をしていますねー(なんかエロいヾ(- -;))。

目標株価は当面直近高値の28万とします。ただし、今のところ、こちらの銘柄に関しては28万は結構軽く超えていくのではないかという気がしています。

提携先、大株主のガンホー(3765)が引き続きストップ高で追い風になっていますね。ただ、こちらの値動きは正直全然関係のない話なんですけどね。提携先が高いからといって業績が良くなるかというと必ずしもそうではないですから。「よそはよそ、うちはうち!」と母ちゃんに叱られたことを思い出します。

もう一個の注目銘柄に挙げていた芝浦電子(6957)はまだ買う段階ではないですが、そろそろ夜明けは近いです。1200円に現れた15000株の板が崩される瞬間が狙い目ですよ。市場をじっと見ていられる方はちょっと見といてください。その板が消えかけたところから勝負です。その場合、1350円所まで早そうです。

以下、推奨銘柄の動きです。

スルガコーポ(1880)8月22日推奨 3960円→3910円 目標第1目標5000円 第2目標6000円(注:現在3500円程度までの下落を睨んで3760円段階より新規買い凍結中。)

コナミ(9766)8月23日推奨 2530円→2545円 目標 3000円

UCS(8787)8月30日推奨 4040円→4640円 目標 5000円
上で書いたように、市場の見られる方は適宜タイミングを見計らって売却してください。見られない人はもう一日位保持していても大丈夫だと思います。

ソフトバンク(9984)8月31日推奨 5630円→5610円 目標 6500円
今日は年初来高値を更新した後の下落が勿体なかったです。上昇トレンドは崩れていません。