KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

It’s a 昭 time!

普段は全然格闘技等は見ない主義です。主義と言いますか、痛いのは見たくないんですね。それでもついつい見てしまったのが一昨日の亀田兄弟のボクシングでした。大毅選手はウド鈴木に似ていると思うのは私だけでしょうか?(^^)

ボクシングも普段見ないんですが、実は何故か私の周りにボクサーが多いのです。大学時代のボクシング部は何故か半分以上が友達で、中にはプロボクサーになった人もいます。その代わり私は階級とかほとんど知りません。WBA、WBCって何?ワールドベースボールクラシックじゃないの??

何かと話題になっている亀田兄弟はやっぱり強いですね。あの鋼のような肉体から繰り出されるパンチを食らったらそりゃー倒れるだろうってトコです。パンチも速いですし。技術的な事はさっぱりわかりませんが、とにかく強いということはよくわかりました。それにしても何故大阪のプロボクサーはあんなに個性的でカリスマ的な人達が多いのでしょう?そういう土壌なんですかね?失礼ながら西成区は私もその端っこの方に住んでいた事もあるのですが、あまり治安が良いとは言えない地域で、今回の場合その辺も関係しているのかも知れないですね。

ところで亀田兄弟には賛否両論色々あります。今や賛成の方が多いとは思いますが、「発言が生意気だ」「弱い相手としか戦っていない」という否定的な見方もあります。私も正直最初は生意気やなーと思っていたんですが、実力が伴っていないのなら単なるその辺のガキなのですが、しっかり有言実行を果たしているのであればそれだけ言う権利はあると思います。

興行的に試合終了後リング上で歌を熱唱したり、プレゼントを観客席に投げる等、まるで一つのショーとなっていて、往年のボクシングファンはどう思っているんだろうと思うのですが、私はコレもアリだと思っています。というのもお金を取って興業を行っている以上、観客を喜ばせる義務があります。これが例えば競技会とか国体であるなら眉をひそめるのはわかります。

単に試合を見せて「オレは全力を尽くしてプレーした。はい終わり」で観客が全員満足して帰ればそれで良いのですが、より楽しんでもらってまた来て貰おうという姿勢は大事だと思います。プロ野球の新庄選手もまさにその精神ですし、スポーツ以外に例えば歌手のコンサートだって過去の米米クラブやドリカムのようにステージ全体を一つのショーの場として提供し、そして肝心の歌唱力もある人が真のエンターテイナーだと思います。お金を稼いでいる以上、来て貰ってなんぼですから。

そして彼らの魅力は「父親に絶対的な信頼を寄せている」という昭和の父権を彷彿とさせる強い親子関係だと思います。彼らは単なるやんちゃ坊主ではなく、師でもある父親に全てを委ねています。「お父ちゃんの言う事を聞いてたら間違いないねん」という言葉はちょっと個人的には感動的なセリフですね。自分が父親だったら感無量というところではないでしょうか。

これだけ殺伐として、親子関係が戸籍上の物だけになりつつある時代に亀田親子の信頼関係は逆に新鮮です。三男の和毅君の今後にも期待するところ大であります。