KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

厄に効くヤクはないですか?

最近体がボロボロです。足の裏が痛いのは相変わらず治らないですし、首周りもイマイチです。あぁ、もう体はつぶしがきかない年齢なんやなーと実感中です(T△T)

何と言っても仕事のストレスですね。これが節々を痛くしている原因で、最近は遂にビタミン剤に頼るようになってしまいました。常用者曰く「これが段々効かなくなってくるんだよ」とのこと。あぁ、薬の国出身者としては逆に薬に頼りたくなかったのですが(T△T)

それにしてもストレスという奴は大敵です。昨日テレ東のWBSで自殺者が最近増加しているという事で、産業カウンセリングという仕事が注目を浴びているとやっていました。心の病の患者が増えるのは色んな所に歪みを生み、普通の事が普通にできなくなるので要注意です。

さて普通に上がらなくなっている日経平均は本日SQやアメリカ株安の影響を受けて大幅安。個人的にはここが絶好の押し目だと思っています。日経平均ボリンジャーバンドは−2σを下回っていますし、過去2年分位遡ってもこれだけ乖離している状態は滅多になく、あったとしてもすぐに戻しを実現しています。

騰落レシオから見ても70%台と大底圏。円高が重しになっているとも見れますが、円高=外人の日本株含み益が増加ということになりますから、外人さんにとっては買い材料となります。したがって円高→株安の材料と考えるのは短絡的です。結局「円高が原因」なんてのは売り買いどっちの方向がより市場のコンセンサスとなっているかによって後付して説明されるだけのものですからね。あんまり気にする必要もないかと思います。

またよく言われている事ですが、昨年の今頃から日経平均は上昇し、約1.5倍まで上がった経緯があり、今年もひょっとすると・・・という期待感もあります。「相場は上がりたがっているのに上がれない」という状況が続いており、何か「タガ」が外れればまたあの強い相場に戻れるのではないかと思われます。ただ更に1.5倍というのは難しいでしょうが。2万円程度を目安にしたいところです。

じゃ肝心のタガが何かということになるのですが、目先では来週末発表の四半期GDPということになりますでしょうか。一番良いシナリオは来週の頭に本日まで下げすぎた分を取り返すように値を戻し、GDPが良くて再来週もっと上がる→高値更新というシナリオが理想なんですけどね。

一方新興市場はどうかというと、なかなか芽を出してくれません。私を含めて多くのアナリストが「5月以降は新興市場が主役」と言ってきましたが、来週動きを見せてくれないと、当分は資金が新興に戻ってこなさそうです。そうなると暑くなるのに市場は冬の時期が到来ということになりかねません。来週の動きに期待したいところです。

とりあえず今日の動きを見ていると、今まで新興の下げ場面によく見られた大幅安→信用の投げ売りという連携は、指数が大引けにかけて戻した事からもわかりますが、本日の後場寄りの時点で大方終わっているようです。来週の月曜は今晩のアメリカ相場にもよりますが、すんなり上がる確率の方が高いと思われます。

というわけで日経、新興、共に直近の悲観的な部分は終了し、後はジワジワ戻していく展開を予想しています。

芝浦電子(6957)にとっては最近の下落はむしろ良い調整。月曜はもう一段下げそうでもありますが、もう一段安の場面から次の反発局面を迎えることができそうです。

A&D(7745)はぼやぼやしているうちに値を消していっている展開。次の決算発表を待ちたいところなのですが、正直今の相場、良い決算だった場合でもほとんど反応がありません。チャートは崩れているため、売却されたい方は2500円程度まで戻した所を狙って売却する方向が良いと思いますが、推奨は初志貫徹して次の決算(来週水曜の予定)まで様子見として残しておきます。

日本ライトン(2703)は昨日発表の第一四半期決算がイマイチ。経常益は昨期計上した通貨オプション評価益がなくなった分、大幅な減少となっているものの、それを差し引いて考えても売上、営業利益の増加分より上昇幅が小さく、ちょっと失望の中身。季節要因があり、第一四半期の占める内容は通期の中では比較的小さいのですが、今期の先行きを占う上では厳しいと言わざるを得ない状況。最終的に計画通り事が運ぶとしても、良くて通期見通し通り、悪くて下方修正の感が否めず、よってここで一旦利益確定売りとし、月曜寄値をもって推奨銘柄から外します。

それにしても日本ライトンは半年以上前から推奨にし、一時目標株価に迫る勢いがあっただけに残念です。ライブドアショックさえなければ素直に卒業していたのに・・・。戦友が一人離れる感じがしますが、永遠の割安銘柄ですから忘れた頃に再度推奨することになるかと思います。

それ以上に付き合いが長くなりそうなのはソフトクリエイト(3371)。元々長期の付き合いを宣言していますから今更3000円割れしようが何しようが私は絶えず強気です。業績、成長性共に申し分なく、後は市場環境が改善するのみ。PERもついに20倍台に入り、徐々に割安感も出つつありますが、目標株価からもわかるように、私はPER100倍程度まで評価される日が来ると考えています。絵空事とは思っておりません。ただ問題はその時がいつ訪れるかですが・・・

芝浦電子とも長い付き合いで、このブログを始める前から実に1年半以上。当時1000円もなかった株価が今1700円という高値をつけてきましたから、感慨もひとしおです(T_T)なんか今日は感情論に走ってますね。日本ライトンとの別れに哀愁を感じたようです。すみません。単に仕事で疲れているだけかも・・・

気を取り直してソニー(6758)は一時5260円まで。実は数ヶ月前から開きっ放しのチャート上の窓5180円〜5220円というのがあり、ここを埋める、埋めないにしろ間もなく反発が近いと思われます。推奨にしつつも一旦逃げが有効としていましたが、5200円台で買い戻しで再推奨とします。

その子会社SCN(3789)はまた下げる下げる。今更公募価格割れなどはどうでも良い話だと思われますが、とりあえず親会社のソニーが上がってくれないとなかなか上には向きません。さしずめ子会社ソネットエムスリーとDeNAの株式価値のみを考慮しても337250円となり、PERで見ると割高に感じられるかも知れませんが、資産価値の観点では割安です。

富士電機HD(6504)も全体地合に押される展開。ただ650円より下は価格帯出来高も厚く、25日線もあり、本日は十字線で引けた事からも下値不安は感じられず安心できる状況。

最近派手に下げていたUSEN(4842)、ユナイテッドアローズ(7606)に先んじて買いが集まっている事から、全体相場は底打ちの様相を見せています。個人資金はIPOも29日までないため行き場を失いマーケットメイク銘柄や仕手性の強い銘柄に逃避しています。すなわち個人投資家はパワーを温存しているような状況です。外国からの資金流入や、投信の設定が相次いだりすればそのパワーに着火して新興市場は全体的に燃え広がり、熱い夏を迎えることができそうです。つまり何か新興市場もきっかけを求めているのです。

ところで新興下落のきっかけを作っているとも言えるUSEN(4842)に関しては、以前2000円近辺で再推奨するかも知れないと言ったまま放置状態ですが、実はあの当時より状況が悪くなっているためなかなか推奨できません。
というのも
1.ライブドアの買収がなかなか進まないこと
2.アイフルに端を発した消費者金融の問題が、Gyaoの広告収入に打撃を与えていること
が挙げられます。

実は2.はGyaoだけでなく、各テレビ局や広告代理店にも打撃を与える要因なのですが、今年はサッカーワールドカップがあるため、テレビ局や代理店にはそれ程でもありません。でもインターネット業界はちょっと深刻で、ヤフーも注意してみると、最近トップページの広告が自社のオークションの広告や、関連会社の広告が多くなっている事からもわかると思います。消費者金融は色々な所に広告を打ちまくってくれる良いお客さんでしたから。

ここでまたネット世界の広告業に逆風が吹きつつあります。その懸念が払拭されないと反発もなかなか自律反発の域は出ないですね。

以下、推奨銘柄の動きです。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→1610円 第二目標2000円 第三目標3000円
地味に上がってます

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2365円 目標3500円
地味に下げてます

日本ライトン(2703) 10月31日推奨 1099円→1215円
ここでお別れです。さらばライトン・・・

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2960円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→343000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5330円 目標7000円
そろそろ押し目狙い

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2055円 目標3000円

日本オプティカル(2680) 5月1日推奨 1111円→1089円 目標1500円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→665円  目標800円 

※株式投資は自己責任でお願いします。