KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

5月の成績発表

しばらくお休みしておりました。そして悪い予感は的中し、私がブログを休んでいる間はまた大暴落でしたね(T△T)今後は日本の投資家のためにも休まないように頑張ります!(大げさ)

さて、本日は復帰早々5月の成績発表の日です。嫌な事は早めに片づけておかねばなりません。既に自分でもわかっておりますが、今月の推奨銘柄の成績はボロボロです(T_T)しかしそこは恥を忍んで皆様の正当な評価の要に供していただければと思います。

芝浦電子(6957)
12/26前場再推奨後場寄1552円→→1609円(先月末)→1729円(22営業日保有 上昇率7.5%) 
5月発表の決算見通しで株価は一気に上昇。1700円超えは96年以来で実に10年ぶり。割安銘柄は必ず評価されるという良い見本だと筆者がひたすら推している銘柄です。直近は新興市場の株安に押されて1585円〜1670円の窓を一部埋めてしまう展開。こうなってくると正直ちょっと短期的には弱いです。これで相場環境がせめて普通であったなら、高値の真空地帯をあれよあれよと抜けていったと思われるのですが・・・。まあたられば言っても仕方ないので最終目標の3000円まではもうしばらくの我慢です。

A&D(7745)
10月29日推奨 1700円→→2505円(先月末)→2495円(22営業日保有 下落率0.4%)
一時推奨銘柄を外そうか悩んだ時期もありましたが、5月発表の決算が良かったため推奨継続。最近の下落相場の中では奮闘している方だと思います。

日本ライトン(2703) 
10月31日推奨 1099円→1285円(先月末)→1200円(8営業日保有 下落率6.6%)
一方こちらは決算の内容がイマイチであったため、利が乗っているうちに推奨から外しました。結果的にライブドアショック前には1.6倍まで上昇した事もあり、売りのタイミングを逸してしまったのは残念。その後売りが膨らんで直近では1000円を割り込んでしまったため、良いタイミングで離脱できたということか。

ソフトクリエイト(3371) 
12月2日前場推奨後場寄3470円→3240円(先月末)→2440円(22営業日保有 下落率24.7%)
さて、ここからは最もお伝えするのが苦しいNo.1,2です。せっかく先月末までは調子が良かったものの、相場の地合の悪さをモロに受けた格好。唯一のヘラクレス銘柄ですが、ヘラクレススタンダード指数が一ヶ月で2858→2192とやはり25%近く暴落している事を反映。決して個別銘柄に悪い所があるわけではないのですが、結果は粛々と受け止めねばならないでしょう。しかし目先の需給不安のせいで弱気になる必要は全くないと思われます。むしろ押し目買いの絶好のチャンス。会社も同じ事を考えてか再度自社株買いを発表。2500円割れの水準ではすかさず買ってくれ、株主思いの良い会社だと思いますが、個人的にはもう少しどっしり構えていても良いんじゃないの?とも思います。

SCN(3789)
1月20日推奨 390000円→367000円(先月末)→253000円(22営業日保有 下落率31.1%)
月間下落率はブログ始まって以来最悪を記録。全く不名誉な記録で、出来高2万株を超えた4/14の動きに完全にダマされました。反省。しかし銘柄自体は過小評価されているのは間違いなく、こちらも個別要因で下落というよりはマザーズ指数が一ヶ月で1705→1348と21%以上下落している事が響いています。加えてこの銘柄は子会社にソネットエムスリーとDeNAというマザーズ三兄弟の長男であるため、ボラティリティがどうしても高くなります。しかしエムスリーは先日「日本の医師の半分がMR君に登録」とあり、日本の医療に欠かすことのできない会社に成長しつつあります。三兄弟全てが優良企業のため、その長男を買えばまとめて3つ買った事にも。長期的に成長力はすこぶる高いと見てとれます。

ソニー(6758)
2月2日推奨 5800円→5720円(先月末)→5160円(22営業日保有 下落率9.8%)
こちらもなかなか苦しい展開ながら、一足先に下げてきた分、最近は5000円を底値に反発しようともがく状況。MACDが好転してきていること、日経平均も15500円処でもがき、上昇に転じようとしているトコが今後期待できる部分か。

カナレ電気(5819)
4月6日推奨 2155円→2125円(先月末)→1765円(22営業日保有 下落率16.9%)
好業績を発表しつつもチャート的にはすっかり崩れてしまった形。出来高の薄さが辛いところ。しかし好業績銘柄は必ず報われます。我慢我慢。

日本オプティカル(2680)
5月1日再推奨 1111円→940円(20営業日保有 下落率15.4%)
再推奨のタイミングとしては正直早まりました。そこは素直に反省。しかし出店は好調で攻めの経営姿勢から成長力には期待。

富士電機HD(6504)
5月3日推奨 685円→599円(19営業日保有 下落率12.6%)
こちらも結果的には推奨のタイミングは早まってしまいました。全体相場の下落とCBの発行が嫌気されている状況ですが、CBは発行方法において株主に気を遣っていますし、工場建設のための攻めの資金調達ですからきちんと再評価される日をひたすら待って。

スルガコーポ(1880)
5月26日再推奨 7240円→7680円(4営業日保有 上昇率6.1%)
この相場の地合の中で逆行高はお見事!CBの発行を引き受けたメリルの買い支えという説もありますが、何にせよ転換は少なくとも2ヶ月先の話ですし、私が最初に推奨した時期もCBの発行があり一旦下げましたが、そこから怒濤の株価2倍返しを演じています。9/14のブログとそこからの株価推移を参照してみてください。CBと聞いてすぐ「売り」と考えるのは短絡的。何のために資金調達するのか、そこをきちんと自分で考える癖をつけるのは大切です。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果−0.49(%/営業日)という結果が出ました。
(算出方法等は9/19日ブログを参照)

ちなみにその間
日経平均4/28終値16906円→15789円(22営業日 下落率6.6%) −0.31(%/営業日)

TOPIX4/28終値1716→1606(22営業日 下落率6.4%) −0.30(%/営業日)

うーん、ベンチマーク日経平均にまた負けてしまいました(T△T)推奨銘柄に新興市場ものが多く、その影響をモロに受けている格好です。いずれにせよ負けは負けですね。素直に認めましょう。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数139.5ポイント

となりました。かーっ、今年に入って負け続きですねぇ(T_T)5月は反攻の月としていたのですが、真逆に大幅下落となってしまいました。全く読みを外しています。反省反省です。

さて市場の方はようやくセリングクライマックスを抜け、来週から反発か!?という動きになっています。大型株は少しずつ買いが入ってくるとは思いますが、まずは外資がどう動いてくるか、寄り前の外資系証券の注文動向が連日で買い越しになるか、見極めてからという所でしょうね。

一方新興市場はなかなか簡単には上がり辛い状況が想定されます。というわけで推奨銘柄も正直なかなか上がらないでしょうが、長い目で見るとバーゲンセール中であるのは間違いないと思われます。周りに流されず自分の信ずる銘柄をしっかり買う、それが勝利への近道だと思われます。