本日は6月の成績発表の日です。今月は先月成績が悪かった分、ゲタを履かされたようなものでプラスで推移しているとは思いますが、推奨時の株価を割り込んでいるものが多く、とても自慢できるようなものではないですね。
芝浦電子(6957)
12/26前場再推奨後場寄1552円→1729円(先月末)→2130円(20営業日保有 上昇率23.2%)
先月の高値越えから今月に入って2割の上昇はお見事!現在この銘柄にとって新世界に突入中であり、宇宙遊泳はもう少し続けられそう。今月も無理をせずに一歩一歩着実に上昇して欲しいところ。
A&D(7745)
10月29日推奨 1700円→2495円(先月末)→2330円(20営業日保有 下落率6.6%)
うーん、イマイチ波に乗れない相場が続いています。業績は悪くないと思うのですが。ただ低空飛行はもう少し続きそうです。
ソフトクリエイト(3371)
12月2日前場推奨後場寄3470円→2440円(先月末)→2920円(20営業日保有 上昇率19.7%)
こちらは先月が悪すぎたせいもあり、何とか2割近く戻しています。ただ自社株買いが下支えしているだけという説もあり、機関投資家や和平さん等に好業績っぷりを認知してもらいたいところ。信用買い残は上場来最低水準にまで減少しており上値は軽くなっている模様。一方株価も最低水準になっていますが・・・。ちなみに本社は渋谷駅前の一等地にあり、さすがはIT企業といった感じです。
SCN(3789)
1月20日推奨 390000円→253000円(先月末)→272000円(20営業日保有 上昇率7.5%)
こちらも先月悪過ぎた銘柄ですが、その割には戻りが鈍いと言わざるを得ないところ。ソネットエムスリー(2413)、DeNA(2432)の株式価値のみで評価しても345000円程度になり、子会社の好調さの割には明かな評価不足。特にエムスリーは医師向けの高級車、美術品情報の提供を今月より開始し、完璧な富裕層向けの販促体制が整っており、今後不動産や旅行等様々な販促をしていくことにより業績はもっと明るくなると考えられます。それならば親会社ももっと評価されて良いだろうというところ。
ソニー(6758)
2月2日推奨 5800円→5160円(先月末)→5050円(20営業日保有 下落率2.1%)
なかなか全体相場がはっきりしない中、昨日は追徴課税279億円の報道があり、泣きっ面に蜂な状態。これに関しては行く末を見守りつつも、株価動向の影響は限定的と考えられます。とりあえずは5000円を下値にチャートは浮上できるか正念場。
カナレ電気(5819)
4月6日推奨 2155円→1765円(先月末)→1975円(20営業日保有 上昇率11.9%)
先月の最悪期は脱したものの、なかなか出来高も膨らまず上がりの悪い展開。2000円を超えれば2150円程度までは早いと思うのですが、材料が出ないことにはなかなか。
日本オプティカル(2680)
5月1日再推奨 1111円→940円(先月末)→940円(20営業日保有 変わらず)
先月とたまたま変わらずだったものの、チャート的にはいい加減煮詰まってきており、いつ上に飛び出してもおかしくない状況へ。この付近で少しずつ仕込んでおけば、1100円程度までは早いかも。
富士電機HD(6504)
5月3日推奨 685円→599円(先月末)→599円(20営業日保有 変わらず)
たまたま2銘柄続けて先月と変わらずです。月足で見ると下髭の長めのギリギリ陽線であり、長期で見た場合の上昇トレンドが崩れていないことを示唆しています。
スルガコーポ(1880)
5月26日再推奨 7240円→7680円(先月末)→9000円(20営業日保有 上昇率17.2%)
今月頭は順調に推移し一気に1万を目指すかと思いきや、ちょっとお休みモードに入ったようです。ただ最近はまた上昇ピッチを上げてきており、早ければ来週中にも目標達成か!?という勢いです。
以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
結果0.36(%/営業日)という結果が出ました。
(算出方法等は9/19日ブログを参照)
ちなみにその間
日経平均6/2終値15789円→15505円(20営業日 下落率1.8%) −0.09(%/営業日)
TOPIX6/2終値1606→1586(20営業日 下落率1.2%) −0.06(%/営業日)
おー、何とかこれらのベンチマークには勝利しましたね。まあ先月が悪すぎた反動なので、威張れるようなものではないです。もっと精進しないといけないですね。
そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。
KA指数149.9ポイント
となりました。何とか10ヶ月で1.5倍は維持できたようです。これが後2ヶ月の丸一年でどこまで伸ばせるのか自分でも楽しみです。
さて市場の方はなかなか個人投資家が戻って来ず、出来高、売買代金共に減少傾向にあります。NYの写真相場が続き、夏枯れ相場に向けてより一層しょーもない動きになってしまうのでしょうか?いずれにせよこういう時に仕込んで、人の行く道の裏を歩むのが成功に近づく鍵ではないかと思われます。そのためには勿論優良な銘柄をきちんと選定しないと意味ないですが。
一方新興市場は底打ちしたものの、なかなか簡単には上がらない感じです。ライブドアショックの爪痕はいつまでのしかかるのでしょうか?IPO相場も以前程何でも買われるような状況ではなくなりつつあり、そういった意味では健全性は高まっているという言い方ができるかも知れません。ただどんな環境でも業績の良い銘柄は買われる、その健全性は不変です。