サッカーの中田英寿選手が引退という事で日本に衝撃が走っています。確かにファンにとっては残念なお知らせではありますね。ただサッカー選手の寿命は短いので、良い頃合なのかも知れません。自分の身体のことは自分が一番良く分かるわけですからね。
野球界ではファイターズの新庄選手が早々と引退を表明しています。両者とも共通しているのは「世界という舞台にチャレンジして自分の力を試した」という点。自分のやりたい事は一通りやったし、次の新しい場面で自分の力を試してみたいというところでしょうか。そういう意味で現役引退はマイナスのイメージではなく、新たな挑戦という事で前進を意味するのではないでしょうか。引き際の良さも彼らの美学に通じるところがあると思われます。連綿とプレーし続けるのはポリシーに反するという部分もあるでしょう。
一方、ボロボロになるまでプレーし続けて体力の限界で引退というのが格好悪いかというとそうではありません。それはそれで自分を貫き通し、全力で走り抜いた証でもあります。一番格好悪いのは何でも中途半端に終わる事でしょうね。「世界に挑戦したかったけどイマイチ自信ないし、なんか日本でプレーするのも疲れちゃったなー・・・引退しよっ」が一番格好悪いと。つまり自己主張が自分に対してもできないという感じですね。
とかくスポーツ選手は偶像崇拝されがちです。彼らには彼らの人生設計があり、決して完璧ではない。もっともっと上手くなりたいし、もっともっと世界から注目されたいはずです。それには膨大なエネルギーが要るわけですが、ある時にその源がプッツリ途切れ、もうどうしようもなくなった時に彼らは引退を考えるんだと思います。私はそんな高見に登った事がないので彼らの気持ちは正確には把握できませんが。ともあれお二人ともお疲れ様でした。私もせめてブログ位はできる限り続けてみたいと思っています。体力の限界を感じる時がいずれ来るのでしょうか?
さて更なる高見を目指すためには膨大なエネルギーが要る日経平均は続伸。少しずつ少しずつ上昇を続けています。
私の投資判断は15000円を挟んだボックス圏相場で「中立」でしたが全然外れつつありますね。雰囲気的には15000円で底を打った感じになっています。ただチャート的には75日線が16000円付近に構えており、ここを超えるのはやはりエネルギー(売買代金)が必要になってくると思います。
そんなわけで投資判断は引き続き「中立」なものの、値動きは15000円〜16000円の範囲で推移すると思われます。最近は順調に上がってきていますので、短期的には調整が入ってもおかしくない水準にきています。今月のターニングポイントはゼロ金利解除なるか?という中旬辺りですね。解除が決まれば相場にわだかまるモヤモヤ感が払拭され、上昇に勢いがつくと思われます。
一方新興市場も軒並みプラス。ただ相変わらず一部市場に引きずられた写真相場の感を払拭できません。
芝浦電子(6957)は安く。昨日付で東海東京証券による投資判断が新規に「2+」で押し目買いの水準とのこと。見方は私も同じですが、ストキャス的にはもう1、2日日柄調整がありそうで引っ張れます。
SCN(3789)は続伸。ようやく25日線を上放れつつあり、ここからの上昇相場に期待。明日にも30万はいきそうですが、30万から上はぐずつきそう。
カナレ電気(5819)は続伸。この銘柄にしては最近動いた方。ようやく2000円から上に昇っていきそうで、チャートの煮詰まり感からの離脱により、上への圧力は期待できるのでは。
日本オプティカル(2680)は軟調。逆に煮詰まり感から下へ抜ける嫌な感じ。もし900円台を死守できない時は残念ながら損切りとしないといけないですね。今日届いたIRのハガキによるとネットでの販売が過去最高の売上高を更新しているとのことで、期待したいのですが・・・
以下、推奨銘柄の動きです。
芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→2075円 第三目標3000円
A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2295円 目標3500円
ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2900円 目標10000円
SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→283000円 目標75万円
ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5100円 目標7000円
カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2005円 目標3000円
日本オプティカル(2680) 5月1日推奨 1111円→921円 目標1500円
富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→601円 目標800円
スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8730円 目標10000円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。