KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

持ち上げといてドーン!

昨日はボクシング亀田興毅の世界タイトルマッチがありました。私は仕事で試合は観られなかったのですが、判定勝ちでライトフライ級チャンピオンの座を獲得。今朝も各報道機関で伝えられています。

世間では賛否両論あり今回の判定にも苦情が殺到とか報道されています。今回の試合を観ていない私がどーこー言う資格はないので、昨日の試合の是非に関してはよくわかりませんが、とりあえず亀田兄弟という存在に対して私は前回5月の試合の時にも書きましたが「賛」の立場です。残念ながらボクシングは私自身詳しくないんですが、周りにプロボクサーを含めてボクサーの友人がたくさんいます。確かに彼らは「否」なんですよね。

でも私は「いいじゃん別に」と思います。一つのコンテンツ、一つのエンターテイメントとして確立しており、試合内外問わず観る人を楽しませてくれます。プロである以上、試合に全力を尽くす事もさることながらファンを楽しませるのも義務だと思います。少なくとも賛否両論ひっくるめてこれだけ反響があるということは大成功と言えるでしょう。

「弱い相手としか勝負していない」「素人の父親のトレーニングで世界に通用するわけがない」んもー、いいじゃんいいじゃん別に\(*`∧´)/弱い相手としか勝負していないと思うならあなたが関心を持たなければ良いだけ、素人のトレーニングが通用しないというのは今のプロのトレーニング方法が完成され尽くしたものであり、今後進化の余地がないという前提においてのみ成り立つ話。横峰さくらパパだって素人だし、別に指導者が誰だって良いんじゃない?そのトレーニング方法が本人に合うかどうかだけのこと。何であれ私より強くて締まった体をしているという事実は覆されません(;^_^A

一番見てて気持ちが良いのはコメントに必ず「おやじ」が出てくる事。あれだけのやんちゃ坊主が「おやじの言うことに間違いない」「おやじのボクシングが世界に通用すると証明する」という事を恥ずかし気もなく口にすること。生意気なのが鼻につくというのもわかりますが、それを差し引いても余りあると思います。

強いて言うならTBSの見せ方が過剰だなーと思います。視聴率を取りたいのはわかりますが、エンターテイメント性とプロスポーツの比重に偏りが過ぎると視聴者に「シラケ」られてしまいます。そうなって亀田兄弟が使い捨てられてしまうのではないかと思う部分に今からメディアの怖さを感じています。

さて、こちらも勝つか負けるか勝負の世界である株式市場は日経平均続伸。NY株高を受けて前場は堅調に推移しています。

投資判断は引き続き「中立」。15500円を超え想定ボックス圏の上限を超えて推移していますが、200日線が15600円に、また一ヶ月前に付けた直近高値15710円、そして75日線も同じ程度のラインにあり、ここから上値を突き進むのはかなり厳しいのではないでしょうか。出来高、売買代金も細ってきており、もし一時的に超える事があったとしても持続力はないと思います。

一方新興市場は好調スタート後減速。ただこちらは徐々に売買代金が増えてきており、夏の個人大暴れまで後少しというところ。センチメント改善までもう少し。以前から「マザーズ指数1000ポイント割れは有り得ない」と論じていますが、現在25日線に跳ね返された格好になっており、ここを明確に超える事ができて初めて「底を打った」と言えそうです。

芝浦電子(6957)は堅調。2100円のトレンドライン上値を超えるのに数日かかってしまいましたが、本日このラインを超えて終わる事ができれば上値余地は拡がる格好へ。

バンナムHD(7832)も堅調。MACDも好転し、よーやくやる気を出してくれたかという感じですが、1700円の上値がまずは第一関門となっており、ここを超えるにはちょっと時間がかかるかも。まずは1700円台での値固めからというところ。それが完了すれば推奨銘柄に格上げ予定。

ネクシィーズ(4346)は小反落。ただ昨日も意外に底堅い動きを見せており、5日線に下値を支えられて一気に上昇するという展開も短期的には想定されます。

さて、今日は推奨銘柄に一銘柄加えたいと思います。日本ベリサイン(3722)です。電子認証、ネットワークセキュリティーの会社として名高いベリサイン社の日本法人ですが、先日今期中間期の業績予想を残念ながら下方修正し年初来安値を更新しました。

しかし下方修正は新規事業サービスの遅延、営業体制の再構築が主因であり、業績が悪いというわけではありません。加えてWindowsはVista、世界で8割近くのユーザーがいるブラウザIEの新バージョン7.0の正式リリースを控えています。

となると、電子商取引で必要なSSLの電子証明書発行や各サイトの推奨環境認定等、OS、ブラウザの切り替え需要に応じて伸びが想定されます。電子認証とはそのサイトの安全性を第三者機関が証明するため、証明書をブラウザに電子的に発行するというサービスです。昨今のフィッシング詐欺等、偽サイトによる被害を防ぐために今のネット世界に無くてはならないサービスです。

実は今までのIEでは電子証明書の出所がはっきりしなくて警告が画面上に現れても「OK」とか「キャンセル」でそのサイトは結局利用できていました。ユーザーも「何か警告が出てるけど無視すればいーやー」という人がほとんどなので、あまり影響してこなかったのですが、7.0からは電子証明書が確認できないとサイト表示もできなくなるそうです。なので第三者認定機関であるベリサインの需要は否が応でも高まるといった寸法です。

私は楽天のような大型ネットショッピングモールは次第に店舗が離れていき、独自ECサイトを構築するネット店舗が増えていくと見ています。それ故、ECサイト構築ソフトを販売しているソフトクリエイト(3371)も強気で推奨しているのですが・・・。そうなるとそれぞれ電子商取引を行うためにはそれぞれ認証を受けなければなりません。するとこの会社の業績も高止まるという形になります。

チャート的には前回の下方修正で窓を開けて下落しています。そこから出来高を積み上げつつ窓埋めも含めた上昇局面の途中であり、MACDも好転、再評価の機運が高まってくると思われます。8日に監査を受けた業績予測の確定値が出るようですが、そこは無難に通過、もしくは悪材料出尽くしという流れも有り得ると思います。

目標株価は30万までいきたいですが、とりあえずは25万に設定しておいて流れを見たいところです。また、現在まだ下落トレンドから脱したとは言えませんので、逆に17万まで下落してしまうようであれば一旦損切りとしておきます。

さて、ソフトバンク(9984)は軟調。子会社がSBIHD(8473)の残りの株式を先日に引き続き売却、結局全株式売却してしまったとのことで完全に資本関係がなくなり独立したとのこと。本体は完全に通信事業に注力するという感じですが、私は「うーん、それどーなの?」と思います。ソフトバンクの損益計算書が黒くなるのはいつの事やら。それにしてもソフトバンクはいつも業績発表前に何か売却しますねー。かつて米ヤフー株やコールセンター事業の売却がありました。まあ業績操作ではないのでいいのですが。

そしてUSEN(4842)は力強く上昇。短期的には完全に読みを外してしまいましたね。1000円から300円も上がっていれば短期的にでも推奨すべきでした。完敗です。とはいえ最近の同社を取り巻くニュースには不透明要因が多く存在し、それらが安定するまではなかなか推奨できそうにはありません。トレンドも未だ転換したとは言い難く、本日も結局は高値陰線に向かいそうな勢い。ここから手を出すのはさすがに危険だと思います。ただこういった不透明要因を多くはらんでいる場面こそ株価の変動率が高く、個人投資家にとっては面白いのでしょうが・・・

以下、推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→2130円 第三目標3000円

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2230円 目標3500円

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2900円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→223000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5130円 目標7000円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2000円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→582円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8150円 目標10000円

注目銘柄

バンナムHD(7832) 7月26日注目 1640円→1653円 目標3000円

ネクシィーズ(4346) 8月1日後場注目 10750円→11500円 目標14000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。