KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

北海道でほっ、感動!(その14)

安倍首相が誕生し小泉さんが長い任期をようやく終えました。勿論我々の生活に劇的な変化は見られないわけですが、首相が目指す所の影響はジワジワ出てくると思われます。そんな小泉さんが首相だった頃のお話、北海道旅行記は未だ終わっていない事に気付きました(-。−;)

富良野に着いた私はバスで「ファーム富田」へ目指します。

↓ファーム富田
http://local.yahoo.co.jp/static/place/a101/16622.html

ラベンダーで有名なファーム富田は広い敷地に満面の花畑。ところが私が行った8月中旬は既にラベンダーは終わりの時期。ということで、ラベンダーの殆どは香水用に回収され、一部枯れかけで残っている程度。ファーム富田の全面紫色というダイナミックさは味わえませんでしたが、他の花が色とりどりに咲いていてキレイでした(^^)その代わりラベンダーはシソ科の植物だけに香りが強く、シソっぽい香りが漂っていました。ただぶっちゃけ私はシソ嫌いなんですよね(-。−;)んじゃ一体何しに行ったんねんって感じですが・・・

ファーム富田は入場料は取らないんですね。富田さん偉い!と思いました(^^)なのでラベンダーがオフシーズンに入りかけの時期でもたくさん観光客が訪れています。特に中国からの観光客が多かったようですね。3割程度は中国人だったのではないでしょうか。中国の方が北海道に観光に来るというのは少し意外な感じがしました。わざわざ北海道に来なくたって広大な土地に花はいっぱい咲いてそうですけどね。ただ聞くところによると温泉ブームらしいので、どちらかというと温泉目当てで観光に来ているとの事でした。

富田さん偉い!ということで「ファーム富田物語」なる絵本が資料館に置いてあったので読んでみました。簡単に言うと過去に富良野にはラベンダー畑がたくさんあったのに、1980年頃から貿易の活発化で海外から安い香水がいっぱい入ってきたためにラベンダー農家は次々と廃業を余儀なくされたそうです。しかし富田さんはめげずにラベンダー畑を維持し続け、今では少しずつ農地を拡大して大きくなったそうでした。おー、先見の明がありますねー。

ファーム富田ではラベンダーの香水の精製現場や石鹸研磨現場を見学しグルっと全体を一周した後で、昼食には夏コロッケカレーを食べ(これが太陽の下食べるとキャンプで食べるカレーのようで美味い!)、ラベンダーカルピスゼリー、ラベンダーラムネを平らげました。そしてノロッコ号という臨時列車に乗るため、臨時駅である「ラベンダー畑駅」に向かいました。(つづく)

さて、富田さんのような先見の明を持って当たりたい株式市場は本日堅調。NY市場が年初来高値水準ということで、日経平均も大幅高で推移しています。

投資判断は引き続き「中立」。15500円〜16000円の間の推移は続く見込みで、本日から全ての銘柄で実質下半期入りですが、出来高、売買代金の低さは昨日に引き続き。しばらくは方向感に乏しい展開が続きそうです。ところで昨日「日経平均権利落ち分は30円相当」と書いてしまいましたが、実際は「60円相当」でした。単純な入力ミスです。申し訳ありません。

新興市場も「中立」。そろそろリバウンド局面入りしそうで、まずは75日線を目指しそうですが、こちらもなかなか元気が出てくるまで時間がかかりそうです。

芝浦電子(6957)は堅調。出来高が薄いながらも下値を切り上げる形で上昇しており、最悪の事態は回避した模様。まだ完全な上昇トレンドとは言い難いですが、目先の買い安心感は誘う形に。

富士電機HD(6504)も堅調。昨日突破できなかった610円に5度目のトライに向かう動き。今回はトライする間隔が狭いため、いい加減突破できるのではないかと期待。

ソフトバンク(9984)は変わらず。昨日発表の先週末時点信用倍率は前週よりも改善し、逆日歩まで発生する格好。ようやく需給面で反騰の下地が整いつつあり、あとは市場の雰囲気が改善するのを待つだけ。ただ、また盟友(?)の楽天(4755)が明日発売の週刊誌でスキャンダルとの噂が流れているようで売られており、ソフトバンクの株価にも少なからず悪影響を与えているものと思われます。

さて、今回は注目銘柄にまた一銘柄加えたいと思います。メディシノバ(4875)です。この会社はヘラクレス市場上場の外国籍のバイオベンチャーです。なのでまず外国証券口座を開設してないと買えませんので予めご了承を。

まずはっきり言って業績は(縮小してはいますが)赤字が続いています。そしてバイオ関連ですから言ってしまえば博打的要素が強い銘柄となっています。

ただ今月頭に「間質性膀胱炎治療薬」の開発が第2段階に入ったと報道があり、その臨床結果が年末にまで出るとのこと。これが成功すれば従来の治療薬より迅速かつ効果的な治療ができる薬品開発が成功し、市場規模も大きく、同社の収益に大きく寄与するとされています。

また、加えてアメリカNASDAQ市場上場の準備を着々と進めています。NASDAQ上場の条件の一つとして「5ドル以上の株価」を形成しないといけないため、来月中旬の臨時株主総会で1株→10株の併合により、株価を10倍にする方針が決定される予定です。もしNASDAQ上場が承認されれば、そのアナウンスメント効果は大きいと思われます。

需給面では前CEOが上場以来株式を絶えず売り続けています。それ故上場以来株価は右肩下がりを続けていますが、未だ4%程度の株式を保有しているものと思われます。なのでもう少し売り圧力は続くでしょうが、100円前半の今は底値圏。これ以上無理に売ってくる事はないと思われます。一方、会社の自己株取得も行われていますから、ある程度の売りは自社株買いで吸収できるものと思われます。そんなわけで同社の気配板は売り買いが非常にトリッキーに交錯しており、あまりアテにはならないですね。

そんな事情があり、実は今のタイミングが絶好の買いタイミングとは思ってはいませんが、上記材料がいつ火を噴くかわかりません。株価はこの水準であれば底値圏であると思われるため「下に行くよりは上に上がる期待値の方が大きいだろう」という消極的な注目であります。テクニカル的にもあまりアテにならないですが、時々思い出したように突発高する事があります。そんなわけで買って、適当に売り指値をして待つという伏兵作戦もアリかと思います。

上記リスクを承知の上であえて注目銘柄とします。とりあえず目標株価は控えめに140円として、後場からポートフォリオに組み入れたいと思います。

以下、推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→2300円 第三目標3000円

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2655円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→236000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→4850円 目標7000円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2045円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→598円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8780円 目標10000円

バンナムHD(7832) 7月24日注目→8月9日推奨に格上げ 1640円→1831円 目標3000円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2190円 目標とりあえず2500円

パルコ(8251) 9月21日注目 1394円→1408円 第一目標1700円 第二目標2000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。