次の土曜日。私は貸衣装屋Bのところへ行って申込する旨を伝えました。すると例のおばちゃんが満面の笑みをたたえて「あらー!ありがとうございます(^^)やっぱりこちらを選んでくださったのね!!もうサービスしちゃうから!」と大喜び。少しこちらが引いてしまう位の喜びっぷりでしたが、まあそれはそれで良かったかなと思います(;^_^A
問題はその後。家に戻ると貸衣装屋Aの方から電話がかかってきました。
A 「てけてけさん、どちらの衣装が良いか決まりましたか?(^^)」
私「あのー、実はお断りしようかと・・・(-。−;)」
A 「え!?」
私「実は別の貸衣装屋に決めてしまいまして・・・」
A 「えぇっ!?(××)」
貸衣装屋Aにとってみればまさに青天の霹靂。当然自分のところで契約が成立したものだと思いこんでいて、まさかここでライバルにかっさらわれるとは思ってもみなかったのでした。
それから貸衣装屋Aの声色が変わり詰問責めに(・・;)
A 「それは話が違いますよ!だってあの衣装のどちらが良いか後で決めるという話じゃなかったんですか!?\(*`∧´)/」
私「いやー、実はあの時既にBの方にも行ってまして(・・;)」
A 「てけてけさん、Cさんってご存知ですよね?」
私「はい、知ってますけれど(・・;)」
A 「Cさんからもお話があったんですよ、宜しくお願いしますって!」
私「えぇ、そうなんですけど、嫁さんがBの方が良いって言うもんですから、もう申し込んでしまったんです」
A 「じゃあ奥さんと話させてもらって良いですか?」
私「いや、話してももう申し込んでしまいましたし(・・;)」
A 「こういうのは一週間以内であればキャンセルが可能なんです!是非考え直してください!」
私「そうは言ってももう決めちゃいましたし・・・(-。−;)」
10数分間の問答。以前も書きましたけど、貸衣装なんて一回貸せば数十万丸々入ってくるわけですから、こんなにボロい商売もないと思います(全国の貸衣装屋さんに対して失礼ですが(;^_^A)。だから向こうも絶対この客は逃すまいと必死です。
ようやく電話が終わり解放された私はすぐに嫁さんに連絡。「この電話番号からかかってきても出るんじゃないぞ(-。−;)」「うん、わかった(・・;)」これで何とか乗り切れたと思ったのですが、諦めきれない向こうの攻勢はそれだけに止まらなかったのでした。(つづく)
さて、攻勢が止まらない日経平均は本日反落。休日の間のNYダウは連日の下落。重要イベントを控え方向感が定まらないアメリカ相場の影響を受けて、日本株も方向感の定まらない動き。朝方発表された鉱工業生産指数が市場予想よりも悪かった事もあり、朝方から軟調推移。何とか持ちこたえて後場から一時プラスに転じる場面もありましたが、引けにかけては戻り待ちの売りに押され、結局はマイナス圏で引けました。
投資判断は「買い」。連休中日、そして今晩のアメリカで1−3月期GDP発表、FOMCの結果待ちという様子見ムードが漂う「はず」の場面で、出来高21億株・売買代金3兆円は上出来。決算を先回りして買いに向かう投資家の姿が目立ち、明らかに市場に活気が戻りつつあります。後述するみずほFG(8411)を筆頭とするメガバンク株が相場の牽引役に。今晩のNYで余程の悪材料が出ない限り「ゴールデンウィーク」を「ゴールドウィーク」とする事も可能のようです。
新興市場は「強気の買い」。本日は3指数とも上昇。特にヘラクレス指数はチャート上75日線を抜いて頭一つ抜け出てきました。主力株一服の時には新興市場に資金が回る、本日はそんな典型的一例。新興市場の方が明らかに出遅れ感があり、そういう意味でも資金が向かい易い時期であると言えそうです。
ソネットエンタテイメント(3789)は反発。25日線を下支えに反撃の狼煙。今回の戻りで45万円を回復してきたら、三角持ち合い上放れと認定して良いと思っています。その場合は一気に50万円を目指せるでしょう。ただこの銘柄の最終目標はもっと上の上場来高値更新です。
ソフトバンク(9984)も反発。本日は中国のSNS大手OPIを傘下に収めるというニュースから買いが先行。会員数は2200万人で、毎月100万人ペースで増加中とのこと。子会社アリババとの提携で相乗効果を狙うと共に、将来の株式上場を目指す投資目的とも。ただ個人的には今後中国株が軟調推移すると予想していることを勘案すると、今この時点での取得はどうかなとも思います。ただ株価が伸び悩んでいるタイミングで明るい材料を出してくれました。このまま決算まで伸長していって欲しいところ。
新光証券(8606)は続伸。出来高が増加し、値動きの良さが目立ちます。本日昼に決算を発表。内容は昨今の相場低迷を受けて減益決算だったものの、悪材料出尽くし感から後場急伸。引け後に発表された減配は残念でしたが、市場では織り込み済みか。テクニカル的には一目均衡表の雲突破を目論む水準で、底打ち感の出た非常に良いチャート。今の相場の主役は明らかに金融株です。
富士重(7270)は反落。月曜引け後に発表した決算内容が悪かった事を受けて売り優勢の展開に。営業利益が半減し、円高、鉄鋼高による自動車メーカーの苦しさが浮き彫りに。なまじトヨタ(7203)による株式取得報道で値を上げていただけに、他の銘柄のように「減益決算でも悪材料出尽くし」とは見て貰えなかった様子。それでも本日は一時切り返しそうになりましたが、結局は失速。上髭を残す形となりましたがテクニカル的には下値で各移動平均線が支持してせめぎ合い。明日の値動きが勝敗の分かれ目になりそうです。
みずほFG(8411)は続伸。逆行高となっています。本日はメガバンクが総じて高かったものの、残りの二行は引けにかけて失速。同行のみがプラスと一人気を吐いています。本日の貸借倍率を見ても空売りが増えており上値追いムード。売り方の買い戻しが上昇に拍車をかけます。テクニカル的には一目均衡表の雲を遅行線が突破してきて、正に向かうところ敵なしの状態。
アクセル(6730)は続落。決算発表後、軟調な展開が続いています。本日の下落によりパラボリックも暗転。出来高減、下値切り下げと悪循環となっています。念のため25日線の位置する365000円に達したら損切りとします。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1020円 目標10000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→429000円 目標75万円
オプトロム(7824) 5月25日より 59円→31円 目標80円
ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2100円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→118000円 目標20万円
新光証券(8606) 3月24日より 325円→355円 目標450円
ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→1242円 目標1400円
みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→540000円 目標75万円
アクセル(6730) 4月15日より 369000円→382000円 目標50万円
任天堂(7974) 4月20日より 56800円→57100円 目標7万円
売り銘柄
富士重(7270) 4月13日より 428円→446円 目標350円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。