KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

尾久の細道

9/22(火)
最終日は原宿へ。私の庭ですね(嘘)。それにしてもすごい人だかりです。富山での祭レベルの賑わいですね(;^_^A連休だったので私のような田舎者もたくさん来ていたのでしょう。

私は前回のH&Mに並んで話題のforever21にも行ってみる事にしました。そう言えば前回飲んだ元同僚にこんな事も言われました。
「てけてけは感受性がある。教師の世界は閉鎖的で、未だにパソコンすら使おうとしない教師もいる位。だから例えば誰もあなたのようにiPhoneを持ってみようとか考えもしない。リーマン破綻の時は明らかに歴史が動いて、その後の生徒達の将来が変わった瞬間だった。なのにいつも通りの授業を行って、いつも通りのスケジュールをこなす事に終始した。変化を恐れる世界なんだ。てけてけのように感受性を持っていなければいけないのに」と。いやー、引き合いに出されて褒められると嬉しいですけど、その正体は単なるミーハーなわけで(-。−;)

原宿のforever21に到着すると、ものすごい行列が(××)H&Mとforever21が両隣に並んでおり、どちらも入場規制がかけられて、大変な盛り上がりでした。ただ実際には私みたいな冷やかしが多いでしょうから、人数に応答する売上はあまり効率よく上がっていないのではないでしょうか?警備上・機会損失のコストや手間ばかりかかって。

そして実際の商品の感想ですが、forever21は噂通り安いカジュアルでしたが、個人的にはH&Mと違ってあまり魅力的な商品はありませんでした┐( ̄ヘ ̄)┌ユニクロの方がよっぽどフォーマルな感じです。なので結局私の行きつけ、上野はアメ横のお気に入りの店で服を購入。そこで私は大抵衣類を揃えて、その後乾物屋でブルーベリーを買う、というのが私流アメ横の歩き方です(;^_^A

その後は思い出の地「尾久」に寄って帰ってきました。尾久は私が6年住んだ東京の拠点でもあります。ただし東京人でも知らない位にマニアックな土地ですが(;^_^Aけれど上野に近いし非常に穴場の良い所です。お薦め。

当時毎日のように利用したスーパーに顔を出してみると、パートのおばちゃんも変わらず同じ人が働いていました。ただやはり私の顔なぞ覚えている様子もありませんでした(;^_^Aまあそんなもんですね。一抹の寂しさはありましたが(T_T)

夕方5時になると、ずっと変わらないお決まりの荒川区のチャイムが鳴ります。聞いて懐かしさに浸っていました・・・が、電車の時間ギリギリな事を思い出し、駅までダッシュ( ̄Д ̄;;そんなドタバタな東京周遊記はこうして終わったのでした。また来年にでも行きたいなー。(とりあえず完)

さて、一抹の寂しさを感じる日経平均は本日反落。前日のNYダウはアメリカドル高による各種弊害、住宅購入者に対する優遇税制の打ち切り等を懸念材料に、関連銘柄が売られる展開。それを受けた日経平均は売り先行のスタート。その後もジリジリ売りに押され、為替が92円台で推移している事も特段材料視されず安値圏での推移。後場も買い戻しの力も無く、10200円割れをかろうじて死守するレベルで引けました。

投資判断は「売り」。テクニカル的に日経平均は以前書いた上値抵抗線(8/26高値10668円と9/24戻り高値10566円とを結んだもの)の延長線上に跳ね返される格好、そしてTOPIXの方はより素直に25日線に跳ね返されて、上値をくじかれています。NT倍率(日経平均TOPIX)の拡大が更に顕著になっており、3月時点では丁度10倍だったのに直近では11.5倍に迫る勢いです。

↓ケンミレチャートよりNT倍率
http://chart.miller.co.jp/chart.cgi?0122I

この歪な関係が現在の株高(に見せかけている)の正体であり、大企業が利益を出してきている一方で、取引先の中小企業が景気の底から抜け出せないでいる状態を、上場企業レベルで表しているのかも知れません。何はともあれNT倍率はやがて均衡点である9.5〜10.5倍にむけて収縮していくものと考えられます。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に下落。テクニカル的には日経JASDAQ、マザーズ指数共に上値を抜けきれない状態にあって、突破には強い動機付けが必要。ミクシィ(2121)、グリー(3632)とネット関連株に決算内容の良いものが目立ち、遅れて出てくる他の銘柄の決算も追随してくるようであれば上抜けも近いです。

ソフトバンク(9984は反落。ただ朝方は上昇して年初来高値を更新し、日経平均構成銘柄の中で気を吐いていました。中間期の最高益更新と連結での欠損金を7年ぶりに解消という報道が出て買われましたが、結局は全体地合に押されてしまった格好。高値陰線となって調整波動入りを示唆、正直決算通過後まで調整が続くでしょう。75日線のある2000円辺りまでは覚悟をしておくべき。ただ本日発表の信用倍率は1.08倍と改善され、上昇トレンドは維持されています。

SEH&I(9478は続落。テクニカル的には25日線に跳ね返されて、下値を探る展開に。買い板も薄いため、12000円割れは覚悟すべき状況。Windows7発売があまり他の銘柄でも材料視されなかったため、同社にも特段買いが向かってきませんでした。下値目処は52週線の位置する10500円まで見ておく必要がありますが、来月の中間決算発表時に自社株買い等の材料が出るかも知れません。PBRはそれを意識させる程割安。

東芝(6502)は反落。ただ引け後に連結上方修正見通しを発表。営業利益黒字転換見通しとなり、好業績期待は高かったものの、買い方にとってマイナス材料とはならない出来でしょう。本日発表の信用倍率は0.74倍と更に改善。売り方を苦しめる動きに。

三井海洋開発(6269)も反落。原油価格の下落に伴って、資源関連株としての位置付けのある同社にも売りが波及する格好に。なかなか2000円台が定着しませんが、テクニカル的には25日線や一目均衡表の雲上限が株価支持期待。需要期を迎える原油価格は、ドル安が落ち着けばまた上値を取りに行く動きになると見ています。

ところで最近最後にご紹介しているオプトロム(7824)はじわりじわりと値を上げて本日35円まで。東証1部銘柄の膠着感を尻目に、低位銘柄に短期資金が向いて支援材料となっています。案外チャートに沿った動きで無理が無く、割り切れる方なら乗ってみるのも良いかも知れません。ただし玄人向きですから火傷に注意。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→816円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→197400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2175円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→656円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→958円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→174円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12490円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→544円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1908円 目標2500円

ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2335円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。