KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

若気の至り

その後は上野公園でしばし時間を潰しました。上野公園は私が初めて東京に住むために上京した時に途方に暮れていた場所。当時大阪から高速バスで早朝にやってきた私は、辺りの店が開くまで公園でぼんやりとしていました。とにかく住むところと仕事を探そうとしていたので、公園のベンチに座って求人情報誌を見ていると「あんちゃん仕事紹介しようか?」と見知らぬおっちゃんに声をかけられ、「い、いや、結構です(;^_^A」と断った思い出があります。

その後は友人に会いに新宿へ。そして小田急線に乗って友人のお薦めの居酒屋まで移動。どうでも良い事ですが私は生まれて初めて小田急線に乗りましたよ。小田急線ガード下の提灯焼き鳥で、典型的な中年サラリーマンのアフターファイブ(;^_^A

この友人は前の会社の同僚で、彼は教員免許を取って退職。今は中学の教師をしていますが、やっぱり最近の中学校は荒れているようです。授業を聞かないのは勿論の事、平気で教師を殴ってきたり蹴ってきたりするそうです。ただ彼は変わっているので(元プロボクサーという経歴もあり)、荒れていることはむしろ問題ないと思っているそうで。生徒が将来幸せな人生を送れるのであれば、中学校の3年間なんて何でも無いと。んで平気で殴り返したりしているのそうですが、おいおい、モンスターペアレンツに文句言われたりしないのかい(-。−;)やっぱり文句言われて謝ったりしているそうです(;^_^A

私はやはり年上に対して人生経験の浅い若造が反抗するのは十年早いと思うので、対する教師の暴力は肯定派です。私も子供の頃はいっぱい殴られましたしね。非常に陳腐な言い方をすれば愛情の反対は憎悪ではなく無関心です。生徒に殴られて殴り返さないのは最も生徒を人間として扱っていない行為だと思うのです。

そんな彼に「昔てけてけに言われた事が今ようやくわかった」と言われました。何の事かと思いましたら、実は私も結構血気盛んな事もあり、前職(証券会社)で客と思いっきり喧嘩をした事があります(ただし電話口でですが)。すごいクレーマーで有名な客で、いつも理不尽な事を言ってくる人でした。その時は上司が止めるのも聞かず、ムキになって大喧嘩しました。それを見ていた同僚は苦笑いしていました。

実はその後、その客とは逆に一気に仲良くなってお互いに非常に穏やかに話せるようになりました。私はその時「真剣に互いが正直に思いの丈をぶつけたら、最期にはお互いを理解できる」と同僚に適当な弁明をしました。正直純粋に腹が立って、偶然雨降って地固まっただけでしたが(;^_^A

それが今教師になって生徒に当たってつくづく感じるのだとのこと。ま、まあわかれば良いのだよ、わかれば(;^_^A

そんなこんなで政治やら教育論やらで数時間を過ごし、稼いでいる公務員におごってもらって帰りました。結局嫁の実家に帰宅したのはその日も23時過ぎ。かろうじて終電→午前様は阻止しましたが、またしてもバツの悪い時間での帰宅となったのでした(-。−;)(つづく)

さて、バツの悪い日経平均は金曜反発。前日のNYダウは各企業の決算内容が良かった事を受けて大幅高。それを受けた日経平均も朝方買いが先行。ただ引き続き買い手がかりに乏しい状況には変わりなく、上値を買い進む動きも見られず。後場寄り後は少し上げ幅を広げましたが、次第に週末要因が意識されて値を消す展開。結局は小幅高で引けました。

投資判断は「売り」。金曜のNYダウは出てきた企業決算の中身が今度はあまり宜しくなかった事から一転大幅安となり1万ドル割れ。それを受けて月曜の日本株も売り先行のスタートになるものと思われます。日経平均の方はテクニカル的には75日線に25日線が跳ね返されて上昇トレンド回帰の流れを作っているのですが、TOPIXは下落トレンドを形成する流れ。NT倍率の格差拡大が懸念されます。一喜一憂の外部環境、そして内憂の国内環境に左右されて、簡単にトレンドには乗ってくれないものと見ています。

為替の方は92円台に入り、円安傾向が続いています。ただその流れも93円位で天井かと見ています。テクニカル的には75日、次は52週線に上値を抑えられて下落する流れが続きそう。であればここから円安に転換するには当分の日柄調整を要するか、日本に余程悪い材料(特に政治的な)が出ないと難しいでしょう。ただし後者の場合は悪い円安の流れになってジャパンパッシングに繋がり、手放しでは喜べない状況になります。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に堅調。ミクシィ(2121)を始めとする新興市場の大型株中心に値を戻す展開が続いています。日経ジャスダック平均は5日線〜75日線が現在の水準に集中しており、ここから上抜けられるかどうかの正念場。一方で少しずつ出てきた個別企業の決算は今のところ良いものが多くなっており、上抜け期待は高まっています。東証1部銘柄が膠着している間に新興市場が頭一つ抜け出すチャンス。

ソネットエンタテインメント(3789)は反発。金曜は引け後に子会社エムスリー(2413)の決算が出て、来週にはDeNA(2432)と同社、そしてソニー(6758)と発表が続きます。皮切りのエムスリーはほぼ予想通りの着地となり、通期も修正無し。ソネットの方は20万円を挟んだ値動きが続いていますが、空売りも着実に増加中。好決算が出れば13週〜52週線を一気に上放れる展開になりそうです。

ソフトバンク(9984)も反発で年初来高値更新。情報通信タスクフォースに孫社長が選出されたという事もあって、上値を更に取りに行く展開に。また来週発表予定の決算にも期待する動きが出ています。差し当たって上値を遮るようなものが何も無いため、決算発表までは素直に買い上がる展開が続きそうです。

メディカルシステムネットワーク(4350)軟調。テクニカル的には下落トレンドとなっており、来月頭の決算発表まではトレンド転換のきっかけは特段なさそう。ただ下落トレンドといっても非常に緩やかな下落に止まっており、薄商いの中で買い需要もそこそこあるという見方が正解でしょう。

東芝(6502)は反落。また原子力、レアメタル関連で色々と報道が出ましたが、特段材料視されなかった模様。ただ上昇トレンドは明確に継続中で、金曜の陰線は調整の範囲内。週足の一目均衡表の雲上限が上値を抑える要因となっていますが、この辺りは間もなく通過してくるでしょう。

ところで前回チラっと紹介したオプトロム(7824)は紹介後に無事31円を突破して34円までありました。次なるターゲットは36円というところで、ここを突破すればまた勢いに加速が付くでしょう。市場の膠着感を背景に低位株の値動きに短期資金が集まる傾向になっており環境的には追い風。買い板も厚くなってきており、もうしばらく楽しめそうです。ただしマニアック銘柄なので、ザラ場を見ていられる玄人向けなのでご注意を。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→816円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→197400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2190円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→645円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→864円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→173円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12830円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→559円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1961円 目標2500円

ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2340円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。