KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

1月の成績発表

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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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今日は1月の成績発表です。1月は薄商いが続いたものの、半ばから盛り返しの動きが出て、ようやく日本株も本調子になり出した月でした。そんな中で私のポートフォリオはどうだったでしょうか?早速検証してみましょう。

買い銘柄

ソネットエンタテインメント(3789)
280100円→300500円(22営業日保有 上昇率7.3%)
第三四半期決算はまあまあだったのですが、同時に出した増配を受けて昨年夏場から続いた調整トレンドにようやく終焉の兆し。週足では10年10月及び昨年3月の安値を結んで作られる下値支持線に支持された格好で、またMACDが半年ぶりにプラス転換してきました。

子会社エムスリー(2413)も決算好調で親孝行。また同社の親にあたるソニー(6758)も後述のようにアク抜け感が出てきました。外堀も埋まってきたので、ここからはしっかりしたトレンドが期待できそうです。

みずほFG(8411)
104円→118円(22営業日保有 上昇率13.5%)
世界的な金融不安の後退から、ようやく邦銀にも見直し買いが入り始めました。110円の壁を一気に突破すると上放れの動きに。需給は明確に改善してきています。

テクニカル的には震災直後や6月安値の120円割れ水準を明確に上抜ければ、週足の一目均衡表の雲下限にあたる130円辺りまで節がなく、また昨年8月第一週にわずか一週間で急落した価格帯でもありますから、需給的な真空地帯と言えます。

よって上値は軽く、また配当利回りの高さからも海外マネーに注目されてくると思われ、まだまだ上昇の半ばと言って良いでしょう。2年先くらいには500円くらいまで行ってもらわないと、日本も復興したとは言えません。かつて1030円の時代もあったのですから、十分可能でしょう。

ロート製薬(4527)
989円→948円(22営業日保有 下落率4.1%)
今年に入ってから株価は軟化。相場の回復局面ではディフェンシブ銘柄である薬品株はやや敬遠気味な感じ。それでも大手家電のような派手な下方修正も考えられませんから、来週の決算には期待できるでしょう。

GCAサヴィアンG(2174)
78500円→86400円(22営業日保有 上昇率10.1%)
株価がようやく出直りかけたところで下方修正を発表。ただ昨今のトレンド通り一旦嫌気されたものの、直後に出尽くし感から買い戻されてきました。テクニカル的には終値ベースでの高値を更新し、75日線越えのポジションをキープ。

一目均衡表の雲上限である87700円を上抜けば、同時に26週線も上抜けるため、上値が一気に軽くなります。M&A環境の好調持続から今期業績拡大に期待大。

デジタルガレージ(4819)
222900円→197000円(10営業日保有 下落率11.6%)
これは今月大失敗。21万円を割り込んだところで損切りのタイミングを考えている間に、みるみる下がり20万円割れで強制ロスカット。ところがその後Facebook上場に触発される形で戻してきました。うーん、これは歴史に残る大失敗でした。猛省です。

ソニー(6758)
1382円→1435円(22営業日保有 上昇率3.8%)
2日に発表した決算で大下方修正を発表。それを受けて一旦は売られて、その後上がってくる・・・と思ったのですが、既に翌3日の時点で大きく買い戻され、値上がり率ランキング上位に食い込んできました。これはこれで嬉しい誤算。

ただやはりアク抜けによる反発はあまり長続きしないと思います。何よりユーロ安が未だ落ち着かない中で、来期のV字回復もあまり期待できません。こういう場合は今は良いとしても、そのうちに海外企業との比較から売りが出てきて、上値が重くなってくるでしょう。ただ平井新社長は海外の評判も上々のようですが。

一応今回の大陽線で需給は良くなってきたので、しばらくは全体地合の復調と共にリバウンド局面を享受しておきますが、今月中に利の出ているところで終了とすべきでしょうね。事業の先行きにビジョンが見えるか、ユーロ相場の反転かのどちらかが明確にならない限り、2000円はしばらくお預けでしょう。

SBIHD(8473)
5640円→6080円(22営業日保有 上昇率7.8%)
第三四半期の数字は前期比大幅増益となっておりかなり良い数字。しかし通期見通しが未だに示されていないことや、利益の半分を稼ぎ出すSBI証券の業績が落ち込んでいることなどを背景に、評価は数字ほどにされていない印象です。

今月は上場来安値を記録するなど、歴史的な下落トレンドからの明確な反発は未だ確定していませんが、地合の好転を背景に75日線を上抜けてきました。地合が良くなるということは証券業界にとってプラスであり、総合金融会社の同社にとっては大きなプラスとも言えます。ここからの回復力にポートフォリオ銘柄の中で最も期待を寄せるところです。

オリエンタルランド(4661)
8130円→8140円(22営業日保有 上昇率0.1%)
金曜引け後に出した決算では今期見通しを上方修正。震災後に運営停止期間があったにもかかわらず、その後の伸びから売上はほぼ横ばいをキープし、更に増益見通しを出してきました。客足が想定以上で、さすが震災時の対応が評判を呼んだディズニーランドと言えそうです。

またここから次第に優待狙いの買いが入ってくる時期になってきました。株価は一度落ちかけましたが、再度上昇トレンドに戻っています。来週からの値動きに注目。

船井電機(6839)
1851円→1950円(4営業日保有 上昇率5.3%)
これは今年一発目の目標達成大成功銘柄。その後出てきた決算もイマイチだったので、なかなか絶妙なタイミングで売却することができました。この調子で他の銘柄もポンポンと取っていきたいですね。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.19(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 12/30終値 8455円→8831円(22営業日 上昇率4.4%) 0.20(%/営業日) 

TOPIX 12/30終値 728→760(22営業日 上昇率4.4%) 0.20(%/営業日)

今月はベンチマークとほぼイーブンに。四捨五入してわずかに負けてしまいました。それもこれも少ないポートフォリオ銘柄の中でデジタルガレージ一つの失敗が大きく出たせい。忙しさにかまけて全然ポートフォリオ銘柄を追加できなかったところが痛かったです。2月はちょっと色々と入れていきたいと思います。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数336.2ポイント
となりました。今年はまず400ポイントを目指していきます。

さて、2月の相場見通しですが引き続き「強気の買い」姿勢に変化はありません。金曜のNYも雇用統計を受けて大幅高。来週の日本株も大きく買われて9000円乗せの場面もいよいよ現実味を帯びてきました。

ただ前回も書いたように後半から少しずつトーンを落として、3月くらいには一度売り転換することもあるかも知れません。またその時その時の状況を見極めながら判断していきたいと思います。

2月は中頃になるとまたヘッジファンドの45日ルールなるものが囁かれるかも知れません。ただ昔に比べてヘッジファンドの数は大きく減りましたし、実際にはあまり影響は無いと思います。ただ思惑部分も含めて影響は0では無いですから、頭の片隅くらいには入れておくと良いでしょう。

今回の決算は下方修正が相次いでいますが、中には業績ではなく繰延税金資産の取り崩しで減損処理をしている銘柄もあり、単純に一緒くたに悪いと括ることもできません。それらは法人減税を見越して計上される資金流出の無い会計上の損ですから、むしろそれで見かけ上数字が悪くなっているところは、後々見直しが入る余地が大きいです。

仕手株や低位株はさしあたって決算シーズンのため成りを潜めていますが、またいつ動き出すかはわかりません。ただ今は新日本理化(4406)が忘れ去られたかのようにしれしれっと値を下げています。

代わりとされるMUTOHHD(7999)は高値陰線となったものの、まだ終わったとするには早そうな感じもありますが、来週に決算を控えますからとりあえず今はこれ以上あまり踏み込まない方がよさそうです。決算が良かろうが悪かろうが、参加し辛いですから。

そして今回は一銘柄買いポートフォリオに加えたい銘柄があります。住友金属鉱山(5713)です。

この銘柄に関しては来週第三四半期決算を控えていますが、やはり円高や半導体市況の低迷によって事業環境が悪いことから、あまり良い数字は期待できなそうです。30日には既に材料事業の構造転換を図るために今期80億円の特損を計上すると発表。こちらも今期中に膿を出し切ってしまう腹づもりのようです。

ただここ最近の傾向でいくと、悪い決算も織り込み済み。下方修正が出ても余程の悪さで無い限りは出尽くしに繋がる流れも期待できるため、過度に心配する必要は無いと思います。

むしろこの銘柄は金価格を始めとする非鉄商品市況に連動しやすいですが、世界各国の金融緩和策によって商品市況は上がりやすい環境にあるため、同社にとっても今の状況は追い風とも言えます。

また先日このような記事も発見しました。
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=285720&dt=2012-01-31

ぶっちゃけこういう記事が出たらそのアノマリーは崩れるのが常ですが、いずれにしても地合的に悪くないと思うので、敢えて乗っかってみることにしました。

テクニカル的には75日線を上抜いて、長期下落トレンドから抜け出した格好。一目均衡表は三役好転の形で、ストキャスも割安。MACDは暗転しかかって今は一服の段階となっていますが、決算通過後に再度騰勢を強めるものと思います。

需給面では長期的な下落トレンドが続いており、上値のしこりはあるものの、昨年10月以降ほぼ横ばい推移が続いており、下値固めは出来上がった印象。信用買い残は差し引き270万株程で、昨年2月の高値を付けた時の水準まで改善しています。

目標株価は昨年2月及び7月の高値を結んだ上値抵抗線の延長線に該当する1200円に。ここには丁度6月の安値及び52週線があるので、とりあえずそのタイミングで一度様子を見てみたいところです。

今月小幅に利食っていく作戦にします。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

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http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。