KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

10月の成績発表

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本日は10月の成績発表です。10月は米中貿易協議に対する期待感を受けて株価がグングン上がりましたが、23000円到達後に日米の金融政策決定を受けて上値が重くなってきました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
1129円→1322円(18営業日保有 上昇率17.1%)

中間決算上方修正を受けて買われる展開に。更に消防車や消火器を扱う同社にとっては、首里城の火災も一つ買い材料になってしまったのかも知れません。10月は台風もあり、全般的に防災関連株が買われやすい地合でした。もみ合い上放れから終値ベースでは13年以来の高値水準となっており、分割考慮後の1500円まで節が無い状態です。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
114100円→125300円(18営業日保有 上昇率9.8%)

金利が上がってもインフラファンドの上昇が続いて、金曜は金利が下がったところで更に加速。11月に入っても引き続き買い意欲が旺盛で、年初来高値更新銘柄が相次いでいます。ここまでずっと「インフラファンド良いよ良いよ良いよ・・・」と呪詛のように繰り返してきた成果が出て来ましたね。今年は一貫した右肩上がりとなっています。

そしてインフラファンド6銘柄の時価総額総計が871億円に達してきましたが、1000億円になってくると機関投資家の組入れ対象になりやすいですし、投信の組成もしやすくなります。ですから、ここから更に買い需要が強くなってくる公算があります。同ファンドに限らずインフラファンド全体が少なくとも年内は買われ続けるのだろうとみています。


MTG(7806)
1044円→1010円(18営業日保有 下落率3.3%)

これが毎月報告が辛い昨年12月から毎月連続安という酷い銘柄。1000円という節目で辛うじて下げ止まっているように見えますが、今の地合で上がらないのですから相当です。全ては14日の本決算で決まるような感じですが、とにかく4Qで少しでも赤字の幅が小さくなって、底打ち感が出せるかどうかというところ。Foot fitなど売れている商品もあるようですが・・・。


フマキラー(4998)
1054円→1211円(19営業日保有 上昇率14.9%)

再度ヒアリの脅威が日本を襲い、いよいよ政府も対策に本腰を入れてきたことで関連株として急騰。女王アリも続々と見つかっており、残念ながら日本に根付いてしまった模様です。そもそも気候が世界的に変動している中で、害虫も今までに無いような新種が今後も増えていくのでしょう。同業のアース製薬(4985)も高値更新波動が続いていることで、1000円水準で日柄調整を続け出番を待っていた同社の出遅れ修正に期待です。


クレステック(7812)
1225円→1313円(18営業日保有 上昇率7.2%)

28日に2万株の買いが入ってきて、突然動き出した格好に。足元では同社の主要顧客である機械株も業績が厳しいながらも上放れの動きになってきており、同社もようやく動き出した模様です。割安感が強く、12日予定の1Q決算に期待します。


日本リビング保証(7320)
930円→969円(18営業日保有 上昇率4.2%)

マザーズ市場がパッとしない中で同社もパッとしませんでしたが、金曜に何故か買い気配スタートで始まりプラスとなりました。900円での値固めも終わったと言えそうで、こちらもフマキラー同様に長い眠りからの目覚めといきたいところです。


トッパン・フォームズ(7862)
1008円→1100円(18営業日保有 上昇率9.1%)

予想を上回る決算を受けて上放れの動き。個人的には凸版印刷(7911)によるTOBがなかなか出てこないのが残念ですが、ようやく割安放置の状態から上放れが期待できる形になりました。ICタグなどにも注力しており、案外テーマ性が強いです。


ソフトバンク(9434)
1496円→1501円(18営業日保有 上昇率0.3%)

楽天(4755)のサービス開始実質延期及び不具合により他の通信株であるドコモ(9437)、KDDI(9433)は連日の高値更新となったものの、同社は上値の重い展開に。10月はTOPIX浮動株比率のリバランスで同社には売り需要があったのが主因。ただその指数イベントも終わったので、あとは戻りが試せるのではないかと思います。親会社ソフトバンクG(9984)の逆風だけが気がかりです。


日本KFCHD(9873)
2377円→2320円(18営業日保有 下落率2.4%)

前月まで強かった外食系が台風の影響もあり軒並み売られる月でした。消費増税という面も外食産業には逆風。ただ同社は底打ち感が出て来ており、再度上値追いの流れに回帰できそうな感じ。13日の決算には期待です。


フジ・メディアHD(4676)
1385円→1393円(17営業日保有 上昇率0.6%)

外国人買いが期待できる地合ながら、外国人保有比率に制限がある放送株であることから、やはりポートフォリオから外すことにしました。不動産株という視点がもう少し注目されれば良いのですが。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.30(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 10/4終値 21410円→22850円(18営業日 上昇率6.7%) 0.36(%/営業日) 
TOPIX  10/4終値 1572  →1666 (18営業日 上昇率6.0%) 0.32(%/営業日)

今月もまた疫病神MTGに足を引っ張られ、ベンチマークに敗北。まあさっさと切らない私が一番悪いんです。はい。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数925.4ポイント
11ヶ月連続マイナスのMTGを抱えながらもよく頑張っている方なのかも知れません。アホですね。


そして残りの余地が少ないので手短に、現在投資判断は引き続き「買い」です。金曜の雇用統計、ISM製造業景況感指数というイベントを通過しても尚アメリカ株は買われ、これでとりあえず中旬とみられる米中部分合意署名までは大きなイベントが無くなりました。足元の決算も悪くても評価される動きになっており、年内は株高が続くとみています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。