今週のお題これが私の至福の時
これだけの年を生きてくると色々あるものです。先日外を走っていたら小学生がジッと私を見つめているんですね。何だろう？と思っていたら「うわっ、父ちゃんやと思った（××）」と言われました(-。−；)私、生まれて初めて「父ちゃん」という肩書きに間違えられました(￣Д￣；；随分と歳をとったものです・・・
それはさておき、コレ位の年まで生きていると、海の幸豊富な富山で大概の魚を見たことある・・・つもりでしたが、嫁とスーパーに買い物に行った時に得体の知れない魚と遭遇しました（××）皆さんヤガラってご存知ですか？
↓ヤガラが載っているHP
http://umaisushiya.com/zukan/?cat=21
身体の半分くらいが口で、堅い嘴のようになっています。全体的に赤く長細い。魚なのか蛇なのかウナギ類なのかわからない・・・。NHKの「ダーウィンが来た」とかで紹介されても良いレベルの奇妙さです。こんな珍しい生き物が普通にスーパーに並べられていたというのがすごく驚きでした。さかなくんなら「ぎょぎょぎょ」って言ってますよ(-。−；)←さかなくんは知ってるって
こんな魚水族館でも見たことないですよ。まだまだ私の知らない未知の生物はたくさんいるんですね（××）そして家に帰ってネットで調べてみると、これが珍味で美味いのだとか。「見かけたら即買い」みたいなことがアチコチに書いてありました。
なるほど、美味いのかーと思い、後日またスーパーに行った時にフライを買ってみました。それで食べてみましたが・・・まぁ、美味くもなく不味くもなく(-。−；)白身魚みたいにさっぱりとした感じで、中途半端な味でした。
さて、中途半端な日経平均は本日続伸。前日のNYは堅調でまた高値を更新。中国による利上げは既に織り込まれており、商品市況にとっては売り材料となりましたが、株式には影響ありませんでした。
それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ寄り付きからいきなり１０７００円を付けた後は売りに押される展開に。後場には春節明けの中国市場が軟調スタートとなると、一段と上値が重くなりました。結局引けではマイナス転換し、高値陰線となってしまいました。
投資判断は「やや買い」。出来高は連日の２０億株超えと商いは活発ですが、指数が高値圏で推移している割には個別銘柄では弱い印象を受けます。昨日は日経平均の幅が２５円しかなく、２５年ぶりの珍事となりましたが、底堅さよりも上値の重さの方が感じられる形です。
明後日が祝日のため明日にSQが控えていますが、ここ最近は上下に幻のSQとなっていますから、明日どうなるかに注目です。今晩のNYが上昇するようなら上に決まりそうですし、下落なら下に決まりそうです。できれば下で決まって抵抗線を形成、その後ジリ高という形が一番望ましいのですが。
新興市場は「強気の買い」。本日は２指数共に軟調。東証１部銘柄が売られた事で、新興市場株にも利益確定の売りが出た格好です。来週の月曜でいよいよ新興市場の決算も概ね出揃う事になりますが、明日までは新興市場は少し様子見ムードが強い状況にあると言えそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト（３３７１）は続落。昨日から一旦利食い売りが出て調整に入っています。テクニカル的にもストキャスが暗転した事から、短期的な調整トレンド入りを示唆。
それにしても日証金で見ると一昨日融資残が２０００株超増えたと思ったら、昨日２０００株の減。ほぼ間違いなく信用買いした投資家が翌日に成売りで投げた格好ですが、買い板の薄いところにぶつけてほぼ確実に損失を出している印象。一体何をしたかったのでしょう？まあ諸々事情があるのでしょうけれど、お陰で下方に開いていた窓を埋めてくれました。
トヨタ（７２０３）は反落。昨日引け後に決算を発表。10-12月期営業利益は990億円となり、アナリスト予想のレンジ上限水準での着地。加えて今期の世界販売台数見通しを741万台から748万台へと引き上げ、同時に今期営業利益見通しを3800億円から5500億円へ上方修正。コンセンサスの今期営業利益見通しは4900億円前後となっており、ポジティブなインパクトが強まる格好に。既に出ていたホンダ（７２６７）を始めとする自動車各社の決算から上方修正はほぼ確定的でしたが、市場予想を大きく上回る内容で、本日の相場の牽引役となりました。
個人的には為替前提がドルで８６円と少し円安方向に変更されたこともあって、買い安心感はあるものの、あまりインパクトは大きくないと思っていたのですが、値上がり率上位に顔を出す程の買われっぷり。関連各社にも買いが波及する展開。今回の上昇はホンダにも株価を逆転される程に売られ過ぎていたことで、決算通過によるアク抜けという部分の方が強いと思います。
しかも上手いタイミング出てくるアメリカでのリコールの調査結果。結局電子系統に異常は無いということで、やはりアメリカの陰謀だった疑いが強まりましたね。本来国内の需要がもっと強ければ、日本の企業はもっと楽に稼げるはずなのですが、この辺りは世界のトヨタといえども海外進出の大変さが伺い知れる話となっています。
国際石油開発帝石（１６０５）は続伸。昨日は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルから米メキシコ湾の油田・ガス田鉱区の権益１５％を取得と発表。またドイツ証券による目標株価引き上げなども背景に買われましたが、本日は中国の利上げを受けて商品市況が下落に転じる中で売られる動きとなりました。
ただこの辺りの流れはあくまで一時的なものでしょう。５２万円辺りの２５日線で反発し、再度上昇トレンドに乗ってくるものと思われます。
酉島製作所（６３６３）は反発。昨日のNHK「クローズアップ現代」において日本の水処理技術を中国に売り込めという特集をやっていましたが、その中で名前が出てきたアタカ大機（１９７８）が本日の値上がり率上位に。昨日私もこれを見ていて「明日上がるなー」とか思っていましたけれど、寄り付きに買っても十分間に合う感じでしたね。一方、もう一つ出た上場企業日立造船（７００４）は軟調。
残念ながら名前の挙がらなかった酉島の方は本日引け後に決算発表。通期見通しに対する進捗率は低めなものの、同社は最終四半期に季節性要因のある会社のため、会社見通しはやや上ぶれるラインに着地する公算が高くなりました。５０兆円ビジネスと言われる中国での水インフラの整備には、まだまだ食い込んでいく隙間があると思われます。
ちなみに本日の記念すべき第３０００回のクローズアップ現代は漫画ワンピースの魅力についてでした。これで上がる株は・・・まあ無いでしょうね。強いて挙げれば東宝（９６０２）やエイベックスGHD（７８６０）ですが。それにしても３０００回にワンピースだなんて、NHKさんもやりますね。
【注目銘柄】
本日は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。大東建託（１８７８）です。
先月末に業績上方修正と、筆頭株主の管理会社が保有する株式を対象にしたTOBを発表。それを受けて株価はストップ高を交えて急伸となりました。
しかし個人的には株価は過大評価されていると見ます。節税対策とばかりに地方の税理士と組んで、地主に賃貸物件の建設を勧め、地方ではあちこちに大東建託の物件が建ち並んでいます。残念ながら地主の評判はあまり宜しくないものの、最近は景気回復によって外国人労働者が少しずつ日本に戻ってきており、入居率はやや改善していくのは間違いないでしょう。
ただ、それでもこのままどんどん増収増益を見込んでいけるかというと、そんなに見通しは甘くないはずです。２０１５年には個人の賃貸物件もピークアウトすると言われている中で、今のビジネスモデルも同時にピークアウトしてくるでしょう。そろそろ別の路線を開拓していかないと、同社の立ち位置も危うくなってきます。
今回の上方修正による過去最高益更新見通しに対して、株価は１９９０年の最高値に次ぐ高値を付けてきました。しかし好材料が重なって突発高となった結果、上値に大きなしこりを作った形で足元は調整に入り込んでいます。PERなどはそれ程高くないですが、この突発高によって需給バランスが歪められた結果、今まで続いてきたゆるやかな回復トレンドは終焉を迎える結果となると見ています。
目標株価はひとまず窓埋め水準の５８００円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。
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