今週のお題甘酸っぱい思い出
昨日の朝、突然の電話に驚かされました。嫁のお父さんが出勤中に新宿駅の階段で倒れて、病院に救急車で運ばれたとのこと。意識があるかどうかも判然とせず、お母さんも今から病院に向かうということでした。それを聞いて嫁はすぐさま新宿の病院へと向かいました。
私も一緒に行こうと思いましたが、嫁と色々相談した結果、とりあえず現段階では情報が少なすぎるので、富山で留守番しておくことになりました。何かわかったら逐一連絡をくれるという約束で。
待っている身、急いで家族の元へ向かう身、それぞれの不安を抱えながら時が経過しました。私の方が嫁よりも何だか動転してしまって、そわそわしていました。
その後、新宿の病院に到着した嫁から一報があり、命には別状がないということでホッと一安心。ただ頭部を強く打って出血があり、脳の様子をもう少し見てから手術をするかどうかなども含めて判断される、ということでした。
さし当たって現段階では様子見の状態ですが、意識はあって会話もできるとのこと。また転倒した時のことをお父さんは覚えていないということでした。救急車を呼んでくれた駅員さんに聞いても、倒れる原因や状況などについてよくわからないとのこと。ひょっとして朝のラッシュで誰かに押されて転倒してしまったのかも知れませんが、あれだけ大勢の人がいて、目撃者は現れないものでしょうか?
毎年この時期は嫌な事が起こるのです。うちの父が転んで脳の手術をしたのも5年前の2月7日。姉ちゃんの旦那さんのお父さんが亡くなったのも8年前の1月の終わり。それ以外にも1月下旬から2月上旬にかけて、過去何度も嫌な事がありました。だから私毎年この時期警戒するのです。警戒しても何も防げないんですけど。
しかも何か本日新宿で騒ぎを起こそうとするネットの書き込みもあるそうですね。全く許せません。何でこんな奴らがいるのやら。
http://rocketnews24.com/?p=72377
わざわざ書き込むということは愉快犯なのでしょうけれど、丁度新宿の病院ですし、嫁には警戒するように伝えました。全く良い話が無いです。
さて、良い話を聞かない日経平均は木曜続落。前日のNYはダウが引け際に何とか切り替えしたものの、その他の指数は小幅安。それを受けた日本市場はオプションSQでしたが、波乱無く通過。NYが弱かったことからSQ値は10561円と下方に付いたことで、その後は10570円を割らず底堅く推移。ただ明日から連休となることもあって、為替がやや円安に振れる中でも様子見ムードが蔓延。一時プラスに転じる場面もあったものの、値幅も61円と小さく、結局引けでは小幅安となりました。
投資判断は「やや買い」。日本の雰囲気はイマイチのまま木曜の取引は終了しましたが、木曜のNYは高安マチマチの小動きでした。エジプトのムバラク大統領が辞任するとの報道を受けて、中東の落ち着きを好感し堅調推移となった形。また新規失業保険申請件数が減少したことでドル買いが進展。為替は一気に83円に突入しています。
本日は日本市場がお休みなので、今晩のNYの動きにも注目したいところですが、消費者信頼感指数の発表がある程度で特段大きなイベントもなく、それ程基調に変化はなさそうです。今晩のNYは上値の重い基調継続を受けて、少し安い程度で終わるのではないかと見ています。
週明けの日本市場は進展している円安を背景に、アメリカ株安と相殺の結果、小幅高くらいにはなってくるのではないかと見ています。今週でほとんどの決算も出ましたし、各社の数字は概ね良好なものが目立ちます。
また為替に関してはよく「日本企業の海外から資金を円転させる流れがあるため、3月にかけて円高が進捗し易い」との意見を聞きますが、私の肌感覚では少しニュアンスが異なります。つまりその動きは確かに存在するのですが、ピークは例年2月の中旬頃で終わり、その反動もあって以後は3月末に向けて円安に向かう流れが多いようです。
今年はどうも4日に付けた81円前半がピークになったのではないかと見ています。背景はやはりアメリカの景気回復感の高まりです。出てくる指標は軒並み好調を持続しており、恐らくQE3は未遂に終わるのではないかと見ています。これ以上資金をジャブジャブさせると、今の株式市場にとってはプラスかも知れませんが、先々の副作用が怖くなってきます。
日米の金利差に為替が反応しにくくなっているという報道もよく見かけるようになりましたが、そうは言っても金融緩和継続となると為替に否が応でも影響を及ぼしてくるでしょうから、アメリカの金融政策はやはり気になるところです。ただ私はQE3は無く、為替はこのままGW手前くらいまで円安継続となり、日本株を下支えする要因となっていくのではないかと思います。
新興市場は「強気の買い」。木曜は高安マチマチ。こちらも連休前に方向感が定まらない展開となりました。本日で新興市場もあらかた決算が出揃った格好で、業種間毎に当然格差はあるものの、概ね悪くはない様子。来週辺りからは再度上値を目指していく展開になるのではないかと見ています。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は反発で一時1200円を超え、東証上場来高値をまたまた更新。そしてそして、引けでは遂に東証1部指定替えを発表。2部上場から2年ちょっとでの到達となりました。ヘラクレスで3分割する前に1万円を超えていた頃から追いかけている私にとっては感慨深いものがあります。
同時に筆頭株主の管理会社が持つ株式435000株の売出も発表。発行済株式数の約10%にあたる数ですが、一方で公募は行わない様子。また記念配当10円を増配して、年間配当50円も発表。
まず売出は単純に考えるとマイナス材料ではありますが、TOPIX算入等による買い需要があるのである程度吸収されますし、また今までは創業者一族がガチガチに過半数を握っていましたから、外資もちょっかいの出しようがありませんでした。またそもそも私はこの銘柄の弱点は市場流動性の少なさにあると見ていました。
ちょっと話が逸れますけれど、実際に流動性の差異が株価にどのように及ぼすかを示すのに面白い例があります。これは新興市場銘柄ではありませんが、伊藤園(2593)と伊藤園第一種優先株式(25935)というものがあります。後者は伊藤園の株でありながら議決権が無く、優先的に配当を受け取れる権利があり、普通株の25%増しの配当を受け取る事ができます。
細かな説明は割愛させていただきますが、理論的にはこの2銘柄は同じ伊藤園の株ですから、同じような値動きをすべきです。まして配当を余分に貰えるわけですから、後者の方にプレミアが付いた株価となってもおかしくありません。ところが上場来一貫して後者の株価は前者を上回る事がないばかりか、3割近くディスカウントされた値段になっています。
この2銘柄の間に横たわる決定的な差異は「日々の出来高」です。毎日前者の方が後者の10倍以上出来ています。買いたい時に買いたい値段で買える、売りたい時に売りたい値段で売れるという流動性が株価に与える影響を如実に表したものです。取引のし易さは株価にこれ程までに影響を与えるのです。また2005年の日経平均が急上昇した場面でもオイルマネーを巻き込んだ「過剰流動性相場」が指数を押し上げた原因とも言われています。
そんなわけで最近こそ出来高が増えてきましたけれど、昨年10月などには値が付かない日がある程閑散としていましたから、ずっと同社の株価は実力以上に過小評価されていると見ていました。これが解消されない限り、東証1部なんて難しいとも思っていました。ですから、売出自体は当然売り需要が増すことになりますけれど、これらの点で大きなプラスと思います。
ちなみに今年東証1部指定替えとなった銘柄で、やはり売出や公募などにより10%程度市場に還流することとなった銘柄としてMORESCO(5018)が挙げられますが、1/21に発表があってから、株価は約2割近く上昇しています。丁度チャート形状も似ていますし、これに比べて同社は売出のみで、また期末の権利取りの動きも加わると、一層有利な株価推移になるのではないかと見ています。
配当利回りは今回の増配で3.4%→4.2%にアップ。これに優待も加わると最高で実質5%超になりますから、また一段と魅力が増しました。週明けの株価が楽しみですね。
このブログで延々とおっかけてきた銘柄で、1/5のブログでも「いよいよ年内1部上場」と書いていただけに感慨もひとしおで、ついつい長々と書いてしまいました。ただヘラクレス時の株価のまだ1/3程度の水準。当時に売り出していればもっと大量の資金を調達できたでしょうが、管理会社にしてみれば残念でしたね。何はともあれ業績も上場来ずっと右肩上がりですから、株価も右肩上がりで行ってもらいたいものです。
前フリに書いたように個人的には大変な一日だったので、タイミング的にも正直額面通り喜べないのですが、とにもかくにもおめでとうございました。
木曜から売りポートフォリオ入れとなった大東建託(1878)は反発。5日線には頭を抑えられた格好になりましたけれど、ちょっと焦ってエントリーのタイミングを失敗しましたね。せめて5日線までの戻り確認の後にするべきでした。包み陽線が出て、いきなり売り方にはやや苦しい展開に。
【注目銘柄】
サノヤス・ヒシノ明昌(7020)は大幅反発。実は昨年12月に有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、投資期間終了となってからも上げに上げて1.5倍近い水準にまで値を伸ばしてきました。元々造船特有のキャッシュリッチ銘柄で割安感を背景に買われてきましたが、4日に出した決算を受けて更に値を伸ばす結果に。
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