今週のお題「私の暑さ対策」
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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。
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日経平均は反落。前日のNYはまた各指数共に4%を超える暴落で戻ってきました。今度はフランス国債の格下げが囁かれると、ヨーロッパ各国は金融株中心に大暴落。またしても不安を囁く誰かの吹聴に、世界の投資家がパニックに陥りました。NYは前日とは逆に引け間際に一段と売り込まれ、出来高も普段の2倍近い水準に。損失確定の投げ売りが引けにかけて出た模様。
それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ただ時間外のダウ先物が落ち着いていたこと、朝方発表された機械受注が予想を上回る内容だったことを受けて、次第に下げ幅を縮める展開に。
後場になるとダウ先物が上げ幅を広げるのに合わせて一段と下げ幅が縮小し、本日の高値圏での引けとなりました。9000円を回復することはできませんでしたが、海外があれだけの暴落を見せる中で大健闘と言える内容。明日のSQに対する思惑的な売買もあったようですが。
投資判断は「強気の買い」。今朝目覚めてNYの惨状を見た瞬間に「あちゃー、強気転換失敗か?」と思ったのですが、結果的には正解だったと思います。昨日「今日上がったのなら明日は下げ・・・というような形で、投資家の不安定な心理を映すが如く、値動きの激しい事態は続く」としましたが、少し刺激が強すぎました。
ただしまだまだ予断は許しません。アメリカの指数は何とか火曜のFOMC直後の安値を下回らなかったので、下値切り上げの形にはなっていますが、今晩また何が不安材料として投じられるかわかりません。
こういう相場を作り出す側の人間にとって話は簡単で、どんな些細なことでも大きく不安に感じる集団恐怖の心理状態になっていますから、軽く背中を押せば下り坂はドンドン転げ落ちていきます。今まで当然のように扱われてきたことも、改めて新規の悪材料かのように言いふらされれば、皆猜疑心に駆られます。人間は常に不安でいたい生き物で、それは万国共通なのかも知れません。
ちなみに私はそろそろ例の「ヘッジファンドの45日ルール」が出てくる時期なので、次はヘッジファンド絡みの不安材料が表面化してくるのではないか(表面化させられるのではないか)と思っています。
ヘッジファンドなどは先物などのデリバティブ取引を行うためにアメリカ国債なども現金同等物として担保に入れて資金を調達していますが、その担保価値が格下げを受けて引き下げられ、現在のレバレッジを維持するために追加の証拠金を求められるということもあって、ポジションの縮小を迫られます。それでなくても、ボラティリティの大きさから証拠金の引き上げが大きくなっています。それが最近の相場の波乱要因になっています。
ところで森の話から木の話に移ると、個別ではランキング上位に低位建設株が目立ち、さながら震災直後の相場状況に酷似していました。「国内の建設資材市場に復興需要が及び始めた」という報道を手がかりに、全般的に何を買って良いかわからない相場の中で、消去法的に短期資金が流れ込んだ格好に。他にも太陽光関連銘柄やLED関連銘柄なども顔を出しています。
こういった相場が続く中では、日替わりでこのようなテーマを材料に、値動きのとりやすい銘柄が狙われると思います。お盆も近づいて市場参加者が少なくなる中では、盛り上がるテーマに刹那的に飛びついて、当日中に手仕舞うデイトレが一番リスクが少ないのかも知れません。
日経平均の方はテクニカル的には逆にアイランドリバーサルが一転上に出たような格好になっており、相場の迷いが見られます。個人的には明日SQを通過することで多少ボラティリティは落ち着いてくると見ています。結果5日線を越えることができれば、昨日も書いたように9500円くらいまでの戻りはあっと言う間でしょう。
新興市場も「強気の買い」。本日は高安マチマチ。引き続きマザーズではサイバーエージェント(4751)、ACCESS(4813)といった主力のネット関連株が相場を牽引しました。
これもまた繰り返しになりますが、元々機関投資家、外国人投資家の比率が小さく、空売りができない銘柄も多いですから、新規売りが出てこない分、新興市場が先にリバウンドするのは当然とも言えます。またここまでの下落幅が大きかったこともリバウンドを大きくしています。マザーズ指数で460ポイント辺りまでの戻りは早そうです。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。仏ソシエテ・ジェネラルが資金繰り悪化の噂などで約15%の大幅安となるなど、昨日の欧米市場では銀行株の下落が目立っていたことが重しに。
また、フランスの格下げ懸念なども高まり、欧州銀行株指数は6.7%の大幅な下落となりました。ソシエテ・ジェネラルは政府救済の噂を否定したものの、欧州債務危機のフランスへの波及懸念などが国内金融セクターへの警戒感を高める格好になっています。
ここにきてまた金融株は受難が続きます。やはり良くも悪くも相場の主役は金融株であり、世界の株式相場の復調には銀行株の復活が欠かせません。事態の沈静化を待つばかり。
ロート製薬(4527)は続伸。昨日格上げを検討しているとした大和は、早速一段階投資判断を引き上げてきて、結果買い安心感に繋がりました。低価格スキンケア「ハダラボ」の好調と、アジア事業の成長を評価しているとのこと。
本日も25日線に上値を抑えられた格好で昨日高値も抜けませんでしたが、920円を明確に抜けてきたら後は早いでしょう。現在の株価水準は7月以降に横ばいとなっていた水準ですからしこりも溜まっていますが、抜ければ今度は下支えとして機能してくれそうです。
イー・ガーディアン(6050)は続伸。このところ大きな下げが続いていましたが、主要取引先であり大株主のグリー(3632)の絶好調を受けて、同社にも戻りの買いが入ってきました。
ただ一昨日に上場来安値を更新してくるなど、下落トレンドが未だ収束していないことも確か。引き続き業績が好調なのはほぼ間違いないと思うのですが、とにかく需給バランスが崩れてしまっており悪過ぎます。当面この需給を反転させるようなイベントもなく、もう少し日柄調整を要求される展開が続きそうです。
【注目銘柄】
NECネッツエスアイ(1973)は続伸。こちらの銘柄は有料メルマガにて8月頭に取り上げ高値更新が続いていたのですが、さすがに株式市場の暴落に巻き込まれて下落となったため、一旦撤退していただきました。
それでも75日線を下値支持としてリバウンドし、本日大きめの上昇を見せて一つ目の窓を埋めてきました。昨日の陰線をきっちり陽線で包み込んで25日線も突破。先高感の強いチャートは死んでいないことを証明しているようです。少なくとももう一段上の窓も閉めてくるでしょう。
同社はNECの工事部門が独立。先月末に発表した第一四半期決算は官公庁向けの仕事が落ち込んだことで売上、営業利益率が減少となりましたが、この辺りはどの業種も同じ傾向で想定内。
むしろ通信業者の設備投資や企業向けの社内クラウド(プライベートクラウド)の受注が着実に伸びてきていることを好感し、売り一巡後は買い戻しの動きが強まってきました。業績面は引き続き各企業のデータセンター拡充要求や通信事業社のスマホ通信量増大に対する設備投資意欲を背景に堅調に伸びていく見通しとなっています。
信用倍率でも更に売り残の増大が確認され、昨年6月以来の低水準に。特に個人的には6月からの上昇チャートに注目。不自然に細かな陽線が多く、推察するに何らかの筋が入り込んでいるものと考えています。それが決算通過後も、相場動向に関係なく上値を追う原動力になっているのではないかとも。
そんなわけで、今後ポートフォリオ銘柄の方に入れて推移を見守りたいと思います。目標株価は1300円に。8/9の安値から第一上昇波動(6/7〜7/22)の高低差240円相当を当てはめてみた数字に。決算、高値を超えてきたので、第一波動よりは短く、振幅も大きいものになりそうです。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。