KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

生奥さん 前編

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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先週末の話ですが、我が街の七夕祭りのイベントにあの奥華子さんがやってくる、というので見に行ってきました。

奥華子さんをご存じない方に説明致しますと、切ない系の歌を歌うJ-POPアーティストです。ガストなどのCMソングもやっておられるので、実は聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。個人的には「初恋」という歌が好きです(^^)かなり切ない泣き歌です(T△T)

↓奥さんHP
http://www.okuhanako.com/index2.htm

今回は東日本大震災復興チャリティイベントということで、募金活動の一環として無料でイベントを催されるとのこと。イベント会場に行くと案の定満員で、警察も出てくるほどの人だかり。おらが街にこんなに若い人いたんだべさーという位、久しぶりに若い人比率の高い空間でした(;^_^A

今回のイベントは奥さんをメインに、その他地元出身のアーティストが出演。19時開演ということで始まる前から並んで立ち見していたのですが、最初の1時間はぶっちゃけ聞いたこともない地元のアーティストが数組続きます(-。−;)

彼らも自分たちの出番の度に「皆さんお待ちかねの奥華子さんまでもう少しおつきあいください」と自虐的なことを繰り返していました。まあ、確かに私もその口ですけど(;^_^A

ただ、やはり彼らもそれぞれちゃんとCDを出しているだけあって、かなりしっかりしていて良い意味で期待は裏切られました。ビジュアル面もしっかりしていたので、全国的に売れるかどうかというのは紙一重なのかも知れません。ここは一つ地元の縁ということで、今後機会があれば応援していきたいと思います。

そんなこんなで立ち見が続くこと1時間半。いよいよ皆さんお待ちかねの奥さんがステージ上に現れたのでした。(つづく)


さて、皆さんお待ちかねの日経平均は反発。前日のNYダウはFOMCを通過し、特段市場を好転させるようなサプライズのある政策が出なかったことを受けて、一時200ドル超の急落に。まだまだ底が見えずに落ちていくのか・・・と思わせたところで一転切り返し、わずか1時間15分の間に600ドル近い上昇となりました。引き続きボラティリティが高く、乱高下が続く相場模様。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日後場に既に反発の機運が高くなっていたことから上昇幅はアメリカに比べると小さかったものの、それでも雰囲気は明らかに好転。ただほぼ寄り天となって、その後はジリ安に。アジア株も昨日後場に先取りしていた形でジリ安となると、次第に様子見ムードが漂いました。結局上昇幅は100円にも満たず、今までの下落に比べると物足りない反発となりました。

投資判断は「強気の買い」に。一気に投資判断を2段階引き上げ、最上位にしました。というのも「もうこの辺りで良いでしょう、助さん、格さん」とご隠居が言うが如く、相場の悲観論は既に十分高まったと思うからです。VIX指数は既にリーマンショック並に高まって、投資家の不安心理は最高潮に達しています。

ところが、昨日のブログでも指摘したようにやはりFOMCで印籠は出てきませんでしたから、残念ながら放送時間内に収拾がつかず、ドタバタ劇は長引く恐れはあります。QE3が出たら間違いなく超強気の買いでしたが、ゼロ金利の継続くらいではもの足りません。

ですから、いくら相場見通しを強気に見ると言っても、すぐに元の水準である日経平均1万円回復が実現するとは思っていません。今日上がったのなら明日は下げ・・・というような形で、投資家の不安定な心理を映すが如く、値動きの激しい事態は続くと思います。ただし、その幅は少しずつ落ち着いてくるでしょう。

大きな波紋はやがて減衰していきますが、それまではある程度の上下動は覚悟しなければなりません。それでも少しずつ下値は切り上がり、相場全体の方向性は落ち着きを取り戻すという感じです。

その根拠にあるのは、強引に改善させられたとも言える需給の好転です。昨日の市場全体の出来高は33億株、売買代金2兆円と大商いになりました。まず売りの第一陣はここで出切ったと思います。本日の売買代金は1.5兆と3/4程度に落ち着き、売り物は昨日ほどに出ていないことを示しています。

ただしこれも昨日書いたように、大口の投資家はまだ売り切れていませんから、今後も引き続き出てくる売りが上値を抑えます。実際、今朝の外資系証券の寄り前の注文動向も大幅な売り越しでした。そういった需給面の上値抑えもあって、ここまでの大きな下落の割には本日の反発力は小さなものでした。

しかし安いところは日銀が引き続きETFを買うと明言しています。これはやはり心強い投資家であり、株価が戻ってきたところで明日、明後日に売るような短期売買目的ではありません。機関投資家などよりも長期保有目的であることから、ここでの「しこり」は問題になりません。つまり一旦売られた株は、当分市場に売り物として出てこない、と見て良いわけです。

テクニカル的には日経平均は俗に言う「陽の唐傘」が底値で出たので、強い買い意欲を示しています。また本日頑張って踏みとどまったこともあり、アイランドリバーサルが出現しました。上値にはまだ4つも窓が開いており、これ以上にない買いシグナルを示しています。それらはTOPIXにおいても同様です。

本日のところは昨日後場からの反動も十分急だったこと、そして下落してくる5日線まで一旦戻ったことを受けて、上値が抑えられるところまでは想定線でした。問題は明日以降にこの5日線を明確に上抜けるかというところで、本日の高値圏辺りで寄り付くような好スタートを切れれば、75日線辺りまで明確な上値の節がないことから、9500円回復まではあっと言う間だと思います。

またこれも昨日書いたようにPBR1倍割れといった水準面での割安感や騰落レシオ70%という底値感が、市場が落ち着けば注目されてきます。一旦冷静さが戻れば、これらの割安感が目について、今買わなければいつ買うのか、と心理が一気に好転するはずです。

一方で、まだ全面的に強気になれないのも確かです。世界的な不確実性は未だ収まったわけではありません。日本株だけを見ていてもダメですから、他の市場や為替動向を総合的に勘案しなければいけないのは言うまでもありません。

それでも全員が強気になった時には既に株の上昇余地が無くなっているのは皆さんご存じの通りです。そういう意味合いでも、恐らく今が一番株の買い時ではないかと思います。スタンスを長めにとるのであれば、積極的に買いに向かって良い局面と言えるでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。概ね新興市場の決算も出揃ってきたことで、そろそろ買い安心感も出てくる局面になってきたかと思います。マザーズではサイバーエージェント(4751)、JASDAQでは楽天(4755)といったネット関連の主力株が比較的堅調に推移しており、市場を牽引する格好になっています。

また株式市況全般的にもゲーム関連銘柄が強くなっています。特にSNS関連は不況知らず、という感じで、グリー(3632)は昨日も逆行高、そして本日も大幅高ととにかく強いです。それと同じ説明でミクシィ(2121)やケイブ(3760)の強さも説明されます。

やはり昨日指摘したように「新規売り」の投資家の存在がほとんど否定されますから、新興市場は強い動きが期待できます。元々機関投資家、外国人投資家の比率が小さく、空売りができない銘柄も多いですから。なので新興市場は相対的に良いパフォーマンスを出していきそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。本日は全般的にリバウンド色が強まる中で、最も世界的な混乱の中心に位置するメガバンクは総じて上値の重い展開に。海外の金融株は堅調だったものの、昨日上場来安値に接近した同社は、引き続き売りに押される展開となりました。

ここまで株価が下落してきたことで、金融株はまたそれぞれ保有株式資産の含み益・含み損が意識される段階に移ってきました。同社は日経平均9000円前半が損益分岐点のラインということで、この辺りを不安材料視する向きもある模様。

一方で邦銀の収益源のほとんどが今や債権売買益になっていることは周知の事実ですが、米国債が格下げになったからといって債権価格は下がる・・・どころか、むしろ安全資産への資金逃避から買われて上昇しています。満期一年未満の米国債に至っては、利回りがマイナスになるほど買われています。

そんな中でメガバンクの業績はしっかりしていると見るべきでしょう。今までは取り立ててメガバンクを買う理由が見あたりませんでしたが、そろそろ割安感を背景に世界のマネーが入り込んでくる雰囲気を感じています。特にアジアマネーなどが、邦銀を狙ってくると思います。

ロート製薬(4527)は大幅反発。昨日第一四半期決算で好決算を発表し、それを好感した買いがリバウンドに拍車をかけました。出てきた業績は、営業利益で前年同期比32.5%増益と絶好調。

正直前年の数字が弱かったので増益率が嵩上げされた面はありますが、それでも順調なスタートを切ったとの評価から、上方修正が期待されるとして大和などは目標株価1230円として格上げの検討をしているとのこと。

私はまだまだ同社の株価は評価不足と見ています。そもそも何故震災後にあんなに株価が下がったのかわかりませんし、その後の回復局面においても震災前の水準に少しタッチした程度で、ほとんど戻ったとは言えません。まだまだ上値余地は大きいと思います。

ジャックス(8584)は大幅続伸で直近高値を更新してきました。世界的な恐慌の中で、今週から逆行高を見せています。

背景にあるのは先週末に出した今期好決算見通し。第一四半期の数字自体は前年同期比大幅な減益となったものの、この辺りは事業環境から見て十分織り込み済み。同時に発表された今期見通しは前期比ほぼ倍の営業利益予想を出して、配当も2円増配の7円に。

震災後の消費不況や総量規制による取り扱い減少を十分織り込んで、更に楽観的な見通しを立てることができたようですが、四季報予想などに比べるとやや弱い内容でもありました。それでも他社の好決算などから、同社の好決算はこちらで繰り返し訴えていたように十分期待できました。

これで需給は随分改善され、一目均衡表では遅行線が実線を上回ってきました。上値は一段と軽くなってきており、好業績の内需銘柄として一段と注目が増しそうです。


【注目銘柄】
SBIHD(8473)は昨日上場来安値を更新。こちらは有料メルマガで8/4の後場から売り銘柄として取り上げ、上場来安値更新を目標としていました。世界的な金融不安が高まる中で案の定値を下げ、昨日無事目標株価達成。下落率は13%と大きく幅が取れました。

目標達成記念から、以下に取り上げ根拠などを記します。
「▼SBIHD(8473) 東証1部 売買単位1株
7440円 出来高327343株(前引け)

8/4売値 7500円以下
8/19までの買い戻し目標 6500円

ソフトバンク(9984)の金融部門から独立。震災後は証券、保険など同社の属する金融セクターがどれも先行きに対する懸念が大きくなり、売られて6月には上場来安値を更新。先日出した第一四半期決算は増収増益となり一時好感されたものの、前年同期の落ち込みが大きかった割には増益率が小さく、買い意欲は限定的。足下決算前の水準にまで戻してきた。

本日も昨日開けた窓を一旦埋めにいく流れになるかと思われたが、前場段階ではその雰囲気も萎みつつある。昨日高値を抜けられず、市場全体の雰囲気が良い割には買いに結びついていない。足下は買い一巡後の売りのタイミングであると見る。

テクニカル的には各主要な移動平均線が全て現値よりも上の水準にあり、需給の重石要因に。パラボリックも本日再暗転となってしまった。一目均衡表では雲の上限での抵抗が確認され、遅行線が実線を下回る流れが想定される。前場段階では前日安値を下回ったが、決算発表前の7/25安値7350円を下回るようであれば、一段安の流れとなりそう。

信用残高は決算通過後に若干改善基調。ただし需給バランスは下落トレンドが続く中で好転の兆しが見られない。株価は再度上場来安値更新に向かうものと見る。損切りは7700円超えで。そこを超えると昨日開けた窓を埋めて、各移動平均線も上回ってしまうため。ただ本日は政策決定会合、明日はアメリカ雇用統計があり、市場全体の雰囲気が一変して良くなるようであれば、適宜買い戻すスタンスはとっておくこと」

そんな有料メルマガは以下からご確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/service1.html


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。