KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

読まずに食べた 番外編その1

今週のお題「小さい秋、見つけた」

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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前回からのヤギ話の番外編です
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110914.html

帰りにスーパーに寄って買い物へ行こうということになりました。うちの嫁は自然食品が大好きなので、自然食品を専門に扱うスーパーで買い物をするのが大好きな人です。食品を買う時も原材料のところを見て、添加物やらを使用しているものは絶対買いません。人から貰うのも拒否する程の徹底ぶりです。

その代わり、やはり自然食品のスーパーは一つ一つが高く、いわゆるメーカーの品はほとんど置いてありません。たまたま今回行ったヤギカフェの近くに、その自然食品スーパーの支店があるので、ついでにそこで買い物をしていこう、ということになりました。

初めて行く場所でもiPhoneは本当に便利です。GPS機能で迷わずにカーナビ代わりに使えます。目的地の近くまで行くと「○○スーパー建設予定地」という看板があって工事が進んでいました。そのスーパーは嫁の好きな自然食品のスーパーとは対極を成し、徹底した安売りを武器に店舗を拡大してきています。今のご時世、どこも競争が激しいものですね。

そんなわけでそろそろ目的地に到着・・・と思いきや、あれあれ?なかなか目的地にたどり着きませんよ(・・;)ここの道だと思って行っても、全然スーパーが見あたらず、グルグルと同じ場所をさまよい続けました。折角ヤギカフェまでは一発で到着したのに、そこから近いはずのスーパーになかなかたどり着きません┐( ̄ヘ ̄)┌

慎重に車を停めながらゆっくりと探すと、さっきの○○スーパー建設予定地にたどり着きました。あれ?住所ここで合っているのになー。まさか・・・(-。−;)(つづく)


さて、まさかの日経平均は続落。金曜のNYは欧州の下落に引っ張られる形で比較的大きめの下落となりました。週末要因も重なってリスク回避の動きが強く出た模様でほぼ安値引けに。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。寄り前の外資系証券の注文動向も1220万株の売り越しということで、あくまで目安にしかなりませんが、それでもここ最近では急に膨らんだ印象を受けました。また朝方出た日銀短観は製造業DIがプラス2と前回のマイナス9からプラス転換したものの、市場の事前予想と同水準ということで特段買い材料視されず。

加えて先週入ったと見られるドレッシング買いの反動もあり、一時8500円割れの場面も。アジア株がほとんど休場となっているところから反転のきっかけも見出し辛く、また為替もドルが若干円安に振れてもユーロが逆に円高とマチマチで、下支え材料にならず。ただ引けにかけては少し買い戻されて、一応本日の高値圏辺りまでは何とか戻りました。

投資判断は「やや買い」。しかし正直NYは私がデッドラインと見ているS&Pの1100ポイントまであと30ポイントというところまでまた戻され、未だ安心できそうにありません。今週のアメリカは9月ISM製造業(3日)及び非製造業(5日)景況指数、9月ADP雇用統計(5日)、9月雇用統計(7日)と月初であることから重要指標が目白押し。

その結果、商いは19億株、売買代金は約1.2兆円と、先週末より減って様子見の姿勢が鮮明になってきています。今はこのような状況ですからテクニカル的な見方はあまり役に立ちませんが、それでもなかなか超えられない25日線の存在が厄介です。とりあえず8500円前後の水準を維持できれば御の字という感じでしょうか。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。ただマザーズ指数は小幅安に止まり、相対的に底堅い動きが見られました。先週より続いている新興市場株買いの動きが継続している他、ノーベル医学生理学賞に今年こそ京都大学の山中教授が選ばれるのではないかとの思惑からバイオ株が買われ指数を押し上げる形に。

ちなみにそのトップピックがタカラバイオ(4974)で本日ストップ高手前までの思惑含みの動きに。この銘柄は昨年の今頃も全く同じような株価まで急騰しており、落選だった翌日には寄り付きから元の株価水準まで急落するという乱高下ぶりでした。

果たして今年はどうでしょうか?無論山中教授にはノーベル賞を獲得してもらいたいですが、これらの銘柄に関しては、恐らく受賞が決定しても結局は出尽くしで株価が下落するような気がします。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。欧州系銀行の経営懸念などが再燃、週末の欧米株式市場が下落となっており、国内メガバンクにも警戒感が波及する展開に。引き続き東電(9501)に対する融資の不良債権リスクも残っており、同社は再度上場来安値手前でのせめぎ合いとなっています。

テクニカル的にはストキャス暗転と一目均衡表の遅行線が実線を下回る流れとなっていることで、流れは悪い印象。需給バランス改善のためにも、何とか110円を割り込まずに踏ん張って貰いたいところ。

ロート製薬(4527)は続伸。引き続き相場に左右されないディフェンシブ性と売り長の好需給が継続し、着実に下値を切り上げていっています。テクニカル的には無事パラボリックが再度好転してきたことで、引き続きボリンジャーバンド+2σを追った値動きが継続するものと見られます。

プロミス(8574)は本日もストップ高比例配分に。TOB価格が780円なので当然なのですが、前回ストップ高の水準を誤って「月曜には寄り付く」と書いてしまいました。

しかし三井住友銀行が全株取得ということですから、当然全株一致は780円に接近(厳密には1、2円程度下で寄り付く)したところですから、明日まで引っ張ります。ただし成績に関しては前回も示したように、既に先月の成績に組み込んでありますので影響はありません。

ところで、同業他社のアコム(8572)も同じように買われているのはやや違和感を覚えます。というのも、今回のプロミスに関しては前回も書いたように、大幅な下方修正と大幅な増資がセットになっています。なので、元々PBRが0.4倍程度でしたから1000円以上でもおかしくなかった同社のTOB価格は780円というところに落ち着きました。

ところがアコムの場合は具合が異なります。まずPBRに関しては、本日の急騰で既に1倍を超えてきており、現在の市場全体のPBR平均0.7倍よりも高くなってきました。これではTOBが万一実施されたとしても上乗せ分がなく、下手をすると市場価格以下の数字に算出される可能性があります。

そもそもプロミスと比べても創業者である木下一族の保有比率が1/3超と高いため、アコムの完全子会社化の流れは想定しにくいです。彼らから買い取るためにプレミアを付けるという考え方もあるかも知れませんが、恐らく三菱UFJ側にとってそこまでして完全子会社化するメリットは少ないでしょう。

そしてプロミスが第二四半期で3900億円もの巨額な引当金を積み増してきたことから、アコムも巨額な引当金追加計上を警戒すべきです。確かにプロミスよりも経営は堅実ですが、1000億円単位の計上、赤字転落は免れないのではないでしょうか。

従ってこの先は消費者金融業界は売りの視点で見ていくべき場面に変化しつつあると言えるでしょう。先週までとは風景が一変したような印象を持っています。

足下のアコムの株価は高値大陰線のあとの大陽線を示現し戻してきたこと、また9月末の貸株返還請求で貸株市場でのアコムの株式数が非常にタイトになっており、未だ貸株注意喚起が出ていることからも今このタイミングで空売りを仕掛けるのは非常に危険です。

なのでまだ限界点を見極めなければなりませんが、タイミングを見て売り攻める時がやがてやってくると思います。その場合はまず有料メルマガでご案内させていただきます。

本日より売りポートフォリオ入れとなった任天堂(7974)は続伸。本日はゲーム関連銘柄に底堅さが目立ち、同社も買われました。ドルが少し円安に向いたことも追い風に。

ところで前回あわただしく売りポートフォリオ入れだけを宣言して根拠も何も書いてなかったので、少し補足させていただきます。まず業績に関しては3DSの不振、値下げが直接的に痛手でSNSの台頭もハード要求型ゲーム会社にとっては、少なくとも株式市場の上では売り要因になってきます。

実際業績的な数字に関しては、同社は日本でも屈指の為替変動による打撃が大きい会社ですから、足下の円高は穏やかには過ごせません。売上の8割を海外が占め、想定為替レートはドルが80円、ユーロが115円であり、特にユーロは足下で1割近く円高になっています。

ざっくり言って1円の円高が50億円の営業利益押し下げ要因になりますから、7月に下方修正された数字から更に2、300億円ほど下に見ておかないといけません。

テクニカル的には今年2月以降株価は下落傾向が続いているため、各移動平均線とパラレルに下落し続けて底がイマイチ見えてきません。7月の下方修正及び減配発表日で底値で出来高を伴いながら窓開け陽線が示現したので、本来であれば売り一巡感から相場反転が見られてもおかしくない需給バランスの改善でした。

しかし最近のSNS関連株ブームでペアトレード的に株価は売られ、反転の芽を摘んでしまっています。むしろ窓を大方閉めたところから売り直しが出てきており、需給バランスは再度崩れた形となっています。短〜長期の各指標共に売りは継続の見通しに。

信用倍率は少しずつ改善傾向が出てきているものの、それでも3倍と買いの方が大きい状況に変わりはありません。またPERは80倍、PBRは1.1倍と未だ割高なままで、やはり売り要因となります。まして更に下方修正があれば、一段と悪化する可能性があります。

目標株価はとりあえず1万円は割ってくると見て1万円に設定。リスク要因としては為替の反転や、何年も実施されたことのない株式分割が突然発表されることくらいでしょう。為替に関してはここ一ヶ月くらいはまだ円高が継続するものと見ているので、問題はなさそうです。

ただ正直ちょっと売り焦ってしまった感じはありまして、実際には11600円辺りまでの戻りを確認してから売った方が良かったのでしょうね。短期的には緩やかな戻り局面だと思います。


【注目銘柄】
五洋建設(1893)は反発。8/9の全体相場急落場面からスルスルと値を戻してきて、今では上値追いの動きがヒートアップしてきています。

引き続き、震災復興関連として高い関心が続く格好で、本日はJPモルガンが取材レポートをリリース、刺激材料にもなっているようです。震災復興工事の受注は既に会社計画を上回っていると指摘しているほか、今後のプロジェクトとして、羽田空港際拡張、那覇空港普天間基地移設、リニアモーターカーなどが期待されるとも。

復興関連ということで、本日は同社以外にも大林組(1802)や大成建設(1801)といった大手建設株も買われており、復興予算が具現化しつつある中で、ようやく現実の復興需要を取り込む動きが株式市場に出てきた感じです。震災から半年以上経過しましたが、未だ復興は始まったばかりということを如実に表していると思います。

最近はめっきり寒くなってきて、被災地の方はまた寒い季節がやってきます。是非気持ちを切り替えて年を越せるように、政治の方にもしっかりしてもらいたいと思います。


ところで最近お陰様で有料メルマガの引き合いがまた増えてきました。会員数は過去最高を更新しており、皆様相場の戻りを想定されて「今が投資のチャンス」と考えておられるのだと思います。

私自身も今が底だとは思いますが、なかなか海外マーケットも波乱含みなので、売り買い一方に張ることは難しい状況です。なのでなるべく細かく情報を提供して、機動的に動ければと思っております。この機会に皆様も是非ご検討ください。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。