KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

今週のお題「小さい秋、見つけた」

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は続落。前日のNYはISM製造業指数が良かったことで一時プラスに転じる場面があったものの、ギリシャの景気後退が深刻化したと伝わったことで急落。また安値を更新してきました。前々から節目と言ってきたS&P500の1100ポイント割れもギリギリ実現した形で、10月不安説が具現化する恐れが高まってきてしまいました。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。寄り前の外資系証券の注文動向も930万株の売り越し。ユーロ安も進んで遂に一時100円台突入の場面もあり、いよいよ買い材料が見あたらない状況。9/26の安値も一時割り込んで、また底が見えなくなりました。

投資判断は「中立」に。アメリカは前回も示したデッドライン「S&Pの1100ポイント割れ」を示現してきました。ただNYダウの時間外先物は落ち着きを払って朝方からプラス推移していることから、これで暴落の扉が開かれた、とは断言できないところです。実際に日経平均も引けにかけて戻し基調となり、かろうじて首の皮一枚で踏みとどまった感じです。

波乱の10月新甫は始まったばかりなので、もう一日くらいは様子を見たいところです。10月は下落しやすい月でもありますが、一方で底値からの上昇率も強く、大底を打つのも10月だとか。総悲観が終わったあとの反騰に備えて、入るタイミングさえ間違えなければ大きなリターンをもたらす月とも言えそうです。

それでも雰囲気は良くありませんから、買いポジションは半分程度に落とし込む必要があると思います。場合によっては日経平均5000円割れというのも大げさではない事態が訪れる可能性すらありますので、引き続き機動的に動いてリスクコントロールすることが重要でしょう。そのような局面ですから、投資判断を再度「中立」に戻しました。

ちなみに10月4日は「投資の日」だそうですが、これで6年連続下落となっているようです(※休みの場合は翌営業日として)。これも案外来年に向けて覚えておいた方が良い皮肉なアノマリーかも知れません。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調ノーベル医学生理学賞に今年も京都大学の山中教授が選ばれなかったことからバイオ株が下落し、昨日のマザーズ指数の押し上げ分を逆に下押す形に。

ここまで新興市場株は戻し基調でしたが、東証1部銘柄にまた底割れ懸念が出てきたことで、リスク回避の動きが次第に鮮明化してくるものと思われます。追証発生に伴う投げ売りも懸念される状況で、残念ながら戻しのタイミングは短命に終わってしまったような感じ。売買代金も低く、しばらくは様子見が賢明かと思われます。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。ギリシャの早期デフォルト懸念の高まりを映して、欧米金融株が大幅安。昨日に続いて国内メガバンクにも警戒感が波及する展開に。一時上場来安値に面合わせする格好になりましたが、何とか割り込まずに済みました。

ただ引き続き今晩の海外マーケットにも関心が集まるところで、それ次第では明日あっけなく割り込んでしまうことも。ここを割り込むと100円割れまで一気に進んでしまいそうですから正念場です。一体いつになったら相対的に健全な邦銀に資金が集まってくるのやら。

プロミス(8574)は続伸。結局寄り付きは776円で全株一致し、TOB価格に4円届きませんでしたが寄り付きで終了となりました。ちなみにそれで先月の成績を再計算してみましたが、結果四捨五入の範囲の差しかありませんでしたので、KA指数などの調整はなしで済みました。

それにしても引けでは773円で終わっており、TOB価格と0.9%の差になってまあまあ開いています。確かにTOBの応募には公開買い付け代理人の証券会社に口座を作らなければならない煩雑さがあり、買いの手数料や換金までの資金効率を考えるとここから買いに行く理由はありませんけれども。

一方、同業のアコム(8572)はやはり本日売られてきて、値下がり率上位に食い込んできました。前回も言及したように、アコムの株価を支えるのは需給バランスしかありませんから、一度需給が崩れるとこうなるのは目に見えています。金融不安の高まりを背景に親会社がグラついてくる中で、やはりその他金融株は売りの視点で見ていくべき段階と思います。

売りポートフォリオ任天堂(7974)は続伸。本日もゲーム関連銘柄に底堅さが目立ち、同社もその流れで買われました。ユーロが円高に向きましたが、今更特段悪材料視される雰囲気も無し。この辺りも前回言及したように、やはり短期的に緩やかな戻り局面になっているようです。

また、野村がSNS関連投信を設定するということも、本日のゲーム関連株を下支えする材料となっています。国内外のSNSに関連する銘柄に投資するとのことですが、正直失礼ながら誰がこんな投信を今買うんですかね?わざわざ高値掴みを狙いにいっているような気がしますが、野村さんらしい今風の投信設定です。やはり顧客の多い野村さんだからできる力業だとも思います。

ただ、本日も引け後にDeNA(2432)がチリのゲーム会社を買収と発表。これがどの程度同社の業績に寄与するかは甚だ微妙ですが、それでも今の円高を最も上手く活用して買収を重ねる姿勢は他の企業も見習うべきとも思います。しかし横浜ベイスターズ買収も正直微妙ですが・・・。


【注目銘柄】
クルーズ(2138)は大幅高。第一精工(6640)に替わってJASDAQ-TOP20に採用されると昨日発表され、本日は全体的に材料の乏しい中で買われました。テクニカル面でも8月安値水準からの反転で底入れ感が意識されたところでタイミングが良かった格好。一方の第一精工は売られました。

丁度ゲーム関連が買われた地合にも沿っていたこともあり、買い安心感に繋がった模様です。ただ、正直この買いは長続きしないような気がします。もう少し上がったところで売り仕掛けるタイミングがあるでしょう。またタイミングがきたら有料メルマガなどで配信します。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。