今週のお題「私のふるさと」
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日経平均は反発。前日のNYは引き続き夏休みモードの閑散相場の中で小安く推移。ただiPhone5発売観測が高まる中で、Apple株が再度高値にジリジリと近づいているのが印象的。ライバルのgoogleもしっかり。一方で、一時話題をさらったGrouponは決算が予想を下回り時間外で急落。facebookも引き続き底辺を這っており、IT業界は悲喜こもごもな印象に。
それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。為替が多少円安に進んでいることもありましたが、特に大きな理由はなく売り買いの買い戻しが主体で、薄商いの中値が進みやすい感じになりました。一方で９０００円を超えるような勢いまでは持ち得ず。アジアマーケットが始まると、次第に値を消す展開となりました。
結局引けでは小幅高。売買高は１６億株、売買代金は１兆円と、今年最低だった昨日からはやや回復しましたが、相場のお休み感の中で、値上がり率ランキングは新旧の仕手株の名前がズラリと並びました。
投資判断は「中立」。閑散相場の中で一進一退の動きが続いていますが、お盆休み真っ直中ですから、昨日・今日の動きを見て今後どうなる、とはなかなか見通し辛いものがあります。ただ、理屈を言えば上がる理由が無いのに上がっている印象。
ヘッジファンドの４５日ルールの売りも一巡したはずですが、結果的に売りで入っていたヘッジファンドの買い戻しが主体だったのではないか、とも思います。
来月にはJAL（９２０１）の上場が控えていますが、その資金吸収量は７０００億円とも言われており、大部分はポートフォリオのリバランスの観点からANA（９２０２）への売り圧力として働きそうです。ただ、当然それ以外の大型株への換金売り圧力もありますから、それを見ても上がる材料が見出せない状態です。
ただそれでも強い。昨日発表のGDPがイマイチでも強い。アメリカの干ばつ被害で商品価格が高止まりし、QE3期待が後退しても強い。もし本当にお盆明けまでこの勢いを持続するなら、逆に今後は好材料しか出てこない（最悪懸念は全て織り込んだ形になる）ので、ここで入った新規売りの買い戻しを巻き込んで相当強い相場になる可能性があります。
一応現段階では何とも言えないので判断保留の「中立」。真っ当に考えて８月下落説はまだ捨てていませんが、そういう注意は必要になってきました。予想が外れたからといっていつまでも固執していると相場からの退場を余儀なくされますし、失敗要因を分析して次に生かしてこそ意味があります。
いずれにせよ、長期的には配当利回りなどを見ても圧倒的な割安放置な状態に変わりはありません。８月がどうなろうと、長い目で見るのであれば、今は買い場と言えます。今の段階から既に中間配当や優待利回りの高い銘柄を仕込んでおけば、少なくとも損は無いのではないかと思います。
新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。JASDAQは主力のデジタルガレージ（４８１９）が決算を受けて大きく売られましたが、指数としてはしっかりの動きでした。この辺りも薄商いの中で、IPOセカンダリなど値動きが良い個人投資家好みの銘柄のみ物色される感じ。指数全体の動きとしてはあまり意味のあるものではないような気がします。
【ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント（３７８９）は引き続きストップ高比例配分。TOB価格５６７５００円にサヤ寄せする動きとなっています。予定では明日全株一致で終了なので、当方も明日の寄り付きで終了とします。５６５０００円辺りで売れれば御の字ですかね。また長年の思い出振り返りは、月末の成績発表の時にでも。
ただ前回も書いたように、時間と余裕のある人は、TOB価格終了の９／２０まで粘ってみても面白いかも知れませんね。現実的にはソニー（６７５８）系で過半数を持っていますし、ファンドが入り込んで何か口を挟む余地はなさそうですけど。また本日のアイ・エム・ジェイ（４３０５）のように、MBO価格がPBR１倍割れなんて最近ザラですしね。
GCAサヴィアンG（２１７４）は反発。先日発表された大和ハウス（１９２５）のフジタ買収に伴うFAに選定。買収総額が５００億円と言われていますから、同社には十分な大型案件。また上述のアイ・エム・ジェイのMBOについてもFAに選定されたようで、７月は動きが大人しかったですが、８月になってようやく活気付いてきました。
昨日より買いポートフォリオ入れとなったキャノンMJ（８０６０）は続伸で年初来高値更新。強いですね。親会社キヤノン（７７５１）の自社株買いも昨日終わったので、ひょっとしたら何か出ないかなー、と期待ができる感じにはなってきました。
とりあえず今日のところはお墓参りで疲れたのでこの辺で。ちなみに明日もお墓参りに行ってきます。
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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
