KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

今週のお題「今年のうちにやっておきたいこと」
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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は反発。前日のNYはISM非製造業指数が予想をわずかに上回ったこと、ADP雇用統計が良かったことから続伸。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ寄り前の外資系証券の注文動向は460万株の売り越しで8営業日連続。寄り付き後間もなく8500円を回復しましたが、その後は膠着状態。今晩のECBによる理事会で、トリシェ総裁の最後の仕事として利下げがあるかとの見方もあり、動き辛い状況に。後場は40円程度の値動きに止まり、様子見ムードが一段と高まった一日でもありました。

投資判断は「やや売り」に。本日は大きめの反発となりましたが、出来高は16億株、売買代金は1兆円ちょっととエネルギーがありません。そもそも値上がり率ランキングの上位を見ても、売られ過ぎ銘柄の買い戻しに過ぎず、主体性がありません。

加えて何だかアメリカの上げ方が不自然です。8月頃からその傾向が強くなっていましたが、引け間際1時間で急に乱高下することがあります。引け間際の商いが薄いところに先物の売り買いが交錯する結果だと言われていますが、これで翌日の日本市場がねじ曲げられたりします。

ADP雇用統計もいつも信憑性があまりなく、これが良かったから雇用統計が良い、というわけでもありません。むしろ変に期待値が上がることで、失望売りに繋がる恐ろしさがあります。

そして日本は明日が終わればまた三連休となりますから、リスク回避の売りが出やすい環境になると思います。ギリシャやウォール街で起こっているデモも今の世界情勢を如実に表しており、それなのに上がっている株価にはやや違和感を禁じ得ません。なので投資判断を一段階引き下げました。

NYダウやS&Pもテクニカル的にはそれぞれ11150ドル、1150ポイントが上値を抑えてくる要因になると思われ、本日は上値の重い展開になってくるでしょう。ましてNASDAQはアップルの株価下落で引っ張られる恐れもあります。

それにしてもスティーブ・ジョブズ氏の死去は私にとってもショッキングなニュースでした。健康不安は末期的なところまできていたのですね。そして氏が最後に見届けたであろうiPhone4Sが遺作となったわけですが、やはり私もこれは買わないといけません。あぁ、もう未来を感じさせてワクワクさせてくれるような画期的な商品は出てこないのでしょうか。巨星墜つ・・・。ご冥福をお祈り致します。

話は株に戻しまして、アメリカの指標は以前から示した節目を割り込んだことに対するその後の進展もイマイチですから、下げトレンド入りしてしまった可能性が強いと見ています。何か目が覚めるような強気材料が出てくるなら話は別ですが、今のようにぐだぐだと時間稼ぎしているだけのような状況ならば、やがて超催促相場となる暴落が待っているとも思います。

なので今の相場を乗り切るにあたって、売りポジションは入れておくべきと思います。10月相場の特殊性を考えると、自分が今頭の中に描いている波乱の一段上の水準くらいあるかも知れない、と思っておくのが適当かも知れません。

またギリシャ問題が解決すれば全て丸く収まるわけではありません。8月初旬にアメリカの債務問題が解決したにもかかわらず、急落したことを思い出すべきです。ちなみこんな話もありますが、こういうのが聞かれ始めると大丈夫かなという気もしたりします。
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=273224&dt=2011-10-06

そして注目のECBでは政策金利の据え置きが決定され、もともと利下げはないとの見方が大勢だったものの、やはり失望売りに繋がって株価は値を消し、ユーロは売られています。ちょっとその後に続くアメリカ相場の出方が気になります。

いずれにせよ、これらの2番底懸念は、一気に急落が起こったらその後のリバウンドも大きくなると思います。私は今のうちになるべく買いポジションを手じまって、次の波に乗る準備をした方が効率的ではないかと思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。東証1部のリバウンド相場に歩調を合わせることができました。ただ、東証1部の動きが気になる中で、一段リスクの高い新興市場はなかなか買いに向かうわけにはいきません。もうしばらく様子見しておくべきと思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。昨日は遂に110円を割り込んで年初来安値更新。実に分割を考慮すれば8年ぶりの安値水準となって、下げが止まりません。その間みずほ証券などを株式交換などで引き入れているので時価総額的にはまだ最低を更新とは言えませんが、時価総額ベースでも非常にきわどいラインにあると言えます。

ここまで下がると残念ながら100円割れは考慮しなければならないでしょう。一体いつになったら相対的に健全な邦銀が見直されるのやら。銀行株が上がらないと、相場が上がるわけもありません。


売りポートフォリオ任天堂(7974)は続伸。緩やかな上昇が続いており、逆行高の状態が続いています。11600円までは仕方ないと思っていましたが、やや勢い余っている感じです。

テクニカル的には一目均衡表の雲が上値を抑えていることから、来週辺りから短期トレンドが転換してくるものと見ています。為替の円高基調になかなか終わりが見えない中で、反転のきっかけは見つかっていませんし。


【注目銘柄】
ウエストHD(1407)は反発。この銘柄に関しては今週頭からまた有料メルマガで売り銘柄として取り上げ、一時600円丁度までの下落で下落率は10%を超えてきました。本日は反発したものの、わずかに1円高と、本日は自律反発相場であったにもかかわらず自律反発もできなかった格好です。

背景には昨日同業他社のサニックス(4651)が出した売上見通し下方修正もあると思います。サニックスも朝方は全体相場の戻しがあってプラスでしたが、結局は引けにかけてマイナス転換してしまいました。

ウエストHDに関しては一応明日までの投資期間ということで、また次回売りの根拠などをこちらに記します。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。