KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

サブミッションインポッシブル その4

去年末に未完結のまま越年となったアゴ手術話の続きです。ところで、前回の話を書いてから改めて母に当時のことを聞いたところ新事実発覚。「たまたまあなたの手術の数週間前に東京にお父さんと一緒に行く機会があったので、その時に病院を下見してきた」とのことでした(××)何て用意周到なうちの母( ̄Д ̄;;恐るべし。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111222.html

手術後はアゴが安定するまで針金で口が開かないように固定されていました。起きている時は何ともなかったのですが、夜に寝ると口の中に出てくる血が舌や喉にこびりついて、尋常じゃなく喉が渇きます。本当に人生で一番喉が渇いて死にそうな状態でした( ̄Д ̄;;

口を開いて見てみることができなかったので、あくまで体感なのですが、舌が水分を奪われて実際の半分くらいの大きさに縮んでしまったような感じでした。多分砂漠で本当に死にそうになると、舌なんて大部分水分ですから、こういった状態になるのでしょう。

そんな状況ですから苦しくてなかなか寝ることができません。夜に巡回に来た看護士さんに「すいません・・・喉が渇いて死にそうです(T△T)」と、何とか腹話術のように訴えると、「まだ水を飲むのはダメなんです」と言われました。仕方がないので何とか寝て、明日まで我慢しよう、と思いました。

・・・が、もう本当に苦しくて苦しくて、なかなか寝れません(T△T)永遠に感じられる夜。このまま本当に死んでしまうのではないかと思いました。病院のベッドの上という一番安全なはずの場所で死んでしまっては浮かばれません。なので夜中に申し訳ないですがナースコールをしました。

そして来てくれた看護士さんに「何とかなりませんか?(T△T)」とダメもとで訴えてみました。すると「うーん、ちょっと待ってて」と言われ、やがて戻ってきた看護士さんは「綿に水を染みこませてきたから、これを数滴口に入れる程度なら」と、口の上から数滴垂らしてくれました。

わずか数滴でしたが、それでも私は苦しさから解放されて「あぁ、助かった(T△T)」という気持ちになりました。「ありがとうございます(^^)」と言ってホッとしたのも束の間。しばらくすると、私はまたナースコールをしていました。

やはり数滴で喉の渇きが潤うわけもなく。また看護士さんが数滴水を垂らしてくれました。間もなく再度ナースコール・・・と、それを4回ほど繰り返し、ようやく私は眠ることができました。

その時、白衣の天使というのは本当に上手い言葉だなぁとつくづく痛感しました。患者にしてみれば、こんなにも弱った時に助けてもらうと「惚れてまうやろー!!」そりゃ(;^_^A夜中に何度も呼び出して、本当に申し訳無いなーと思った私でした(つづく)