KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

炭酸戦

今週のお題「卒業」

★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です!

「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,150円〜。

足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

雪もようやく峠を越えて、もう今年は降らないのじゃないかと思いますね。フライングでスタッドレスも外して良さそうな気がします。

まだ雪が降っていた先月の終わり頃。嫁と近くのスーパー銭湯に行ってきました。たまにでかい風呂に行くと気持ちが良いですね。特に雪が降っているところでの露天風呂なんて最高です(^^)

特にそこのウリは炭酸泉という、お湯に炭酸を含んだ風呂。ややぬるめで長い間入っていられるようになっているのですが、血流が良くなって皮膚や美容に良いのは勿論、脳や心臓などの内臓系や糖尿病、不眠など何にでも効くということで、皆長時間浸かっています。なのでその時も炭酸泉にはたくさんの人が浸かって、やや手狭な感じでした。

そこに20代くらいの若者が二人が話しながら入ってきました。
「うちの父ちゃんインフルエンザにかかっちゃってさー。俺もタミフル飲んできたよ(^^)」
と、笑いながら話しています。

それを聞いた時、先客である我々は皆内心ギョッとしました( ̄Д ̄;;ひょっとしてこの人インフルエンザウィルス持ってるんじゃないか?と。

ただそれですぐ出て行くと、何となくバツが悪いので、皆互いに牽制し、出て行くタイミングを測っているようでした。やがて、子連れの男性が子供を呼び寄せて出て行きました。私もそれを見計らって、一緒に出て行きました。

次々と風呂から上がっていき、さっきまであんなに混み合っていた炭酸泉はあっさりがらがらとなりました。あとで考えてみると、それは巧みな計略で、彼らはまんまと我々を追いやることに成功したのかも知れません。むむむ。


さて、追いやることに成功した日経平均は反落。金曜のNYは総じて軟調でしたが、為替が円安に振れたことで売り買い交錯の動き。朝方は金曜終値を挟んだ値動きで推移しました。

ただここまでの上昇に対する過熱感から上値を追う動きは限定的。全人代の始まった中国が成長見通しを引き下げたことでアジア株が軟調に推移したこと、機関投資家の持ち合い解消売りが強まる時期であること、為替がやや円高に振れたことなどを背景にジリジリと売りに押されると、引けでは9700円を維持することができませんでした。

出来高は25日ぶりの20億株割れ、売買代金は1.1兆円とやや低調。海外市場も商いが細っていることを映した格好でしたが、日本国内要因としては週末のメジャーSQを控えて様子見気分が拡がった様子。


投資判断は「売り」。ようやく指数は調整を入れてきました。それでもまだ金曜の上げ分を打ち消したくらいで、これだけ上がってきていればこれくらいは下げるだろう、という程度のものです。それでも日経平均の方も、ようやく5日線を終値ベースで割り込んできたので、チャートは崩れた格好。

とりあえず、今週は週末にメジャーSQがありますから、木曜までに9500円を目指す動きになるのではないかと思います。スタンスとしては確認になりますが「調整と見ているけれども、大きな調整は無い。また万一先週高値を抜いて上放れる局面があれば、瞬間的な1万円乗せも警戒して素早く買い転換する準備を整えておく必要がある」という状態です。

個人的には今週大きな波乱無く「調整が続く」と見ているのですが、それだけに特段大きく買われる業種、売られる業種も付け辛いのではないかと思います。

ただ丁度震災から一周年という節目が近づいてきますから、恐らく証券各社などのスクリーニングとしては「この一年間での騰落率」を一覧にして、その中から銘柄の売買をチョイスする手法になってくるのではないでしょうか。

そうなると大体上位に来るのは復興関連銘柄か秋口盛り上がった仕手株になってくるわけですが、この辺りが水曜くらいまでにどう動くかを見極めて、今週後半の投資戦略を立てていきたいと考えています。現段階では上下どちらに動くか不明なので、とりあえず様子見です。

それにしても仕手株の新日本理化(4406)を操る加藤氏も絶妙です。敢えて目標とした1300円に3円満たない値で高値更新を止めました。これで「1300円までいかなかったじゃないか」と文句を言う人はいませんし、他の投資家の「もしかしたらもう一度上げてくるかも知れない」という期待感も残しています。

そして本日はそこにつけ込んで一気に急落。これで1300円までまた幅ができました。個人的には1000円を超えたところで「手出し無用」としており、ある種FXと同じギャンブル銘柄ですから、後は上がろうが下がろうが知ったことではないと言いますか、わかるはずもありません。

凡人の私が考える「最後の仕上げシナリオ」は、もう少し値を下げたところでもう一度例のHP「時々の鐘の音」を更新してきて、期待感を持たせながら自身の持ち玉を整理するという手法じゃないかなと思います。この辺りはあくまで心理的な予想に過ぎませんが、やはり数字として見えない個人の心理のみを糧に売買するのはリスクが高いと言えましょう。


新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。マザーズの方は出遅れ感が強いため、退避的に資金が流れているのはわかりますが、既に高いJASDAQまで強いのはやや意外でした。本日は東証1部でも内需好業績銘柄に資金が集まっており、その一環とも言えそうです。

本日は特にJASDAQ-TOP20銘柄や、マザーズCore指数採用銘柄といった新興の大型株が買われました。恐らく本日一日で終わるような動きでは無いと思われ、今週は新興市場優位の週になると見ています。


ポートフォリオ銘柄】
帝人(3401)は続伸。本日は何とか出遅れ株、内需株物色の流れに乗って、底堅い動きを見せました。テクニカル的にはMACD暗転拒否でストキャスが好転に向かう流れ。高値圏を維持していますから、需給も良好な状態を保っています。


本日寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったコンドーテック(7438)は続伸で年初来高値更新。間もなく丁度震災から一年ということで、復興関連株がまたはやされる可能性もあります。

テクニカル的には07年の高値は既に上抜いており、06年5月の780円から7月までの3ヶ月で500円まで急落した価格帯出来高の薄いゾーンに入り込んでいますから、やはり800円くらいまでは抵抗無く伸びていけるものと思います。


【注目銘柄】
クレディセゾン(8253)は先日より当欄で取り上げていますが、27日に有料メルマガにて取り上げ、以後一度も下げることなく、結果先週金曜に無事目標株価1700円達成となりました。上昇率は11.1%に。

お約束した通り、取り上げ根拠を以下に記します。

「△クレディセゾン(8253) 東証1部 売買単位100株
1512円 出来高1442100株

2/27買値 1530円以下
3/9までの売値目標 1700円
損切り 1450円割れ

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    ○
同業他社比 ○
その他ポイント パルコ買収に伴う話題の波及、その他金融の中での出遅れ感。

ショッピングカードで首位。8日に出した決算は減収増益の内容で通期見通しには変更無し。貸金業に対する総量規制の影響や一部事業譲渡などにより減収となったものの、利益面では貸し倒れコストの減少などで増益。それを受けてアナリストの目標株価引き上げなどもあったが、翌日以降は売られる展開となった。市場の期待値まで届かなかった格好。

しかしその後は地合の改善もあって復調基調。テクニカル的には5日〜200日の各移動平均線を回復し、上値はやや軽くなった印象。MACDパラボリックも月曜にも好転見込み。一目均衡表の雲に下支えられ、下値は固い様子。

需給面では決算以後2日続いた陰線が短期的な需給を悪くしているものの、長期的には緩やかな上昇を続けており、それ程悪いわけでもない。信用残高は昨年以降売り長の状態が続いており、足下でも70万株近い売り長。昨年12月以降少しずつ悪くなってはいるものの、それでも全体的には好需給を維持している。

予想PERは11.1倍で、同業のイオンクレジットサービス(8570)の19.1倍との比較では割安。またPBRも0.8倍で同1.2倍との比較では割安である。配当利回りは2%も無いが、それでも期末一括配当なので割は良い印象。

懸念材料としては子会社のセゾン情報システムズ(9640) が旧村上系ファンドであるエフィッシモに狙われていること。ただこの話は1年以上前から続いており、今でも水面下でやりとりが続いているが、それ程大きな爆弾でも無いため、あまり気にする必要はなさそう。

目標株価は昨年来高値の手前である1700円に。損切りは今年の安値水準である1450円割れで」

個人的には225採用銘柄で日経平均がイマイチな動きの割にはスルスル上っていったこと、また取り上げた際に「値動きの小さい銘柄で面白く無いと感じられる方もおられるとは思いますが、そう思う人が多いとき程、結構買われて値が動いたりします」としたのがバッチリはまったので、この結果には大満足です。この銘柄が値上がり率上位に入るのはあまり見たことないですね。


ミサワ(3169)は連日の急騰。この銘柄は木曜に有料メルマガで取り上げましたが、買値にわずかに届かず。スルスルと上がっていって、目標株価にあっさり到達しました。

例によってもったいないので、取り上げ根拠を以下に記します。

「△ミサワ(3169) 東証マザーズ 売買単位100株
1057円 出来高21100株

3/2買値 1040円以下
3/14までの目標株価 1200円
損切り 1000円

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    △
同業他社比 ○
その他ポイント 好決算期待

家具・インテリアなどの企画開発、販売。昨年最後のIPOだが、足下ではオンラインショップ「unico」の知名度も上がり、21日の日経報道によると「前期業績は経常利益で4億円弱に達し過去最高益更新」とのこと。それを受けて株価はストップ高を付けた。

ただ元々第三四半期時点で3億円に達しており、会社計画でも3.8億円の見通しであったため、本来であればあらかた織り込まれているものと思われるが、上場後の株価推移もパッとしなかったため、注目を集める形となった。本決算の発表を14日に控えて、来期業績などに対する期待感が高まってくる展開を期待したい。

テクニカル的には決算後の調整場面においても1000円を割り込まずに本日反転の流れ。5日線を上抜けてきた。MACDパラボリックは上昇トレンドを示しており、一目均衡表では遅行線が実線を上回っていることで安心感。ストキャスも好転してきている。ボリンジャーバンドは+2σを21日のストップ高で出来高を伴って上放れたため、+σに下支えられながら拡大する+2σに沿った形での上昇が見込まれる。

需給的には上場初日の出来高が上値のしこりとして残っているため、やや悪い。信用買い残も11万株と日々の出来高が現水準よりもう少し膨らまないと、荷が重い状況。それでも公開価格860円は上回っており、またストップ高後は上値で値をキープできているため、短期筋の投げ売りは一巡しているものと考えられる。

予想PERは8.5倍で同業のニトリ(9843)の12.6倍に比べて割安。またPBRは暫定計算値で2.5倍で、同2.4倍との比較ではほぼ同水準である。

買値は本日の反動安があると見て1040円以下に。目標株価は初値の手前に。損切りは1000円割れで」

また、その後「もし初値1209円を上抜いてくるようならIPOセカンダリとして確変急騰もあります」としました。本決算までの期間的な距離感が絶妙な銘柄です。


アーク(7873)は木曜の有料メルマガで「連続赤字で政府による支援が入っている金型メーカーですが、上方修正を出してきて着実に赤字幅を縮小しています。上手くいけば来期黒字転換も期待できそうで、95円までで寄り付くのであれば買って良いと思います」としました。

金曜はそのまま主力のJASDAQ市場の方では100円を上抜いて、一時24.4%の上昇率に。寄り付きからでも14.6%の上昇率となり、見事値上がり率1位を獲得。なかなかの破壊力でした。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

お陰様で成績が好調なので連日たくさんのお問い合わせをいただき、会員数はまた過去最高を更新しております。この場を借りてお礼申し上げます。

他社さんに比べて派手さは無いですが、着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。