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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。
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日経平均は金曜反発。前日のNYは朝方の失業保険申請件数が嫌気されたものの、一方でQE3観測の高まりから買い戻しの動きに。結局は大きめの上昇で帰ってきました。
それを受けた日経平均は、朝方に北朝鮮のロケット発射が失敗に終わったと見られるとアク抜け感も手伝って買い先行のスタート。SQ値が9638円に決まると、その後はドンドン上値を追う展開。
ただ中国GDPの伸び率が市場予想を下回ると、次第に上値が重くなる流れに。伸び悩みましたが、それでも何とか終日9600円を上回って推移できました。
日経平均の方が上昇率が大きくなりましたが、前日の決算を受けて大幅高となったファーストリテイリング(9983)が1銘柄で60円以上、つまり上昇幅の半分を稼ぎ出した格好。ちなみに2番手のファナック(6954)は16.5円の寄与で、これら2銘柄のお陰でTOPIXとの差ができ、結果NT倍率は一段と拡大する形になりました。
投資判断は「買い」。とりあえず「水曜前場が陰の極」と見た形は、ここまで上手くいっています。また前回「ここで買われるのは今まで買うなと言っていた金融系・不動産系」としたところも、金曜の業種別値上がり率上位の顔ぶれを見れば、やはり正解だったと思います。
ただ、金曜の値動きは上述のように日経平均にはやや偏った銘柄のバイアスがかかっており、指数ほどの強さは感じられませんでした。SQに絡んでやや作為的だった印象すらあります。終値がSQ値とほぼ同値で終わったことも、その裏付けかも知れません。TOPIXの値動きの方が全銘柄を対象にしていることからも、より実態に近いのは言うまでもありません。
金曜のNYは銀行株の決算が良かったものの、アク抜け感が先行して下落した他、欧州や中国の景気減速感を嫌気して売られる流れに。結局木曜の上昇分を打ち消す形になりました。特にNASDAQの方はやはり決算を受けて下落したGoogleや過熱感の強いAppleの下落が尾を引く形で、下落幅も大きくなりました。
アメリカの指標のチャートはやや崩れかかっているものの、ここまで発表された各企業の決算は内75%が市場予想を上回る内容で、企業業績の回復基調は鮮明になってきています。この調子でいけば、決算が進むに連れて様子見気分も徐々に消え、日米共に商いを増やして買い方が優勢になってくる展開が期待できそうです。
日本の方もチャート的には75日線手前での反発となっており、少なくとも25日線手前までのリバは見られると思います。このリバウンド相場の目標は9800円程度。ガンガン買われる展開にはならないと思いますが、数十円ずつ値を上げていく形を予想します。
大体期間的にも来週いっぱいは堅調な相場展開が見られると思いますから、とりあえず月曜は9550円辺りでのスタートは余儀なくされるとしても、来週は押し目買いが有効ではないかと考えます。
その先は日米それぞれの決算次第、というところです。為替はすっかり80円台で固定されてきたので、この水準で来期はどのような会社見通しが立てられるのか。その辺りが注目点になってくると思います。それを基準に、今後投資家にとっての企業の上方修正、下方修正を見極める一里塚となってきます。
新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。ただ東証1部銘柄の方が盛り上がったこともあって、新興市場の物色にはやや方向感の無い感じ。
アメリカで上述のようにGoogleやAppleといったネット関連株が弱含んでいることから、ここまで日本株にその好調さが反映されなかったにもかかわらず、日本のネット関連株にも悪影響を及ぼす可能性があります。
足下では個人投資家の買いも細ってきていることから、マザーズ指数の出遅れ修正はまた未遂に終わりそうな感じ。ちょっと新興株は来週は相対的な買い妙味を失いそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反落。ただ朝方は買われて年初来高値を更新してきました。地合に逆行するような形で今週は買いが優勢な展開となりましたが、親会社のソニー(6758)は中期経営計画を受けて大幅安。親の方はなかなかしっかりしてくれません。
一方で同社の方は最悪期を脱したチャート形状になっており、何とか長期的な上放れのチャートに戻りつつあります。週足の方も今週現値水準を維持できれば、一目均衡表の遅行線が実線を上放れる形に。
業績は今期も最高益更新見通しで良いのですが、子会社エムスリー(2413)などの依存が強く、もう少し本業ベースでM&Aなどの目立った話題が出ないことには、なかなか数字通りに受け止められません。安定はしているので、何らかの指数に採用されるなど需給的な妙味があれば、上昇トレンドはより安定的なものになりそうです。
みずほFG(8411)は堅調。ここまでメガバンクは欧州債務懸念の再燃などでやや調整色を強める状況ともなっていましたが、イタリア国債入札などが波乱無く通過していることで、見直しの動きが進む格好に。地合の好転もあって、銀行株は業種別値上がり率2位。同社も130円を回復してきました。
ただ米国でJPモルガンなどの決算が良かったものの、既に金融株は事前に好調が見込まれていたこともあって売られる流れに。月曜は売り先行のスタートとなることは避けられそうにありません。
テクニカル的には75日線に下支えられる形で切り返しの動き。来週は再度この線で踏みとどまれるかどうかに注目です。
【注目銘柄】
シャープ(6753)は反落。こちらは3日に有料メルマガにて売り銘柄として取り上げ、その後は順調な下落が続きました。目標とした500円までもう少し届きませんでしたが、505円まであったのでほぼ目標達成として良いと思います。
その間の最大下落率は13.7%。金曜で投資期間終了で、最終的な利益確定下落率も12.1%とバッチリだったのではないかと思います。そんなわけで、前回は一部のみ取り上げ根拠を記しましたが、以下に全文掲載致します。
「▼シャープ(6753) 東証1部 売買単位1000株
591円 出来高21211000株
4/4売値 580円〜590円
4/13までの目標株価 500円
損切り 608円超え
【評価】
業績 悪い
テクニカル やや悪い
需給 やや悪い
同業他社比 どちらともいえない
その他ポイント 来期業績回復の道筋が見えない点
家電大手。液晶パネルの価格下落に歯止めがかからず、業績は急速に悪化。モバイル端末向けの中小型液晶に力点を置く戦略転換も不発に終わり、堺工場の減損リスク、増資リスクが上値を抑える恰好で売りが続いてきた。そこに先日台湾メーカーとの資本業務提携が発表され、それぞれの悪材料が解消されると、株価は急騰。一気に600円台を回復してきた。
しかし買い戻しが一巡すると、上値が重い流れに。業績は来期も回復のペースは鈍い。また本日は特に「薄型テレビ用液晶パネルの需要回復が遅れているため、テレビ大手との大口取引価格は5ヶ月連続で前年比横ばい」「太陽電池大手のドイツQセルズの破綻」が伝わり逆風となった。為替の円高も重石に。
ただ本日の値動きを見る限り、引け間際に買い戻しの動きが出ていることから本日の下落は空売りに因る点が強かったと言えそう。またVWAPを見ると引け値よりも下の値になっていることから、買いに向かう投資家も多い印象で、案外簡単に下げていく話でも無さそう。なので、もし明日も寄りから弱い流れで始まるのであれば売りの流れに乗じてみたい。
テクニカル的には急騰以後、75日線に沿った形での下落が継続。高値形成後は3日連続の陰線となっており、先般の急騰で開けた大きな窓(499円〜601円)を埋めたがっている感じ。
MACDやパラボリックは好転しているものの、ストキャスは暗転。一目均衡表では雲下限に支えられ、遅行線も実線に支えられた格好になっているが、雲は次第に厚みを薄くして下降の形状のため、あまり抵抗力は無さそう。ボリンジャーバンドは+2σに到達してから下落が続いており、上値達成感が出ている形。
需給面では29日の全株一致商いが600円以上で大きく膨らんでおり、上値のしこりとして横たわっている格好。長期的にも長らく下落トレンドが続いているため、上値には多くのしこりを残したままで需給は悪い。信用買い残は差し引き約700万株で、一気に1月以来の水準まで改善してはいるものの、まだ上値を重くする要因に。
四季報予想では来期まで赤字見込み。PBRは0.7倍ではあるものの、赤字の累積で一段悪化の見込みも強い。
目標株価は窓埋めとなる500円で。損切りは29日終値の608円超えで」
来週の月曜はもう一段安ありそうですから、一日遅れで目標株価に到達できるかも知れません。それでも大体良いところまできたので、これで由としたいと思います。
ビックカメラ(3048)は小反発。こちらも先週末の決算を受けて8日に有料メルマガにて売り銘柄として取り上げた銘柄です。4万円手前で何とか踏ん張っていますが、4万円割れは必至な流れに。
こちらはまだ目標株価は全然下なので、取り上げ根拠は一部掲載のみに止めます。
「首都圏地盤の家電量販店で業界4位。駅前に特化した出店で知名度を上げている。金曜に出した今期決算見込みは大幅な減収減益に下方修正。元々月次売上が厳しく、先月末には日経報道で既に大幅な減収減益が報じられていた。それを受けて翌4/2は陰線に。そこから少し戻してきた矢先に、会社側から正式に報道をなぞらえた格好。
空売りが多いこともあって買い戻しの契機になる可能性は否定できないものの、追撃売りのタイミングとして考えたい。業績は結果09年の収益水準に逆戻り。今期はロンドンオリンピックが控えるものの、既に地デジ対応が進んだことで買い換え特需も見込み薄。実際月次でもテレビを含んだ「音響映像製品」の落ち込みが特に厳しい。他社の見込みなどを見ても、特需をアテにして楽観視しているとこは無い。また、来期以降もM&A戦略や海外進出などのビジョンが出せない限り、業績V字回復の余地は小さい。
テクニカル的には2月に45000円辺りでピークを打っている格好。足下は200日線に何とか支えられた形になっていたものの、今回の決算でこれを割り込むことで、下値の節が消えると見たい。
MACD、パラボリックは暗転し、一目均衡表では雲を割り込んだ形。遅行線も雲の中に入り込んでしまい、下限まで距離がある。ストキャスは好転したところで反発に転じかけたが、今回の決算見通しで冷や水を浴びた格好に」
その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。