今週のお題「夢」
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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。
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日経平均は反落。前日のNYは個別企業の決算を受けて総じて軟調。ただIBMの株価下落でダウが60ドル安くなるなど、やや偏った指数形成となっており、指数ほどの弱さは感じられない様子。
それを受けた日経平均は、昨日の大幅高の反動もあって朝方から売りが先行。ただ9600円を挟んで一段と売り込む動きもなく一進一退。本日夜にスペインの10年もの国債の入札を控えて様子見ムードが強く、売り買い共に手控えられた格好に。
買い主体に乏しい中で大和投信の500億円のファンド設定のみ。引き続き閑散相場となる中で仕手系の株が値上がり率上位に顔を出しました。
投資判断は「買い」。本日発表された投資主体別売買動向は前週に引き続いて個人・外国人共に買い越し。大抵これらの投資主体は逆に動くことが多いのですが、珍しく買いで揃っています。
私は先週水曜の前場を目先の底とし「日米共に直近の下落幅の半分くらいは戻してもバチがあたらなそうです。水準的な目安は来週以降9800円までの戻りがある、と考えます。つまり25日線くらいまでのリバがあってもおかしくない」としていました。そしてダウ、S&P共に実現できましたが、日本の方はもう一伸び足りません。
それもこれも、為替の戻しが緩慢だからです。今では日本株はすっかり海外の株式指数よりも為替との連動性が高くなっています。特に実体面ではユーロとの連動性が強くなってきています。何故ならドルベースでは企業は十分に為替ヘッジを行っていて、あまり感応度が高くありません。
その顕著な例がソニー(6758)で、ソニーの業績に対するドルの為替感応度は0、すなわちドル円が円高になろうが円安になろうがソニーの業績に関係ありません。もう海外に工場を造って、地場で対応できるからです。ところが、ヨーロッパの方はそれらの対応が遅れていることから、1円ユーロ安になると60億円分の営業利益が吹き飛びます。
これはソニーに限ったことではなく、大概の日本企業がそうなっています。背景には、ユーロには目立った部品供給の中小企業がなく、わざわざユーロ地域に工場を造るメリットが小さかったからです。
なので実体面ではユーロの為替動向こそ気になるのですが、当然ユーロとドルも連動しているため、実情としては結局ユーロ安となれば同時にドル安にもなりますから、共に円高ということになってきます。「実効為替レート」という概念で考えるのが正解でしょう。
そこにユーロはまた新たなヘッジファンドの標的であるスペインが、財政問題に対する不安をかき立てられています。この「かき立てられる」という表現は「掻き立てる」という従来の意味の他に「書き立てる」という意味も併せ持っています。
つまり、マスコミなどによって「書き立てられ」、騒ぎに火を付けられるのです。本来はスペインの国債利回りが6%を越えようが、心配することはありません。まだECBという買い手に支えるだけの余裕がありますから。
ところが「いや、スペインはギリシャと違う。ユーロで第四番目の経済規模だから、今度ばかりは支えきれない」「財政問題の根本は何も解決していない」・・・おや、これはデジャブですか?どこかで聞いたことのあるフレーズです。今までの常套手段であり、イタリアの国債利回りが上昇した時にも同じ事を言っていました。マスコミやアナリストが。
嘘を付く時や物事を誇張しようとする時は、その一カ所だけ嘘を付いて、残りは正しいことを言った方が効果的です。すなわち「今度ばかりは支えきれない」という部分以外は事実です。ある程度株式市場も戻ってきたので「そろそろ良い頃合いに熟れた」と見たヘッジファンドが、様々な流言飛語を用いて、売りで取ってこようとしている感じが見受けられます。
現実的には新興国も含めた各国が金融緩和策を採っていることで、余剰資金は国債に回り、しっかり国債は買い支えられます。実際に懸念されていたスペイン10年もの国債の入札も無事通過しました。それを受けて現段階では日経平均先物も堅調に推移しています。
ただ、問題なのはそういった悪材料に市場が敏感になり出した、という事実の方。つい先日まではヨーロッパの財政懸念は無視した上昇が続いていました。しかし最近は企業決算が良くても、その後売られて陰線が目立つような感じになってきました。
で、また色々と書いたことのまとめ。「目先は為替水準が気になることで上値の重い展開が続く。しかしヨーロッパ債務問題は少なくともあと1,2年は持つから大丈夫」ということです。
長期的な上昇トレンドは崩れていません。まだ各国に金融緩和の余地があり、債務問題が出る度にそれらの政策期待が高まることで、財政や景気がどうなるかは別として、株価は高く保たれます。まず株価を高く保っておかないと、そもそも財政問題も一段と悪化するからです。
そんなわけで、目先はゴールデンウィークなどが近づくこともあって、ちょっと売りポジションも備えながら場にあたるべきでしょう。特に足下は急騰や急落の場面では逆張りスタンスが有効だと思います。何故なら出来高が薄いので、上下どちらかに方向性が出ているわけではありませんので。
チャート的には25日線と75日線に挟まれる中で、どちらに方向性が出るかがハッキリするまでにはもう少し時間を要しそうです。具体的には月末に日銀が追加金融緩和策を出すか否か、というところにかかってくるでしょう。
わからないのであれば仕手株に手を出すのも一興ですが、今更新日本理化(4406)や明和産業(8103)には手を出し辛いですし、買えた頃には上値余地も小さくなって妙味が無いでしょう。
今回は加藤氏の「総仕上げ」の段階だと思うべきだと思います。無論、向こうも一気に手仕舞えませんから、少しずつ「まだ上がるかも」感を巧みに醸造しながらいくのでしょうが、あまり高望みはせずに大やけどをしない程度に「騙されているフリをしながら乗る感じ」が正解だと思います。
実際に個人投資家の「熱」も11月程では無いようです。何故なら、あの時は私のHPに時々の鐘の音関連で検索してきた人がたくさんいました。問い合わせもたくさんありました。ところが、今回はあまり増えていません。さすがに手垢が付いているので、個人投資家はより慎重になっているようです。
それこそまるで「時々の鐘の音」のHPみたいに、余計なことを書くにしてももっと神秘性を出して程々ぼやかせば、私のHPの人気も増えて会員数ももっと増えるかも知れませんが、私生活までブログで書いている程のガチンコですから、ありがたみも何もありゃしませんね。最後は遂に愚痴になりました。
新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。ここにきてマザーズが出遅れ感から買われる動きとなっています。アメリカでネット関連株が弱含んでいる中で意外な感じも。
指数的には昨年9/16の高値を始点として、今年2/27の高値を結ぶ上値抵抗線まで到達。400ポイントを上抜いてくるようなら、いよいよ出遅れ物色が一段と強まって、仕手株相場と共に個人投資家の資金を集める素地ができあがります。来週は東証1部銘柄の決算も本格化で動き辛くなりそうですから、上手くいけば幕間繋ぎの市場として期待できそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。地味に年初来高値更新が続いてます。引き続きマザーズ指数との連動性も良い方向に作用しています。
また本日は引け後に子会社のエムスリー(2413)が相変わらずの好決算見通しを発表。ただ上方修正の幅は小さいので、特段大きく買われることはなさそうです。
共に本決算は一週間後の26日ですから、今期決算見通しに対する期待感もあって一週間は堅調推移が続きそうです。その後は決算を見てから、という感じでしょうか。
GCAサヴィアンG(2174)は大幅反落。昨日大幅高した分を丸々帳消しする形で、相変わらず不可解な値動きを続けています。
とりあえず同社も来週26日に第一四半期決算を発表しますが、実績などの推移を見てもあまり良い内容は期待できなそう。ここはチャートも良くなってきた相方日本M&Aセンター(2127)にすがるしかなさそうです。
【注目銘柄】
アルデプロ(8925)はストップ高比例配分。東証から特設注意銘柄の指定が解除されたことで、大きく買われる流れとなりました。
本日は新興市場ではその他エリアクエスト(8912)や明豊エンタープライズ(8927)、コスモスイニシア(8844)といった「怪しげな」不動産株が堅調。この動きは東証1部で拡がる仕手株相場ともリンクしている動きと言えます。
そんな中で15日に有料メルマガで参考銘柄として取り上げた日本エスコン(8892)は商いも薄いですし全然動いていませんが、循環物色の流れで買われるタイミングが近いのではないかと思います。お小遣い稼ぎ程度であれば狙ってみても良いと思いますが。
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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。