KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

花より・・・

今週のお題「私のクセ」

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相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。


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来月1日は我々の結婚記念日。お陰様でこれで4年経ち、5年目に突入します。わー、パチパチ(^^)

ちなみに結婚4周年は「花婚式」となるそうです。一周年が紙婚式、二周年が藁婚式、三周年が革婚式、ときて、ようやくちょっとまともなネーミングになりました(;^_^A

夫婦の絆が固くなるように、年々固く高価なものになっていくということだそうですが、25周年の銀婚式以降5年おきに貴金属を贈るシステムって、やっぱ業者の策謀だと思います(-。−;)

丁度先日、伯母さん夫婦が金婚式で沖縄旅行に行ってきて、またこの前も母の友達がやはり金婚式で北海道旅行に行ってきたそうです。一方、うちの両親はまだ38年しか経っていないそうで、果たして金婚式まで共に生きていられるかどうか、何て言っています(;^_^A

我々はそういった先輩諸氏に比べるとまだまだヒヨっ子。部屋の中に私の抜け毛が落ちていようものなら、嫁に「毎日ちゃんと拾って!!\(*`∧´)/」と烈火の如く怒られる日々が続きますが、なにはともあれ5周年に向けて日々慎ましく生活し、円熟していければと思います(;^_^A


さて、烈火の如く怒りたい日経平均は反落。前日のNYはギリシャの世論調査で緊縮派の支持が拡大したことにより、ユーロ離脱回避に対する期待感から堅調。

それを受けた日経平均でしたが、為替でユーロが朝方99円を割り込むと嫌気売りが先行。また中国が昨日の景気刺激策観測を否定し、中国株安になったことを受けて売りが一段と強まり一時8600円割れに。

ただ前場のTOPIXの下げ率が1%を越えたことで、後場には日銀のETF買いが入り(400億円弱購入とのこと)相場を下支え。月末のドレッシング買いも入った様子で、引けにかけては値を戻しました。売買代金は1兆円割れで引き続き低調。


投資判断は「中立」。引き続き相場反転のきっかけ待ちの状態が続いており、明確なきっかけが出てくるまでは薄商いの中で上がれば下がり、下がれば上がりの相場が続いていくものだと思います。

当初から述べているように結局は為替との連動性が強いので、為替が円安反転してこない限り日本株も上がりようはありません。本日の引け後には欧州各国の債券利回り上昇からユーロ安が進展。それによってドル円は79円を割れ、ユーロも98円割れに。これを見る限り、明日も弱い相場が続くのは避けられそうにありません。

加えて報道によると、ギリシャの世論調査では反緊縮派が支持率を拡大し、首位になっていると伝わっています。これによってユーロが一段と売られる格好になっていますが、こういう「公式的でない漠然したもの」に昨日から世界が振り回されています。中国景気刺激策2兆元報道も然り、クレディスイスのポジショントークでしかありません。

そもそもギリシャ政府も国民も、ユーロ圏のドイツもこいつも、ギリシャを離脱させようなんて考えていません。であれば離脱するはずも無いのに、何故か離脱前提で相場は進んでいるのが不可解です。

この辺りは相場を操りたい筋が意図的に流す情報に踊らされているだけだと言えるでしょう。この類は明日にもまたひっくり返るものですから、であれば逆バリで対処するしかありません。逆に言えば、こういう根も葉もない噂的なものにすら、神経質に反応せざるを得ない閑散相場だと言えます。

誰にも文句の言わせない経済統計や、要人発言(今晩はECBドラギ総裁の講演が控えていますが)など、明確なきっかけが出てくるまでは、腰を据えて売り買いどちらのポジションに傾けるべきで無いと思います。相場に参加するのであれば、柔軟に対応できるように短期売買に努めるべきです。

そんな中で、TOPIX日経平均の乖離が引き続き拡がっています。NT倍率は12倍に接近し、過去最高のITバブル時にマークした12.4倍まであと少しの状況。これは後述のようにファーストリテイリング(9983)、ソフトバンク(9984)と言った指数寄与度の高い銘柄を高く保つことで、恣意的に日経平均が操作されている結果でもあります。

恐らくは、翌週末に控えたメジャーSQを通過するまで、この動きが続くのでしょう。犯人は案外ソフトバンクの投資判断を引き上げたりする証券会社なのかも知れません。

とにかく、今の相場は日経平均を見ていると見誤ります。日経平均は昨日まで4営業日続伸で、過去10日間で7勝3敗。一方TOPIXは安値更新が続き、4勝6敗でした。日経平均を見ていると、リーマンショック後の7000円割れまでまだ20%近い乖離がありますが、TOPIXは安値まで3%程しか余地がありません。

投資家も呆れるしかない日本株の弱さですが、一方その分戻りも急反発が期待できるはず。とにかく今は反発のきっかけを待って、そのタイミングを逃さないことに全力を傾ける時だと思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。本日は特に目立って何が買われたというわけでもなく、主力株も特に強いものも見あたりませんでしたが、とにかく指数は上がったという感じでした。

円高が進む中で、投資家の消去法的な買いが全体的に入った、という感じでしょうか。やはり引き続き東証1部の落ち着き待ち、という流れが続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
三和HD(5929)は反発。この銘柄は好業績を背景に、何とかこの地合で高値圏をキープしています。地合に抗うのが精一杯で320円の壁がなかなか越えられないですが、一目均衡表の雲を抜けつつあるので、後は地合が好転すれば大幅高も期待できると思います。


NEC(6701)は反落。昨日はルネサスエレクトロニクス(6723)の増資拒否報道があって反発となりましたが、本日は再度反落に。

そして引け後にはオーストラリアのIT企業の事業を200億円で買収と伝わり、海外でのサービス拡大路線を明確にしています。これはある種ルネサスの増資拒否の姿勢を明確にする意図もあるのではないかと思われます。

それにしても一体どこにそんなお金があるのか、ということですが、一部はアンリツ(6754)の株式を売出し、60億円程度の資金を調達予定。アンリツとの関係を薄め、過去との決別を図ろうとしています。

個人的にはこれらはっきりした経営姿勢がもっと評価されても良いと思うのですが、今の地合の中での積極策は株価的にはマイナスでしょうね。明日は更に売られそうな感じもあります。それでも、同社の将来の復活に期待し、100円割れからの買いを狙うタイミングでしょう。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。全く呆れるほどしっかりしています。

これは上述のように、メジャーSQまでは続く「日経平均操作」の一環であるのは間違い無いでしょう。最早同社固有の要因がどうこうという感じでもありません。しかし無理矢理の上昇ですから、メジャーSQ以降は地合が好転する中で下げ続ける相場を想定します。しばらくは売り方の我慢比べが続きそうです。


【注目銘柄】
ビックカメラ(3048)は反落。こちらは17日に有料メルマガで売り銘柄として取り上げ、ジワジワと着実に下げてきている銘柄です。

ただ元々値動きの小さい銘柄のため、大きくは動いてくれません。そうこうしている間にも投資期間が終わりかかっているので、最後に取り上げ根拠をまた記載しておきます。

「▼ビックカメラ(3048) 東証1部 売買単位1株
38850円 出来高2992株(前日)

5/17売値 38500円以上
6/1までの目標株価 35000円
損切り 40000円

【評価】
業績     悪い
テクニカル やや悪い
需給     悪い
同業他社比 割高
その他ポイント 業界全体の不振、統合効果に対する過剰な期待

首都圏地盤の家電量販店で業界4位。駅前に特化した出店で知名度を上げている。先月出した今期決算見込みは大幅な減収減益に下方修正。それを受けて下落トレンド入りの流れに。家電小売り業界全般の不振を背景に、各社共に苦しい見通しに。

そのような背景もあって、先日コジマ(7513)の買収を発表。規模のメリットを背景に、売上の増加とコスト削減を図る。ただ、エディオン(2730)を見ればわかるように、家電量販店の社長はワンマン色が強く、指揮系統の混乱から統合効果が出せるまでには時間がかかる業界。実際に合併効果が現れるには時間がかかりそう。

買収費用141億円も手元現金が178億円あるにしても、仕入れ用の現金も最低限必要なため、どのような形で調達されるかに不安。最悪増資リスクも生じる。今期はロンドンオリンピックが控えるものの、既に地デジ対応が進んだことで買い換え特需も見込み薄。実際月次でもテレビを含んだ「音響映像製品」の落ち込みが特に厳しい。他社の見込みなどを見ても、特需をアテにして楽観視しているとこは無い。

業界再編機運の高まりから、一時家電小売り各社が買い戻される動きも出たものの、その後は再び業界の先行き懸念が高まる流れとなり、市場環境の悪さも手伝って、結局発表当日の5/11は大きな陰線を付けた。

テクニカル的には2月に45000円辺りでピークを打っている格好。各移動平均線を下回っていることで、下値の節は年初来安値38000円であるが、特に商いが膨らんだわけではないので、更新の余地は大きい。本日も上値は5日線に支えられる格好。

MACDパラボリックは好転しているものの、一目均衡表では三役暗転の形。ストキャスも暗転。ボリンジャーバンド-2σと-σの間で推移するバンドウォークは継続中で、ゆっくりと下落していく流れを想定。週足においてもほぼ同様のことが言えるが、一目均衡表の雲下限38350円を明確に割り込んでしまえば、いよいよ下値の節が消える感じに。

需給面では昨年安値水準での推移となっており、上値のしこりは大きい状態。信用買い残は差し引き500株で、今年に入ってずっと売り長で推移してきた状況が変化している。

予想PERは35.2倍で、コジマを除く同業他社6社の平均5.7倍との比較では割高。四季報の来期予想を使っても6.3倍となり、やはり割高。またPBRは0.9倍で、同0.5倍との比較では割高。同社が最高値である。

売値は昨日安値の38500円辺りで。多少の追い掛け売りは可能。目標株価は最終的には他社比較でも3万円を目指すと思われるものの、時間がかかる見込み。さしあたっては2週間程度で下げられるところまで、というようなところで。損切りは4万円超えで」

そうこうしている間に、買収先のコジマ(7513)の会長が解任され、コジマの方は不安定な感じになってきています。

それでも一応第三者割り当て増資で過半を握る計画で、根本的な買収計画には影響は無いものの、小島一族で現在の1/4(希薄化で1/8)程度の株数を持っているわけですから、同社にとっても面白い話ではありません。

更なる条件の上積みや、買収そのものの白紙など、色々なケースの不安材料が出てきたと思います。この辺りは、6月になったらもっと面白い展開になってくるかも知れませんね。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


そして次回は5月の成績発表です。残念ながら5月は成績がすこぶる悪いと思います。やはり買いポジばかりではいかんともしようの無い相場でした。大反省会になると思いますが、とにかくお楽しみに。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。