KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

情けは人のためならず

今週のお題「私のクセ」

★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です!

「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,150円〜。

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨日の夕方。私は所用があって、従兄弟の車の助手席に同乗していました。富山市某所は片側一車線のくせに交通量が多い坂で、いつも渋滞気味になっている地元の要路。その下り坂の途中で。

ふと見やると、歩道でお婆さんが地面に倒れ込んでいるのを見付けました。身体は「くの字」に折れ曲がり、地面に顔がくっついて、表現は悪いですが尺取り虫のような感じに。私が「あっ!人が倒れている!!」と言うと、通行の妨げにならないよう一旦車を停めるために数メートル先の次の交差点まで行って脇に駐車し、そこから坂を急いで駆け上がり現場に戻りました。

「大丈夫ですか?」と尋ねると「起きあがれなくなりました・・・」と、か細い声で応答が。従兄弟が助け起こし、私はその間119番をかけました。それで一旦救急車を呼ぼうとしたのですが、お婆さんが「大丈夫です」と意識もはっきりされているようなので、事情を説明して救急車を断りました。

たまたま近くのグループホームで世話になっている、ということなので、そのまま私と従兄弟で両脇を抱えて100m程歩き、そのグループホームまで無事送り届けることができました。こめかみにかすり傷程度で、特に大きな怪我もない様子でしたが、足はヨロヨロと頼りない感じで、恐らく普段から歩くのには相当難儀しているような様子。

一人で散歩に出た途中の出来事ということで、それはそれで一件落着・・・なのですが、我々は非常に苦い思いを感じました。

と言うのも、我々が車を停めて駆けつける間にも若者が自転車で彼女の脇を通ったのですが、チラッと横目で見て単なる一障害物を避けて行くように、そのまま通り過ぎていきました。横幅は二人が並んで歩ける程度の狭い歩道ですから、異変には間違いなく気付いたはず。

そして、他の車も全く停まろうとはしません。車道と歩道も指呼の間。本当に狭い道なので、車からお婆さんが倒れているところまで1m程しかありません。いつも渋滞しているので、スピードもゆっくり。間違いなく何台も彼女の姿に気付いたはずです。それなのに、我々以外誰も声をかけませんでした。

一体何分前からその場でお婆さんは倒れ込んでいたのか。我々が駆けつける間だけでも、2、30台の車は間違いなく通り過ぎていったのに。まだ暖かくなってきた時期だから良かったですが、冬場だったらどうなっていたか。

すごい好意的に捉えて、運転手一人で運転しているなら、歩道にまで注意が向かないかも知れません。またお婆さんの倒れ方は、見方によれば何か落としたものが溝か何かにはまってしまい、それを取ろうとしていたように見えるかも知れません。

しかし、その姿勢は明らかに不自然で、私がおかしいと思って気付いたくらいですから、何人かは確信的に通り過ぎた人がいるでしょう。「自分が助けなくても、誰かが気付いてくれる」と。

私ははっきり言って、東京ならあり得る話だと思っていました。かつての会社の同僚が地下鉄の駅で腹痛で身動きが取れなくなり、30分以上うずくまっていたのに誰も声をかけてくれなかったという話も聞きますし、東京程に人が多いなら責任分散もわかるような気がします。

しかしここ富山ではそんな事はないだろう、と。ところが現実的に目の前で大勢の人がスルーしていきました。私はそれを感じながら「怖ぇっ!!」と思いました。多分私が同じように倒れても、先日のように母が狭心症で倒れても、誰も手を貸してくれないのです。それはテレビの中から貞子が出てくるよりも怖い現実。

確かに富山市は富山でも都市部で、最近はドンドン整備されてキレイになっています。しかし当然東京などのような大都市には敵いません。平均年齢も高いところで、一方で田舎には田舎の良さがあると思っていました。しかしそれも昨日まで。これじゃ、富山何も良いところ無いじゃん、と幻滅した一日でもありました。


さて、幻滅の日経平均は続伸。今晩のNYがお休みの中で、方向感に乏しい値動きながらも日経平均は堅調。ただ何も材料が無い中で一日の値幅は50円ちょっと、売買代金は8000億円割れと、参加者の少ない相場でした。一方TOPIX軟調で、終値ベースでの年初来安値を更新。値下がり銘柄数が1116と、体感的には下げ相場でした。


投資判断は「中立」。日経平均は3日続伸とはなったものの、3日間での上昇が30円ちょっとで、上昇気分は全くありません。一部大型株のみ買われ、指数程の底堅さは感じませんでした。

今日はこのような相場ですから、残念ながら市況で書くことも特にありません。やはり週末の雇用統計を過ぎるまで、相場反転は見込み難いと思います。ただ月末を控えてこの状態であればドレッシング買いはほぼ間違いなくあるでしょうから、打診買いは水曜辺りから入れて見ても良いような感じがします。その後は事態の推移を見守る、という感じでしょうか。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。コンプガチャ問題が引き続きSNSゲーム関連株に重くのしかかり、サイバーエージェント(4751)やミクシィ(2121)も連れ安。主力株の弱さから、マザーズ指数などは300ポイント割れ寸前に。

JASDAQでもデジタルガレージ(4819)がfacebook上場後の失望で安く、新興市場の指数寄与度の高い大型株がそれぞれ売られやすい地合だと言えます。今週も引き続き東証1部の落ち着き待ち、という流れでしょうね。一部値の軽い銘柄だけが乱高下し、その他の銘柄はじり安という感じでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続落で上場来安値更新。引き続き需給の緩んだ株価推移が続いています。アメリカでは大手もM&Aの件数が落ち込んでいることから、中小のM&A市場にも食指を伸ばし、価格競争が起きているとか。同社の守備範囲も小規模市場ですから、大手が崩してくると苦しいですね。なかなか良い話が出てきません。

NEC(6701)は大幅安。不振のルネサスエレクトロニクス(6723)の増資に絡み、日立(6501)、三菱電機(6503)と共に1000億円の資本増強に応じると伝わって、資金負担不安などから急落。一気に100円台に突入する流れになりました。

ルネサスなどに関しては、エルピーダ破綻の時点で随分織り込まれたと思ったのですが、全然序の口だったんですね。これは大失敗。特に決算でトレンドが転換すると見たのですが、それから更に下がってきたところが傷口を拡げています。

前回の決算で提示した今期4円の配当の利回りが今の同社の支えですが、支援の行方次第では、それの信憑性も揺らぎかねません。流れとしては一度100円割れを見そうですが、割ってくると機関投資家の保有株を機械的に売却するところもありますから、それを狙った仕掛けもありそうです。そこまで行ってから反発の流れを考えることにします。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は続伸。引き続き買われ、25日線などを突破してきてしまいました。外部環境の不透明感が強い中、内需系ディフェンシブ銘柄として投資資金の注入などが続く格好に。

足下で行われている28周年誕生感謝祭の好調な客足なども材料視され、乗っている時にはこんなちょっとした材料にも反応しやすい好循環とも言えます。本質的には引き続き日経平均の価格維持策に乗った買われ方だと思いますが、市場全体の薄商いが続くうちは、売り方が苦しめられる日々がもう少し続きそうです。


【注目銘柄】
東光(6801)は続落。こちらは有料メルマガで22日に売り銘柄として取り上げた銘柄ですが、一旦跳ねたところが上値の限界点で、その後下落がきつくなっています。

目標株価はまだ下に見ていますが、以下に取り上げ根拠を示しておきます。

「コイル大手。3/22に村田製作所(6981)に対して第三者割り当て増資を実施すると発表。それを受けて株式の希薄化よりも村田製作所との結びつき強化を好感する形で、株価は大きく値を上げてきた。

9日に発表された決算では、電子機器の需要減から減収となったものの、コスト削減によって赤字幅を縮小。それでも上半期の会社計画に対する売上高の進捗率は46.1%となり、厳しいスタートとなった。

同社製品を材料とした最終商品のうち好調と言えるのはスマートフォンくらいだが、売上に占める割合も小さい。スマートフォンで食いつないでいる間に自動車やデジタル家電の復調に希望を託さなければならないが、大手家電メーカーなどの決算を見ても先行きが暗い。
足下の株価は決算を受けて、というよりは、むしろ市場全体の流れを受けて下落が続いている感じ。ただ今後の全体株価回復局面においても、その回復力は弱いものが見込まれ、次第に売りに押される展開を予想する。
テクニカル的には75日線を割り込んで、上値が重い状態に。MACDパラボリックは暗転しており、一目均衡表でも雲割れの形。ストキャスは安値圏を示しているため、もう少しリバウンドの流れは続きそうだが、ボリンジャーバンドでも-2σに沿った下落が続いているため、戻りは鈍そう。

需給面では今年に入ってから上昇を続けてきて回転は良くなっていたものの、3/23の急騰で出来高を伴って窓を開けた水準を下回り、上値のしこりとして意識される格好。急騰以後と前では出来高の大きさも異なり、急騰以降の価格帯出来高が一段と重くのしかかる。

信用買い残は差し引き1000万株程度で、過去最大の水準にまで拡大。日々の出来高の平均が5,60万株程度であるため、相当上値の重さが気になるレベルに。また今回村田製作所に発行したCB転換価格198円も意識される。ただし実際の転換は一年後からの話であるため、現実的な影響は薄い。

予想PERは114.4倍で、同業のスミダコーポレーション(6817)の11.9倍との比較では割高。またPBRは1.7倍で、同1.1倍との比較でも割高である」



その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。