KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

「時々の鐘の音」HPが更新され仕手株相場に

今週のお題「新生活での、おもしろエピソード」
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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は続落。前日のNYは3月の小売売上高が市場予想を上回ったことで、消費関連株が上昇。一方でAppleGoogleが下げたことで、NASDAQは軟調となりました。

それを受けた日経平均は昨日の大きめの下落の反動もあって、朝方は買い先行の形。ただ引き続き商いが薄く、方向感に乏しい形。アジア株の下落などもあって、上値の重い展開が続きました。結局売りに押され、引けでは小幅安となりました。

投資判断は「買い」。先週9400円を割り込んできたことで、とりあえず水準的な調整は終わった様子ですが、だからといって簡単に反転上昇するような環境でもないようです。意外に上げ渋っており、相場のエネルギーも乏しい感じ。連日の出来高15億株台、売買代金1兆円割れとなっています。

例年5月は決算を通過して翌期の見通しが出揃うことから、期待感が現実に変わり、一度は上値が重くなりがちな時期です。なので、個人的には一度戻りを見せてから上値が重くなる展開を想定していたのですが、ここにきて海外ではまた欧州不安が高まってきたことなどもあって、そう簡単に話は進まないようです。

ただ、本日はインドが3年ぶりに利下げを行ってきました。市場予想を上回る0.5%の利下げということで、日本の株式市場は反応しませんでしたが、また各国の「金融緩和戦争」が始まる可能性が高まったという点では株式市場にとってポジティブな材料と言えるでしょう。

ところで本日は薄商いの中、その間隙を絶妙に突いて例の「時々の鐘の音」が本日昼に突然の更新。確認し次第有料メルマガでも配信させていただきました。

http://www.kanenone.com/index.html

それによると新日本理化(4406)の1300円突破、また新たに明和産業(8103)の「新日本理化化」が書かれています。

結果、新日本理化も後場からストップ高比例配分となり、その他MUTOHHD(7999)、虹技(5603)、イソライト(5358)、などなど、仕手銘柄が値上がり率ランキング上位にズラリ。

前場安かった宮地エンジニアリング(3431)や宮越HD(6620)すら息を吹き返しました。そのパワー恐るべし。昨日は東証2部の低位株が活況だったように、足下での手詰まり感が見事に表れている形になってきています。

それもこれもアメリカ株の「はっきりしない感じ」が投資家の手控えに繋がっているからでしょう。個別企業が好決算を発表しようが売られる形になっており、とにかく今はどんな材料が出ても売られやすい地合になっていることを示しています。

なのでアメリカでもここまで上がっていた株が売られ、売られていた株が買われる「出遅れ循環物色」というやや消極的な流れになりつつあります。日本もSNS関連株やソフトバンク(9984)が上昇してきたところに、その流れに繋がるものを感じます。

個人的には仕手株であろが、個人資金に「逃げ場」があることは、良いことだと思います。そうやって来るべき本格上昇相場まで資金を回転させておくことができれば、また昨年秋から年始のような相場展開が繰り返せるのではないかと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。本日はグリー(3632)やDeNA(2432)といったSNS関連株が強かったことで、関連株の多いマザーズ指数は強含みました。

アメリカではネット関連株がfacebook上場に絡んだ換金売りと思われる売りに押され軟調に推移していますが、日本のネット株には波及してこなかったようです。もっとも、ここまでAppleなどが強含んでも、日本のネット株は弱いままでしたが。

ただ新興市場のメインプレーヤーである個人投資家の短期資金は仕手株に取られそうな流れに。そう考えると、相対的な妙味はやはり薄い感じがします。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。地味に年初来高値を更新してきました。先週から地合に逆行するような形で買いが優勢となっており、マザーズ指数に連動しやすい特性が本日は有効だった、という感じです。

週足の方では一目均衡表の雲抜けに挑戦の形。今週現値水準を維持することができれば、一皮剥けた展開になりそうです。まずは35万円を目標に。

みずほFG(8411)は続落。アメリカの金融株の決算が続々と出ている中で、好業績と株価は必ずしも連動していない格好に。それを受けて日本の金融株も売られる形が見られます。

ただ今晩の海外マーケットでは現時点で銀行株が高くなっており(ギリシャの銀行ですら8%高)、明日はさすがに買い戻しの動きが出てくると思います。本日の日経でも銀行の融資が3年ぶりに増加ということで、事業環境も悪くはありません。

【注目銘柄】
明和産業(8103)はストップ高比例配分。本日は何をおいてもこの銘柄を注目しないわけにはいかないでしょう。上述のように「時々の鐘の音」HPが更新されたことで注目度を増しましたが、更新前の前場段階において既にストップ高となっていました。

銘柄自体のコメントは何を書いても意味が無いので控えますが、気になるのは今回HPでの銘柄の出し方について。新日本理化が初出の11/1のブログでは銘柄名も書かずヒントのみを書くことで、様々な銘柄に思惑を植え付けることを意図していました。そうやって様々な銘柄を仕手化し、木を林の中に埋没させることで仕込みやすく、かつ火が拡がりやすくしていました。

しかし今回は銘柄コードを書いて、名前をわざわざ伏せています。銘柄コードを書く時点で銘柄名を出したも同然なわけですが、一体何の意味があるのやら。

今回はピンポイントで書いてきた、ということは、他の銘柄の波及を意図せず、全力でこの銘柄にぶつかってこい、というようなメッセージを感じます。つまり「もう十分仕込んであるから、後は高いところまで運んでちょうだい」ということなのでしょうか。

まあ後は株の実力云々を推し量る作業ではなく、単純に加藤氏という人を信じるか否か、ということになってくるでしょう。かつて「3月に新日本理化を1300円に持っていく」という「ニュアンス」の宣言をして、実質的にはほぼ達成されていますから、実行力は証明されています。

私自身は乗るつもりはサラサラありませんが、敢えて乗せられたフリをして乗ってみるのも一興とは思います。地合はゴールデンウィークに向かうことで閑散相場になりやすい地合ですから、少なくとも2週間ほどは仕手株が買われやすい地合が出来上がっているとも言えます。

つまり、何も闇雲に仕手株を仕掛けてきたわけではなく、ちゃんと燎原に火の拡がりやすい風が吹くのを待って、火計を仕掛けてきたという感じです。さすがは相場巧者。どんなに株式市場がネットに支配され、高速取引やアルゴリズム取引が跋扈しようとも関係なし。逆にそれらをもって相場を敬遠する言い訳にできない、ということも示しているようです。

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お陰様で日々たくさんのお問い合わせをいただいております。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。