KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

重要イベントを山ほど控えて超閑散相場

今週のお題「私の七夕」
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日経平均は反落。前日のNYは休場で、日本株も手掛かり難で小動きに。朝方はオーストラリアの貿易収支が出たことで豪ドルの動きに合わせて上下したものの、値動きはそこまで。

今晩に海外でECBの金融政策、アメリカのADP雇用者数、新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数といった重要イベントがたくさんあることで、完全な様子見ムードに。後場は値幅20円未満の超閑散相場で、売買代金は当然の如く1兆円割れでした。


投資判断は「やや買い」。今晩のECBの決定に注目が集まっていますが、ヨーロッパの政策金利は追加利下げが出るのはほぼ確定的。市場もそれを織り込んでいるはずで、何らかもう一声を期待しています。予定通りの0.75%までの引き下げであればやや出尽くし感で小幅安となり、翌日のアメリカ雇用統計に賭ける流れになるでしょう。

個人的には、どちらにしてもアメリカ雇用統計の方が重要度合いが高いと見ています。ECBがドンドン金融緩和をしてくれれば、株式市場的には有り難いですが、アメリカがこけてしまうと元も子もありません。

その雇用統計は約10万人の非農業部門雇用者数増を市場が予想。前回の15万人増予想よりもハードルが低くなっているので何とかクリアしてもらいたいところですが、折しも市場で囁かれる「ジブリの呪い」。

明日の日テレ「金曜ロードSHOW!」では「千と千尋の神隠し」が放送される、ということで、スタジオジブリの作品が放送されると、金曜日の株式市場や為替市場が荒れる傾向にある、というアノマリーがあります。

これは丁度夏休みや冬休みが近づく時期の第一週目にジブリ作品が放送され、雇用統計と重なることでアノマリーとして出来上がってしまったものです。昨年も「魔女の宅急便」が放送されたことで七夕天井になってしまった、という嫌な思い出があり、今年もそれが想起されて嫌な陰を落としています。

個人的には、アノマリーはあくまでアノマリーとして捉え、気にする必要は無いと思います。こういうものは的中回数が増えて、実際にそれを期待して円買いなどを行う投資家が増えると、事前の水準が予め切り上がることによって、その効果が薄れていくものですから。

また、アメリカのチャートは各指数共に6月の戻り高値水準を上抜いたので、6月頭が大底だったと認定して良い形になってきました。更に、多少悪かったとしても、足下はQE3への期待感に繋がる雰囲気になっていますから、場合によってはむしろちょっと予想よりも悪いくらいの方が良いのかも知れません。

この辺りは前回も書いたように「世界の株式市場は今や明らかな金融相場に移行しつつある」からです。成長期待よりも後ろ向きな、危機に対応する政策に期待する相場。あまり内容が良い地合とは言えませんが、裏を返せばちょっとやそっとの悪材料くらいでは反応しなくなった「売り枯れ相場」とも言えます。

ただ、怖いのは「予想を大きく下回る」場合。その場合は、私もここまでの強気論を放り投げないといけないかも知れません。その後のアメリカの決算に対する警戒感も出てきますから、本当にジブリの呪い発現で、昨年の夏枯れ相場再来となってしまうシナリオも想定しなくてはいけません。

そこを無事通過さえすれば、あとはかなり強気に出ても良いでしょう。6月の底値からの反発相場はここが最後の正念場。欧州危機は終わったが、ここからの株式市場を引っ張ってくれるものは何か、がはっきりしないと、単なる売られすぎの買い戻しのみでリバウンド相場は終了してしまいます。来週から加速をつけて上がるための材料を、市場は欲しています。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。引き続き電子書籍関連株が買われ、場中に決算が出たC&R社(4763)もテーマ性と相まってストップ高に。ただ、その他バイオ株やら、一部材料系銘柄しか買われなかったことで、指数への寄与度は限定的でした。

引き続き個人投資家で機動力のある人は、こういった銘柄を乗り換えることで閑散相場を乗り切っている感じです。全員が上昇相場を気持ち良く享受できる日が来るのはいつのことか。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は大幅続落。一昨日まで調子良く上がり過ぎてしまったため、その反動が出ている格好。この辺りは同社のいつもの悪いクセですが、このクセが消えない限り長期下落トレンドの転換が見えてこないですね。

流れが一方向に偏りやすい銘柄ですから、まだ下げ止まり感が見えていませんが、とりあえず5/22及び6/25の戻り高値である68000円辺りで下げ止まってもらう展開に期待。6月からの反転相場がこれで終わりは無いでしょう。


マネックスG(8698)は続落。地合がパッとしない中で、株式の売買も低調。一方、昨日発表された同社の6月月次は前月比でそれぞれ改善したものの、残念ながら株価は無反応で続落に。

この辺りは前回のカブドットコム証券(8703)の月次で既に警戒感が出ていましたから、反発を見せても良いと思ったのですが・・・。テクニカル的には25日線を割り込んで、終値ベースでは6/8以来の低水準に。チャートは苦しくなってきました。それでも他社と比べると売られ過ぎだと思います。とにかく地合の回復に期待しましょう。


昨日寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったクロミル(3730)は続伸。こちらは連日の年初来高値更新で、しっかりしています。

同社に関しては実は選挙関連株という切り口もあり、政局が乱れれば買われる要素もあったりします。ともかく本日も上ヒゲは残したものの、昨年11/9以来の高値水準までやってきました。ボリンジャーバンドなどで見ると過熱感も確かにありますが、目標株価までの到達は案外早いものだと思います。


【注目銘柄】
ソーバル(2186)は大幅続伸。こちらは2日の有料メルマガで参考銘柄として配信。「キヤノン(7751)系の組み込みソフトを開発する会社ですが、先週末の決算を受けて地味に上場来高値を更新。これは今新興市場で流行りの「流動性の薄い銘柄が大幅高になる」パターンに入りそうな感じがします」としました。

ただ残念ながら本当に商いが薄いので、あまり皆さんの役には立っていないかも知れませんね。個人的には上がれば出来高なんぞは後から付いてくるとは思うのですが、ちょっと今の薄商いの地合では一段と買い辛い感じです。まあ上がっていく過程を楽しんでいただければ(?)と思います。


日産東京販売HD(8291)は乱高下。前回も当欄で紹介しましたが、6/27の有料メルマガで取り上げ。本日も手掛かり難の地合で売買代金上位に食い込む派手さがありました。ただ朝方400円台に乗せてからは、結局売られました。

この辺りやはり仕手株らしい動きと言えます。この先上がるのか下がるのか、と言われれば神と仕手筋のみぞ知るわけですが、雰囲気的にはまだまだ上がありそうな感じがします。


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お陰様で成績が上向いてきたこともあり、日々たくさんのお問い合わせをいただいております。この場を借りてお礼申し上げます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。