KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

9月の成績発表

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本日は9月の成績発表です。9月は菅首相の総裁選不出馬から一気に年初来高値更新の値動きになりましたが、恒大ショックやアメリカでの法案に対するゴタゴタ、国内でも岸田内閣の概要が見えるつれ急速に値を消す格好になりました。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!(なお評価は例月通り、9月末を含む週の金曜、つまり10/1の終値で行っています)


【買い銘柄】

MTG(7806)
1522円→1612円(18営業日保有 上昇率5.9%)

今月は権利取りの動きに加え、意外な復配発表もあって堅調な月になりました。ただ急落前の水準を回復するに能わず、75日線が上値抵抗に。権利落ち後は地合の悪化やヤーマン(6630)の下落にも引きずられ、25日線を割り込んでMACDも暗転。目先は地合の悪化もあって厳しい展開になりそうです。


クレステック(7812)
1308円→1345円(18営業日保有 上昇率2.8%)

地合に合わせて高値を取る動きが見られましたが、足元では地合に合わせて下がって来ました。流動性に厚みが出て来ている点は好材料。進出しているアジアの感染状況や地合悪化が気になりますが、株式価値の割安感はあります。


日本KFCHD(9873)
3005円→2891円(18営業日保有 下落率3.8%)

権利落ち前には買われましたが、優待取り後は軟化。コロナショック以後3150円弱水準が上値抵抗線となっていて、今回も突破できませんでした。ただ引き続き月次は絶好調で、純粋に業容拡大期待感で買っていける銘柄です。上値ブレイクに期待。


アニコムHD(8715)
880円→919円(18営業日保有 上昇率4.4%)

ようやく最近上放れしようとする買われ方は出てきましたが、なかなかすんなり上放れてはくれません。アメリ長期金利の上昇は保険株にとってはプラスの内容ではありますが。もう少し900円台をキープできれば、75日線が上向いてくる日柄になります。


ネクス・インフラ投資法人(9286)
99000円→99000円(18営業日保有 変わらず)

アメリカの長期金利が上昇し株が盛り上がる一方でREITは相対的な魅力を失い下落基調となりました。同インフラファンドに関してはまあ何とか高値圏を維持できました。ここから11月一括の分配金狙いの買いが盛り上がってくるとは思います。


ブロードメディア(4347)
810円→800円(※10株→1株併合考慮。18営業日保有 下落率1.2%)

併合の権利落ちに絡んだ信用取引規制のテクニカル要因により、売り圧力が強まった月でした。ただ権利落ち後は大量の信用買い残が整理されて憑き物は取れた感じ。本当はもう少しグイグイ上がれると思うのですが、如何せん地合が悪いです。


BlueMeme(4069)
2308円→2022円(18営業日保有 下落率12.4%)

こちらが本当にどうしようも無い感じ。上場後のテスHD(5074)と同じような値動きを期待していたのですが、むしろ上場後のMTGを彷彿とさせるだらしなさです。良い銘柄だとは思うのですが、誰も買ってくれません・・・。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
△0.04(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 9/3終値 29128円→28771円(18営業日 下落率1.2%) △0.07(%/営業日) 
TOPIX  9/3終値 2015  →1986 (18営業日 下落率1.4%) △0.08(%/営業日)

今月はベンチマークには勝利しましたが、下落は下落。しかし9月あれだけ上がったように見えましたが、ここ4週間ではマイナスという流れでした。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1226.4ポイント
今月こそ1300ポイントを目指します。


足元の株式市場に関しては一旦「中立」に戻します。ちょっと足元の行って来い感がえげつないですね。

気にされている中国恒大に関しては、ここから先の利払いが次々とあるのですが、もういい加減市場は慣れるでしょう。中国政府当局も「恒大の経営破綻に備えるように地方政府に対策指示」とあり、ほとんどの債務を引き受ける国内銀行などは結局中国当局の管轄で、ハッキリいって何とでもできます。良くも悪くもまともな資本主義社会ではないのですから。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092300847&g=int

気になるのは「では何故9月からの日本株の上昇相場が止まってしまったのか」ということになりますが、一つはやはりFTSEなどの買い需要が一巡したことは挙げられるでしょう。「場中に買われる」という陽線のオンパレードは前半で終わってしまいました。9月はたくさん窓を空けてグイグイ上昇してきましたが、今はその禊ぎをしている感じになっています。

ただ何より一番大きな注目イベントのFOMCが終わりました。今回良かったのは、更にテーパリング観測が強まったものの、株の反応はポジティブだったこと。中国恒大の話は本当にアメリカの金融システムを揺るがさない(そもそもボルカールールからアメリカの金融機関が投資している割合は小さい)という自信の表れでもありました。

そして10月はFOMCが無いですから、当面テーパリングの話に左右されることは無さそうです。今回11月開始が示唆された内容で、ニュアンス的には雇用の状況はもう関係無いというような感じでもありましたから、雇用統計の結果すら気にされない様子。

もうFRB高官の発言にも一々振り回されなくても良さそうです。逆にテーパリング開始が遅れる方が、株価にマイナスに作用しそうな感じです。9月に入ってからの株価の弱さも「雇用統計が悪かったからテーパリングが年内出来ないかもしれない」という懸念からと考えると、一連の値動きには整合性があります。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。