KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

引き続き反発の機運なく8500円割れ

今週のお題「夏休みの自由研究」
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日経平均は続落。前日のNYはスペイン危機によるヨーロッパ各国の下落を受けて一時大幅安。ただ、チャート上の下値支持線に達したところで、きちんと下げ渋りの動きが出ました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行で8500円割れに。為替の円高進行や、追証発生の投げ売りが重なって、昨日同様力無く下げていきました。ただHSBCによる中国のPMI発表を控えて10時頃に下げ渋ると、その後は8500円を挟んだ値動きに。

ただ、決算シーズン本格化を控えて様子見ムードは強く、8500円は維持できず。TOPIXは6/8以来の安値水準に沈みました。売買代金もギリギリ9000億円と低調。


投資判断は「中立」。なんか暑さで身体が引き続きだるいので、以下日曜配信の有料メルマガより。手抜きですみません。

「NYの方は周期的な下落の意味合いが強いためトレンドはまだ上向き。特に心配する必要はありません。それでも、その周期で論じるのであれば今週は軟調の順番ですから、その影響を避けられない日本株はちょっと厳しい週になりそうです。

特に金曜は下落も大きく、多くの投資家のやる気を削ぐのに十分な下げっぷりでした。それに加えて週末のユーロ安がまた売りを誘発しそうです。前回も述べたように7月このまま下落であれば、8月に反転すべく要素が無いため、ズルズルと値を下げる悲観論しか展開することができません。そしてそれを回避するには、ほぼ今週しかチャンスが無いのですが・・・。

なので本来は売りをもっと薦めるべきなのでしょうが・・・どうも「熱のない下落」ですから、積極的に売りで取るというよりも、様子見しておくべき場面、という言い方が正解と見ています。

消費増税がほぼ決まり、上手くいけば解散総選挙もあるかも知れない。そういう日本固有の期待値を残した状態ですから、6月の安値を割り込むことには積極的な支持はできません。売り方の先物の仕掛け方を見ると、ちゃんと前場は仕掛けずに後場から仕掛ける。

つまり日銀のETF買いを発動させないように、安全に無難に売り仕掛けていく、というやり方で、慎重に駒を進めている印象です。ですから「熱が無い」のです。VIX指数なんて4月以降の最低水準に。

基本はアメリカも下値切り上げ型の上昇になっていますし、ここからの決算が通過して更に売り込まれるには、ドル円がもっと円高に進むとか、追加的な明確な売り材料が必要です。ただ閑散が理由の下落では、後で急騰のリスクが待ちかまえていますから(しこりが残らず戻りやすいから)、売り方も探り探りのやり方を採らざるを得ません。

なので、とりあえず今週は売りの方が優勢ではあるでしょう。ただ、月曜に追証の投げが出るような下落が出れば、火曜もその流れが続いて、水曜辺りから反発の芽が出てきてもおかしくありません。もっとガツンと明確な暴落が出れば、むしろ売り一巡感を期待できるのですが、今はそれが見られないのでタチが悪い感じですね」

昨日はドイツが3%を越える下落で、スペインに対する不安を色濃く映した格好になりましたが、メルケル首相は休暇入りということで、今は売り方のやりたい放題の時期とも言えます。

引き続きユーロに関しては火種が残っている感じではありますが、ドルの方は6/1の安値を割り込んでいません。正直、まだ底打ち感は出ていませんが、ドルの方に関しては無下に下落していくような雰囲気は感じられず、底打ちは近いのではないかと思います。

ただ例年8月はドルが円高になりやすい時期ですから、このまま8月入りは勘弁してもらいたい。今週末辺りから決算シーズンが本格化しますが、現状のレートのままでは想定レートを甘く見ている輸出企業に対する売り圧力が強まりそうですから、日銀や政府にしっかり対応してもらいたいところです。

一方、個人投資家の評価損は膨らんでいます。松井証券によると買い方の信用評価損率は22%近くに達しており、まだもう少し追証発生の投げ売りが出る可能性があります。個人的には明日の後場寄り辺りが陰の極ではないかと思うのですが、あまり決め打ちは良くないと思うので、きちんと反発を確認してからの方が無難と思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数は何とか切り返し、反発となりました。本日は話題のIPOエニグモ(3665)が登場。後述のソネットエンタテインメント(3789)の持ち分会社ですが、公開価格の2.3倍の初値と好調な滑り出し。ただ、初値形成後は軟化しました。

最近のIPO市場に関しては短期資金を集める形で好調が目立ちます。これは地合として新興市場の好調さが裏にあるからとも言えます。東証1部でTOPIXの底割れが続く中、円高の影響を受け辛いラストリゾートとして、新興市場は個人投資家の受け皿として上手く活用されているようです。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続落。上述のように本日はIPOで同社持ち分のエニグモが上場。好調な初値を付けましたが、同社は出尽くしの売りに押されました。

業態的にはディフェンシブ性があり、今の地合には強いはずで同業のIIJ(3774)やニフティ(3828)などは上昇トレンドを継続していますが、同社は波に乗りきれず。決算自体はまた好調なのでしょうが、どれくらい市場の期待を上回れるかがポイントですね。

今週末には足下で実質上場来高値を更新し続けている子会社エムスリー(2413)の決算がありますから、まずはその数字で占えると思います。


みずほFG(8411)は小動き。朝には米国会計基準での決算が発表され、最終利益は大幅増益でしたが反応は無し。事前にメガバンク3行の中ではみずほだけが好調、と伝わっていたこともありましたが、元々メガバンク株に関しては決算はほとんど関係が無く、世界の金融情勢が大きな変動要因となります。

そして、その変動要因は今また欧州危機の再燃を受けて金融株に大きくマイナスに働いていますが、何とか邦銀はまだマシな方。LIBORの不正操作などでも一番遠いところにいる銀行ですから、確かに相対的な優位性はあります。

しかしフィッチなどの格付け機関は、それでも邦銀にも容赦なく格下げ圧力。もう彼らは何をしたいのかわかりませんが、いずれにしてももう少し金融株は動き辛い状態が続きそうです。下値はあっても115円程度までと思いますが、一方で達したからと言って簡単に反発するような雰囲気も無く。反発にはもうしばらく時間を必要とするようです。


NEC(6701)は反発。一時103円まであり、大きな反発となりました。前回「96円辺りが次の買い場」としましたが、たまたま96円の安値を付けた後に切り返し。上手く一致してきました。

ただ、まだこれで底を打ったとは言い難いです。下値は大体良いところまで来たのですが、来週発表予定の第一四半期決算を見てみたいところ。また為替の円高が「総合電機」という括りの銘柄を一緒くたに売ってくるので、下値は固まったとしても、決算か円安反転のいずれかの好材料が無いと上には向かい辛い感じです。


任天堂(7974)は続落。為替の円高が続くせいで年初来安値の更新が続きます。また、ぶっちゃけ株価には直接影響無いでしょうが、本日はマリナーズのイチローが電撃トレードでヤンキースイチローになってしまったことは、同社にとってマイナス要因と言えばマイナス要因。

私なんかは野球好きなので、今朝ニュースを見た時には本当に今日がエイプリルフールかと思った程でした。私はイチローは一生マリナーズだと思っていたので、正に青天の霹靂。イチロー愛の川崎ムネリンほどではありませんが、衝撃的な出来事でした。

この辺りは本当はもっと色々書きたいのですが、それはまたの機会に譲りまして、どうもこうも株価は下げ止まりませんね。そのイチローに惚れ込んだ山内オーナーから社長の地位を譲り受けた岩田社長は、就任後にやはり株価の低迷に見舞われましたが、その後DSの大ヒットなどで5年で株価を10倍近くに押し上げました。

元々HAL研究所という「ジョイボール」という非常にマニアックな周辺機器を作った会社出身の岩田社長ですが・・・ちょっとこの辺りの話をし出すとゲーマーの血がうずいて大変なのでこれもまた別の機会に譲ります。

とにもかくにも、同社に関しても円高が止まない中で、決算に対する期待は持ち辛いですね。逆に言えば為替が円安反転すれば株価は大きく反転するのでしょうが、こちらももう少し時間がかかりそうです。


【注目銘柄】
サニックス(4651)は続落。こちらは先週末に有料メルマガにて売り銘柄として取り上げ。その後は地合の悪化もあって、順調に下放れの動きが続いています。なかなか太陽光関連銘柄とは相性が良いです。

そもそも太陽光関連株はどう見ても期待先行で買われ過ぎです。利益率も低いですから、売上の伸び程の成長は期待できません。特に昨今の各地の豪雨被害を受けて、わざわざあんな重量のあるパネルを屋根の上に乗せようと考える世帯も減ってきたのではないでしょうか。元を取る前に家が流されたらかないませんし、住宅保険も割高になりますし。

そういう流れでウエストHD(1407)もまたタイミングを見て売りで見ていきたいですが・・・それぞれ一筋縄でいきませんから、慎重に流れを見極める必要がありそうです。またタイミングを見計らって、良いところまで引きつけて取り上げたいと思います。


サンリオ(8136)も続落。こちらも日曜の有料メルマガにて売り銘柄で取り上げ。同社にとって主戦場であるユーロに不安感が台頭する中で、同社にとって大きなマイナス要因に働くと見ました。本日は一時下落率上位に顔を出しましたが、売り長銘柄だったとこもあり、買い戻しが下値を支えた格好。

ユーロ安が続く中で、まだまだ目標株価まで十分余地があります。また目標達成のあかつきには、取り上げ根拠を掲載したいと思います。


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最近は市場から個人投資家が消え失せてしまったようでもありますが、それなりに成果が出ているので、お陰様で更新率は高いです。また多くのお問い合わせをいただき、会員数も少しずつ増えています。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。