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日経平均は金曜続伸。前日のNYは堅調。それを受けた日経平均も、朝方から為替の円安を支援材料にしっかりの動き。一旦9100円を割り込んできちんと窓を埋めると、そのまま後場は一段高の展開に。7/4の戻り高値を簡単に抜けて、売りに押されることもなくほぼ高値圏をキープしました。ただ売買高は17億株、売買代金は1兆円割れと低調でした。
投資判断は「中立」。ただし前回も書いたように、中立とは言っても「ここから上昇していくけれど、短期的に上がり過ぎたので一旦9000円前後で調整するであろう中立」なので、方向性としては今週から明らかに買い転換している感じです。
金曜のNYは時価総額最大のAppleが最高値を付けるなど、市場環境の好転を受けて堅調。ダウ、S&P共に年初来高値水準まで回復しています。またVIX指数は5年ぶりの低水準13.4%にまで低下。世界の中で最も大きく、かつ楽観的な市場は「大統領選の年は株高のアノマリー」実現に向けて頑張っています。
VIX指数の低下については、そもそも売買高の低下がボラティリティの低下に繋がっていることから、これが株高を誘因しているというのは正直都合の良い解釈でしょう。それでも相場が強いという事実が、今の地合を端的に表していると言えそうです。
それらを受けてシカゴ225先物は9200円台乗せ。為替もそれぞれきちんと円安方向に振れていますから、少なくとも月曜の出だしはしっかりしたスタートとなりそうです。
その後一旦調整を挟む・・・と頭では思っていますが、地合はそれを許さない雰囲気のようにも感じます。正に懐疑の中で育つ相場で強い。そして買いたいと思う押し目待ちの投資家を置いていく=潜在的な買い手として残しながら進んでいくことが、一段と株価の上昇を誘因します。
なので上昇のボルテージは今が一番高いような気がします。来週も引き続きイベントがありませんから、この上げクセがついた市場を冷やすのは、唯一短期的に上昇してきた反動くらいしかありません。一週間で300円上昇の陽線は、半年前の2月中旬以来の上げです。
丁度直近の株価推移として類似型なのは6/4→7/4までの上昇波動と7/25→現在までの上昇波動です。それに照らし合わせて考えると、今は6/22辺りの日柄になりますから、その週明けの動きである6/25、26の反動安のような動きが出て、その後もう一段高するのではないかと見ています。
何故類似型なのか。それはこれまでも書いてきたように、歴史的な高水準に積み上がった空売り比率30%超という数字が、6月の底値及び7月の底値を言い当てて上昇の原動力となっているからです。この件に関しては、以下のみずほインベスターズ証券のレポートの方が図入りでわかりやすいですから参考にしてください。
https://www.mizuho-isec.co.jp/images/pdf/japan_stocks/strategy_flash_20120802.pdf
結局は後講釈に過ぎませんが、8月前半のECBドラギ議長の「Believe me」が裏切られて、これで株価は暴落するのではないか・・・と思ったところで暴落しなかった。ここが結果的に買い転換すべきポイントでした。
つまり、最後の砦であるユーロ圏の金融政策が大きな空振りに終わったにもかかわらず売り込まれなかった、ということは、これ以上の悪材料が無かった、ということです。新規に売りが出てこないわけですから、そこで売り枯れて、後は上がっていくだけ。後に出てくるのは好材料だけ、と判断すべきでした。
そして、実際まだ下落が続くと考えていた個人投資家も多かったものと思われます。投資主体別売買動向では、8月第二週は個人投資家の大幅な売り越し。また信用評価損率は-18.15%となり、7週ぶりに1.5%程改善したものの、あまり大きな変化はありません。
なので、7月下旬からの反転局面に乗れていない投資家は多いのではないかと思います。逆に言えば、それこそが上述したように潜在的な買い手を内包しつつ上がっていく相場を作り上げていくような印象です。
ヘッジファンドの45日ルールによる期日は通過し、来週はラマダン明けのオイルマネーの流入も期待できます。また一部で言われているように野村の投信の設定もありますから、需給面の好材料には事欠きません。
チャート的にもTOPIXも無事三角持ち合い水準を上放れ、200日線を越えてきました。日経平均の方は7月高値を抜いてきて、まだ温度差はありますが、引き続きNT倍率の縮小を意識しながらも、さしあたってTOPIX買いは続く流れだと思います。
出来高の薄さは気になって、私も今まで「出来高が薄いから腰の据わった上昇ではなく、チャート上の節目に上値を抑えられそう」と書いてきましたが、今となってはその出来高が薄くとも上がっていくことこそが、地合の強さの裏返しにもなっています。
それでこれらを統合して考えると、まず月曜の出だしは買い先行として、日経平均は一旦調整含みの展開に。金曜にソフトバンク(9984)が下落し、ファーストリテイリング(9983)も変わらずで終了。
日経平均は外需銘柄の採用が多いですが、指数寄与度では内需銘柄の方がインパクトがある印象で、その強弱感の対立が少し上値を抑えそうです。また足下では7月戻り高値を抜いてきたことで、一旦上値の達成感が出てもおかしくありません。
その代わり出遅れ感の強いTOPIXは上昇を維持し、NT倍率の縮小に動きそうです。そのため、足下は大型株の上昇が続いて、中小型好みの個人投資家は余り潤ってきませんでしたが、来週は出遅れ銘柄の買いも含めた全面高の動きになると見ています。
アメリカ株に関しても、債券売り→株式買いの動きが少しずつ鮮明化していますから、この動きは継続力のあるものと思われます。なので、少なくともジャクソンホールの講演までは楽観的なムードが支配し続けるものと思われます。
新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。引き続き上昇率は東証1部に比べると弱く、外需買い・内需好業績株売りが上値を重くした格好に。来週は上述のように途中から中小型株物色にバトンタッチされると思いますが、その頃になってようやく新興市場も出遅れ感から買い直しの機運が高まりそうです。その流れが出るまで、もう少しの辛抱でしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
NEC(6701)は続伸。引き続き総合電機系の株価の戻りがしっかりする中で、同社も戻りを試す展開。結果、日経平均などと同様に、4/4、6/20、7/5の高値を結ぶ上値抵抗線を抜いてきました。75日線も上値にありますが、これまで特に抵抗線として機能していませんから、問題ないと思います。
そして前回同じく注目としたシャープ(6753)は、昨日日経で主要事業の売却を検討と報じられ、一段と悪材料出尽くした感が鮮明に。そして後場に鴻海が出資比率を9.9%から20%程度に引き上げと伝わると急騰。これでだいぶ需給も好転してきたのではないかと思います。とりあえずこちらの方が上に大きな窓も開いていますし、目先は強そうです。
任天堂(7974)は続伸。為替の円安転換で、底堅い動きが継続しています。それでもまだ需給バランスが悪く、上値の重い展開が続きそう。大証メインの銘柄は東証1部の上昇に遅れて上昇してきますから、多少のタイムラグはやむを得ません。
ただ有利子負債が0で、赤字も四半期ベースでは減少していることから、早期黒字転換も十分可能な位置に付けています。なのに1年で株価が半分以下になる売られようはちょっと過剰。そろそろ反騰の芽が芽吹いてくる頃合いです。
マネックスG(8698)は続伸。地合の戻りの中で、金曜も業種別の上昇率で証券は4位と好調。前回懸念したチャート上の上値もあっさりクリアしてきました。市場の売買高が膨らまない中で本業ベースの回復はなかなか微妙ですが、それでも市場全体に明るさが戻ってきたことで、今が一番変化率の大きい頃合いとも言えそうです。
丸紅(8002)は続伸。足下で穀物の干ばつ被害はオーストラリアまでも襲っています。これで世界の穀倉地帯がアメリカ、ロシアに続いて、相当のっぴきならない状況になってきています。
ちなみにオーストラリアと日本の農家が持つ農地面積の比率は1500倍違うとのこと。つまり、オーストラリアの方が圧倒的に広大な面積を、1戸の農家が管理しないといけません。人数的にも、1人で100ha(=1000平方メートル)見ている計算になり、最も生産効率の良い国でもあります。
しかし効率が良いということは、こういう災害に見舞われた時の対応が一番弱いことの裏返しでもあります。しばらくはこの高止まりし続ける商品市況に、反落の材料はなかなか見出せないものと思われます。
一方で、足下では鉄スクラップ価格なども上昇してきており、原油価格もしっかり。商品市況全体にリスクオンの流れが出てきています。
そうなれば恩恵を受けるのは資源全般に取り扱う商社株。また配当利回りの高さからも、特に今商社株を売るべき理由がありません。
同社も足下では上放れの動きが出てきました。テクニカル的には一目均衡表の雲上限と遅行線が接すること、また7月戻り高値水準に接近してきたことなどから、一旦は上値の重さを意識する場面ではありますが、基本は上述のような割安感から上放れの動きは継続すると見ています。
ソフトクリエイト(3371)は続伸。こちらは非常に地味な動きですが、年初来高値に並びました。多分、世に株のブログ多しと言えども同社について言及するのはうちくらいなものですね。
金曜は同業のシステムインテグレータ(3826)が株式分割を材料にストップ高比例配分。それはそれとして、内需株売りの流れの中でもSCSK(9719)やCTC(4739)など、SI系が総じて強い動きを継続しています。
やはりこの辺り直近の業績が良かったので、素直に評価されている動きと見ます。同社も信用買い残の増加は気に掛かるものの、商いを増やしながら上放れつつある動き。日に日にチャート形状は良くなっていますから、このまま中間権利取りの動きが強まることを見込みます。
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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。