ローマ話のつづきです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140814.html
3日目。その日も朝食をホテルで済ませると、午前中は嫁母の希望で「蚤の市」に出かけます。ヨーロッパでは蚤の市が日本と違って規模も大きく、多くの露天が軒を連ねて大賑わいローマではポルタポルテーゼという蚤の市が特にメジャーです
そんなわけで地下鉄でホテル直下のレップブリカ駅からまず隣のテルミニ駅へ、そこで乗り継いでピラミデ駅へと向かいますローマの地下鉄はA線とB線の2路線しかなく、交差するテルミニ駅での乗り換えのみという非常に単純明快な構造。
ローマの地下鉄は薄暗く、やはりスリが多いということで厳重に注意が必要ですもっと日本の地下鉄のように照明を多く付けてくれれば犯罪も少しは減ると思うんですけどねともあれ券売機で切符を買います
ちなみにローマの地下鉄の自販機はお釣りが出ないとのこと運が良ければ出てくるみたいですが、基本出ないことを前提に購入する必要があるそうですなんてアバウトなのでピッタリ小銭を用意するか、有人の窓口で購入しなければなりません。駅近くのキオスクでも乗車券を売っているので、そういうところで購入するという手もあります。一回どこまで乗っても(75分間)1.5ユーロが基本で、その他1day乗車券や3days乗車券などもあります
地下鉄の改札は自動ですが、日本のように切符を入れて改札をくぐってから取る・・・のではなく、入れたところでまたすぐ出てくるので、取ってから改札をくぐる必要があります。それを日本の感覚で通ってしまうと、改札が閉じてしまって切符を取りに戻れなくなりますそのトラップ(?)に引っかかってしまい、次の乗客に取ってもらいました
そして地下鉄乗り場まで降りていきますが・・・一段と薄暗さが増しますなんかちょっと怖いです犯罪がどうこう言うよりも、超常現象的な怖さがありますよ
そんなことを思いながら電車を待っていると地下鉄(A線)がホームに滑り込んできましたただやけにカラフルな車体ですと言うのは、ローマの地下鉄は非常にアーティスティックに落書きされているので、これもまたアンダーグラウンド感を満載にしてくれます
↓また人のサイトより。ローマの落書き
http://itsfantast.exblog.jp/10154594
ただ電車に乗ってしまえば案外普通です自転車ごと乗り入れていたり、ヒゲがサンタクロース並に尋常じゃなく伸びているおじさんが座っていた以外は特に問題ありませんでした
次のテルミニ駅でB線に乗り換え。B線は主に観光地を通るタイプの電車ですし、外を走る割合の多い地下鉄のなので(?)電車はまともでしたそしてB線で揺られること10数分、やがて電車は目的地のピラミデ駅に到着しました。(つづく)