シンガポール話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20141026.html
↓マリーナベイサンズのロビー
翌日朝食は一階にあるバイキングで食べますお約束ですが、朝は食べられるだけ食べてお腹一杯にして、昼や夜のご飯を浮かすいつものセコイ作戦でも結局、朝が色々なものを遠慮無く食べられますから、一番充実しています
その日はまずシンガポール観光のオプショナルツアーを半日入れていましたざっとシンガポールを回ってまずは見知らぬ土地に慣れてしまいます
集合場所であるマリーナベイサンズの地下ロビーで待っていると、ガイドの現地中国系のおばちゃんが迎えにきてくれました。他のホテルに泊まっている日本人観光客20人弱と一緒に回るようです。
そのおばちゃんに「まずパスポートナンバーを教えてください」と言われたので、財布の中に常備していたパスポートのコピーを手渡したら「いやー、あなた賢いネ」と何故か何度も大絶賛されましたいやー、それほどでも皆さんも褒められたかったらパスポートはそのものを持ち歩かずにコピーして財布の中に入れておきましょうそんなわけでおだてられて気分が良くなったところで、用意されたバスに乗り込んでいざ出発です
まず最初に向かったのはシンガポール発祥の地ともされる「ラッフルズ卿上陸地点」。実は私の部屋からも見えるほど至近距離でもあるのですが、マリーナ湾の対岸にあるため湾を大きく迂回しないといけませんから、バスでも15分くらいかかります
ラッフルズ卿はイギリス人で本名「トーマス・スタンフォード・ラッフルズ」。だからと言って機関車トーマスでも聞いたことがあるような響きですが、全く関係ございません
彼が東インド会社の副総督として初めて「シンガプーラ」に上陸したのが1819年。そこからイギリスの植民地としてシンガポールの近代史は始まりました。その後1942年に日本に占領され、45年の終戦後は再度イギリスの軍政下に。更にその後63年にマレーシアと共にマレーシア連邦を形成しましたが、65年に分離独立。そんな紆余曲折を経てようやく今のシンガポール共和国となりました
というわけで「実は15年がシンガポール50歳記念の年だから、またシンガポールに来てね」と早速次の売り込みをかけるガイドさん。まだ来たばっかりやっちゅーに来年は色々と記念イベントを行う予定なのだそうです
ともあれ、ラッフルズさんが最初に足を踏み入れた記念の場所ということで、真っ白なラッフルズさんの像が格好良く腕組みをして立っています。が、あまりにも白いので、何かお笑いの罰ゲーム的なもので小麦粉まみれになった芸人みたいな印象を受けたのは私だけでしょうかちなみに近くに黒ラッフルズさんも居たらしいのですが、我々はスルーしてきました
↓シンガポール川
↓昔の国会議事堂とのこと
ところで、やや太めの日本人女性がやたら我々に向けて「こっち向いて」などと言いながらパシャパシャ写真を撮っていますどうも後で販売する目的らしいのですが、一人で来ている私はそんなこと言われてもなんか気恥ずかしく全て苦笑いで引きつった笑顔だったので、最終的には一枚も買いませんでしたまあ今のご時世スマホで自画撮りできますしね
あと、何故かラッフルズ像付近に蛇使いのおじさんも居て「ヘビと一緒に記念写真を撮らないか?」と奨めてきますどうも縁起物だからっぽいですが、何でこんなところにきてヘビと一緒に写真を撮らにゃーいかんのか疑問を抱きながらも次の目的地マーライオンに向かいます(つづく)