そんなこんなで何とか倶利伽羅峠に到着した我々は、車を停めて桜を愛でに公園へと移動します駐車場は満車で、大勢の人が「八重桜まつり」に集まってきていました
が、駐車場からまだもう少し登らないといけませんしかもその階段が45度の傾斜のように思える急角度で(実際には25度くらいだと思うのですが)、段数も数え切れないくらい多く、かなり大変ですそして振り返ると、断崖絶壁にいるような錯覚を覚えるほどの高さで、高所恐怖症の私にとってはかなりヒヤヒヤものちょっとでもふらっと貧血で後ろに倒れようものなら、鎌田行進曲の階段落ちばりに大変なことになりますよ
なので後ろを振り返らないようにしっかり登ると、辺りは桜の木が一面広がっていました当時満開ではなかったのですが、だいぶ良い感じにはなっていました
春だから・・・というわけではないですが、音楽を大音量で流しながら歩く不思議な衣装のおっさんが居たり、何らかのキャラのコスプレをした人がいたりと、多種多様の人種のるつぼ(?)な空間でもありましたそんな彼らを横目に見ながら、我々は桜並木の下を散歩します
↓倶利伽藍峠の戦いに出てきた火牛の計
ここはそもそも倶利伽藍不動寺を中心として出来た公園成田不動尊(千葉県)、大山不動尊(神奈川県)に並んで日本三大不動尊の一つとして知られており、約1300年の歴史があるのだとかそもそもこの倶利伽藍という名前が「剣に黒い龍の巻きついた不動尊像」という意味のインドのサンスクリット語に由来するのだそうですよ確かに何か強そうな名前ですよねあの弘法大師が彫った不動明王が本尊として安置されているそうです
↓巨大な剣のモニュメント
不動明王と聞くと強いイメージがありますが、私の場合それはかつてタイトーが出したファミコンのゲーム「不動明王伝」のイメージがあるからですねというわけで巨大な剣のモニュメントが印象的なお寺でした
我々が行った時にはもう夕方近い時間だったこともあって、読経の時間なども終わっていたようで、外観を見るだけ。お寺の境内には色々な地元の出店があって、餅や野菜などを売っていたので、めぼしいものを買って帰りましたちなみにここでお参りすると結構株が上がったりするので、個人的にこの辺りを通る時にはちょっと立ち寄ってお参りしたりしています皆さんも宜しかったらどうぞ